俳句添削道場(投句と批評)

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浮かびては消ゆる湯玉や九月尽

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

七月尽は止まれの標識、八月尽は瘡蓋ということで九月尽も詠んでみました。
しりとり俳句で、「浮かんでは消える島影秋の潮」というなおじいさんの名句が生まれる傍で生まれていた句をこちらで。

みなさんご意見をよろしくお願いします。

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「浮かびては消ゆる湯玉や九月尽」の批評

回答者 ささゆみ

げばげばさん、お久しぶりです。
拙句のコメントありがとうございました。
確かに色の説明になっていたかもです。最初に浮かんだ「秋晴れや正に地球の色なれば」も似たようなのがいっぱいありそうだったのでやめてました。
御句、鑑賞いたしました。
湯玉は沸騰し始めの様子に思えます。ボコボコに煮たったら情緒が無くなるような気がしますしね。私からも主婦俳句を一つ。
「鍋かけて湯玉見瞑る九月尽」失礼しました。
またご意見お願いいたします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「浮かびては消ゆる湯玉や九月尽」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

湯玉は普通に湯玉だとしたら、「浮かびては消ゆる」の八音使っての説明が是か非か?というと、やはり「浮かんで消えない湯玉があったら~~」のいつものフレーズを思い浮かべてしまいますね。
例えば詩の流れで「浮かぶ」「消える」のどちらかだけ強調する、というのはアリだとは思います。

・知らぬ間に消ゆる湯玉や九月尽
・九月尽浮かぶ湯玉を見てました

取り合わせ句で「季語以外の部分だけ」を見た時の「詩の量」の塩梅は難しいですね。

点数: 2

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「浮かびては消ゆる湯玉や九月尽」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

流れ星の句にコメントありがとうございます。
空から降ってくる怖いものは確かにアンゴルモア的ですね。
念頭に置いていたのは、燃え尽きる星から今際の際を連想して「くだん」のようなものでした。
当時は幻想に偏りすぎるのと飛び道具的テーマで個性を出そうとするのは良くないと思っていたので(今は開き直り気味)投稿しなかったのですが、皆様に悪くないと言っていただくと途端にこっちにすれば良かった!と思ってしまう…。
現金な、というか自選ができてない証拠ですね。
ポストは今日見たら4句中2句ひっそり載ってました。
当時1番気に入っていた句はやはり今見るとおかしなところが多く選外に。
句作もそうですが見る目を養わねばと思うこの頃。
そして兼題「花野」難しかったですね〜( ;∀;)
「蓑虫」はまだとっつきやすそうかな?お互い良い句が生まれることを願って。

「九月尽」来ましたね。
イサク様のフェンスといい、自らテーマを作ってその縛りの中で詠むの真似できないなあ。
「八月尽」の句を念頭に置いているのもあり、これもやはり自身の句作がテーマの句のように読めました。
素晴らしいアイディアが浮かんだと思えば消えていく、掴もうとしても届かないという産みの苦しみの句なのだと。
イサク様の指摘は成る程と思ったのですが、そう考えると「浮かんでは消える」のが大事なのかなと思ったのですがどうでしょう。
でも省略して「それを見ている主体」の存在を強調する描写を入れるのも良い気がしますね。
十七音の縛りの中でこんなに表現があるんですよね〜自分の句はほとんど衝動で作っているのであんまり感じないのですが、沢山勉強している人の句やコメントを見るとつくづく思います。

点数: 2

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「浮かびては消ゆる湯玉や九月尽」の批評

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

僕はこの「浮かびては消ゆる」アリ派です。湯玉の性質を説明しているに過ぎない措辞ですが、浮かぶ湯玉、消える湯玉を長い時間かけてじっと眺めている、そんな語り手の姿が見えてきます。

点数: 2

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「浮かびては消ゆる湯玉や九月尽」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

「湯玉」って私初めて聞いて調べてたんですけど、皆様普通に使ってらっしゃった?ほんと自分の語彙力…。
沸騰したときにボコボコ出てくる泡、でいいんですよね?「浮かびては消ゆる」って儚いイメージなんですが、沸騰のボコボコってものすごくエネルギーを感じるのは私だけ?知世さんがおっしゃるように句作をテーマとしているなら、アイディア湧きまくりじゃないですか!
と思いましたが、そういう句ではないんですよね…。もっとしっとり、しんみりした句なんですよね。
げばげばさんと私の感覚の違い?
いや私の鑑賞力のなさか…。
皆様のコメントを読んで勉強します!

「秋の空…」の添削ありがとうございました。
「小窓より」だと小窓から水放って何してるの?ってほんとおっしゃるとおりです(笑)ホースの水撒きをイメージしていただけてよかったです。
げばげばさんの打ち水の句、見てきました。いい!同じ水撒きでも全然違いますね。げばげばさんの句ってかんじがします!
打ち水瞑想も気になりました。なんかいいなあ。毎日を丁寧に生きてるかんじがしますね。すてき。

点数: 2

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「浮かびては消ゆる湯玉や九月尽」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
このたび、ご自身のコメントに私の駄句を紹介してくださり有難うございます。もしかして私、しりとりで先に入ってしまいましたか?すみませんでした。
私の句は船に乗っている景ですが、げばさんの句は、なりは似ていますが意味は全然違いますね。
「湯玉」って、「村のかじや」の最初に出てきますが、よくわからずに歌っていました。お湯が煮え立つ時に出る泡のことですね。
季語が「九月尽」なので、おそらく色々なことがあったこの1ヶ月をしみじみ思い返しているのだろうなぁ、と思っていました。
そして皆さんのコメントを拝読。なんだか皆さん、コメントの内容が濃い!私、ちょっと昨日から仕事の関係で落ち込んでいまして、ついていけませんでした。

もしげばさんの句意が、俳句のネタがどんどん湧き上がってくるということなら、すごいと思います。でもげばさんは浮かんだネタを俳句にしているから、「消ゆる」ではないですね。

点数: 1

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