「アドバルーンなき月曜の秋の空」の批評
回答者 はや
添削した俳句: アドバルーンなき月曜の秋の空
さすがだなあ…。私なら普通にそのままアドバルーンで詠んでしまいそうですが、「アドバルーンがなくなった空」を詠むとは。
これはきっと「月曜」に意味があるのに違いない。「月」と「空」かな?と思ったり。
日曜まで何かのイベントをやっていて、月曜からは通常に戻った、というぽっかりと穴の空いたような気持ちなのでしょうか。アドバルーンなき空を見上げているのは、イベントの実施者側なのかもしれませんね。無事に終わったなあ、という安堵感とともに見上げる空。そう思うと「や」で切るとしっくりする気がします。
それにしても「ないことを詠む」ってほんとすごいなと思います。それがげばげばさんの持ち味なのでしょうね。いつも楽しみにしています。
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