「地図帳にフェンスはなくて秋の空」の批評
回答者 お七
玉入れの句に二度のコメントありがとうございました。
御句に対するなおじいさんの読みに共感しました。想像が膨らむステキな句ですね。フェンスを超えて秋の空に飛び出したいというのが、今のわたしの気持ちです。
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作者 イサク 投稿日
回答者 お七
玉入れの句に二度のコメントありがとうございました。
御句に対するなおじいさんの読みに共感しました。想像が膨らむステキな句ですね。フェンスを超えて秋の空に飛び出したいというのが、今のわたしの気持ちです。
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回答者 はや
あ、フェンス来た!と思ってコメント欄を見たら「フェンスの人」扱いへの突っ込みだった(笑)フェンスをこんなにもいろいろな角度から詠むことができるってすごいですね。この句もかっこよくて好きです。
「地図帳にフェンスはなくて」であれっと思いました。地図って国境や県境が線引きされているもの、「人が勝手に境目を決めたもの」の象徴として使われることが多いのではと思っていたので。「フェンスがない」=「線引きがない」地図とは…?
地図帳の中では少ないページの「地形」そのものを表したページを見ているのかなと思いました。山脈だったり平野だったり高原だったり、人が決めた境は全く関係ないですもんね。世界を地球規模で上から見ているイメージです。
もしこの解釈が合ってるなら、「地図帳」じゃなくて「地球儀」がいい気がしました。まあ地球儀も、地形だけのものもあれば国境がしっかり引かれているものもありますけど…。地球規模で見るなら地球儀がいいかなと。
全然見当違いでしたらすみません。
次のフェンス作品も楽しみにしています。
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回答者 なおじい
こんにちは。イサク様、いつもお世話になってます。
拙句「銀杏」二句、コメント有難うございました。勉強になること大です。
御句、「フェンスの人」、すごいですね。二字しりとりの同じ二字縛りといい、これといい、余裕を感じます。
御句を拝読して思いましたのは、「地図の上ならフェンスがないから外国でもどこにでも行けるのに、現実の世界では至るところにフェンスがあるから、それこそ隣の家にすら行けない。いや、一番越えられないフェンスは心の中にあるのかもー」
というような句意かと思いました。
違っていたらすみません。
しかしこの解釈、自分では気に入っております(笑)。
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも的確なコメントありがとうございます。
塔婆の句コメントありがとうございます。
そうですよね、兼題「秋の空」なので、べた付きで鳥と空だったのですが、やはり取り合わせとしては季語変更かもですね。
確かに鰯雲ならいけそうなのはなぜだろう。
秋の空<天高し<鰯雲 同じ空を詠んでもいけそうな気がします。
実景は慰霊塔の上から飛び立ったわけですが、塔婆と「と」の調べで遊んでみようとやりすぎて、墓好きのよし造さんから指摘されちゃうところが詰め甘いですし。
さて、御句。フェンスの人だなんて、そんな異名をつけるつもりはなかったのですが、ちょうどフェンス句真っ只中にこのサイトにきたので(^▽^)/
フェンスはなくて、というのが面白いですねー。
拙句では、アドバルーンなき、と言って、実際の何もない秋の空を詠んだわけですが、本句は、「フェンスはなくて」と否定に詠んでおいて、実際はフェンス越しの秋の空を見てるってのが面白いなあ、俳句的な詩的な感じがしますね。地図には載ってないこのフェンスを目の前にして、秋の空を見てるのでしょうか。何を思うのでしょか。なおじいさんの読みが興味深かったです(^▽^)/
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回答者 よし造
拙句・・いろいろと提案句を出していただきありがとうございました。やはり無理でしょうか。季語だからというのがよく分かりませんが、考えて見ます。
御句・・作者にとってフェンスがよほど「遮るもの」というイメージが強いのでしょう。助詞はにも表れているわけですし。と解釈すれば素直に良い句と思います。
ただ、私には結界となるような意味を持つフェンスは基地ぐらいしか浮かんできません。
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回答者 秋沙美 洋
こんにちは。
御句のフェンス、想像が深まるフェンスですね。アメリカとメキシコを隔てるフェンス、そして米軍基地のフェンス。
ただ上述した二つのフェンスは地図にガッツリと載るタイプのフェンスですので、一般的なフェンスなのでしょうね?
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回答者 長谷機械児
イサクさん、こんにちは。
御句について、鑑賞・感想だけ置いていきます。
げばげばさんの感想「実際はフェンス越しの秋の空を見てる」のもう一つ先。これは、道に迷った状態を詠んだのだろうと。
眼前にフェンスがある。というか、さしあたり人工の構造物はフェンスしか見えない。手元の地図帳(道路地図帳か住宅地図帳か)を見ても境界線を示す線は無数にあるが、どの境界線がフェンスかなんて情報はない。さて私は今どこにいるのだろう、右に行くべきか、左に行くべきか、どうしたものやら。茫洋と広がる秋の空を見上げる。
北脇昇の油彩画《クォ・ヴァディス》に描かれた画家の後ろ姿を想起しました(この絵にフェンスはありませんが)。
今後ともよろしくお願いします。
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回答者 よし造
再訪です。イサクさんの俳句の知識と分析の深さは尊重していますので、スルーなんてとんでもない。ということで私の考えを少し。
「OKですか」という意味が「禁じ手」を意味していないのならば、ご指摘とほとんど同意見です。ただ、私の方がこの「の」の働きに魅力を感じているだけだと思います。使いこなせないのですが、秋の空のような名詞句でも、例えば「北の国旅行く妻の秋の空」(駄句)のような表現は可能です。ちなみに「山梔子の実のつややかに妻の空」という句がヒットしました。
ご指摘受けるといろいろ考えて勉強になります。ありがとうございました。
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回答者 げばげば
再登場です。
九月尽コメントありがとうございます。
たしかに「浮かんではきえる」というのは湯玉そのものなので、もったいないですねー。「九月尽消える湯玉を見てました」としても、浮かぶはもちろん入ってるわけですしね。しりとりから投句までで練るべきでしたね。作句をやっていて、タネが浮かんでは消えたり、作句がうまくいったり失敗したり、湯玉を見てるようやなと思ったりして。でも、それって「湯玉」と「九月尽」だけでも言い得てるというか、残り8音は湯玉の説明といえますね。詩の量かー、勉強になります<(_ _)>
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回答者 はや
「秋の空…」の添削ありがとうございました。
人に注目しているから「放つ水」じゃなくて「水放つ」がいいのですね!語順を変えたら何が変わるのかがやっと分かりました(遅い)。
「秋の空」も「秋空の」に。確かに「空の遠くへ…」とつなげた方が流れがいいですね。「お題だから」と深く考えずに季語を使うの、またやってしまった…。成長してない…。
いつも丁寧に添削してくださり感謝しています。これからもがんばります。
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回答者 若草あやめ
イサクさん、こんばんは!
"狙ってる"と言われる句にまんまと(^^;素敵だな、と思った次第です。
地図から現実にぶわっと風景が広がりますね!
息子の句にアドバイスありがとうございます!
バレましたね(^^;
「離れたくないよぅ!という気持ちを何て言うの?」という問いに対して
「恋しい」という言葉を教えました。
ボキャブラリーを増やす意味でも、俳句を通して少しずつ背伸びした言葉を教えているところです。
色んな言葉を自分のものにしていってほしいなと思っています!
今後ともどうぞよろしくお願いします。
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
フェンスの人とはなんですかフェンスの人とは!?
そのままネタでいただきます。
ありきたり句の次は狙ってる感ある句