俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の41ページ目

「初秋刀魚一尾ちびちびつつきをり」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 初秋刀魚一尾ちびちびつつきをり

いつもお世話になっております。
秋刀魚難しいですね〜。
「吾」入れてみたりもしたんですが結局誰かと誰かのほのぼの会話という印象は覆らずでもう投げてしまいました。
やはり前提に無理があるのか構成をかなり見直さなきゃですね。

こちらは「ちびちびつつき」の音が気持ち良いですね。
でも食べ方としては良くない…ちびちびたべたら美味しくないでしょう。
高級魚ってほどかしら?とそこはあまり共感できなかったのでどなたかのコメントにあったように日本酒のアテにしてるのかな?とイメージしました。
 
初秋刀魚三口で食へり頭から
私はこんな感じです。丸ごと食べた方が食べ応えありますよ。
俳句からすっかり離れてしまいました。
秋刀魚って美味しい焼き魚のイメージ強すぎて俳句にするの難し過ぎませんか?

点数: 1

「青銀の大身穂のごと新秋刀魚」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 青銀の大身穂のごと新秋刀魚

いつもお世話になっております。
秋刀魚の句にコメントありがとうございます。
正直自分でもほのぼの会話にしか見えないな〜と思いながら諦めて投句してしまいました。

「大身穂」という言葉初めて知りました。
やはり「刀」との距離が近過ぎてやや目新しさがないように思います。
でも確かに刀よりも秋刀魚らしいような?
さぞ新鮮でピカピカの秋刀魚なのだろうなというのは伝わってきますね。

点数: 1

「秋刀魚焼くにほひをまとふ余生かな」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 秋刀魚焼くにほひをまとふ余生かな

いつもお世話になっております。
秋刀魚の句にコメントありがとうございます。
前提に無理があったのかあまり上手くいかない句でしたが、鬼のことをあれこれ考えていただき嬉しいです^_^
無神論者(投句ではひっそり漢字間違えてます)どうして取り囲まれてるんでしょうねえ。
最初は「取り囲め」で攻撃的なイメージだったのですが、別に無神論者と対立してないしな〜とあんな感じに。
しりとりはどこで区切るのか、選句があるのか分かりませんが、一区切りついたら改めて読み返してみたいですね。
げば様サラリと投稿されてる句がいい感じで流れてしまうのは勿体無い。

こちらのは私にも似た親族がいるので味わい深く鑑賞させていただきました。
「余生」の語もなんですが、秋刀魚焼くって何故か郷愁というか切なさを内包していて、句からもそうした寂しい印象を受けました。
でもそれだけではあるまいと思ってしまうのは食事の持つ生のイメージと、高齢女性は大方強かなものであるという勝手なイメージのせいでしょうか。
これがおじさんの句だったら、というかコメントを読まなければ、まさに秋の憂!というわびさび句として鑑賞したと思います。

秋刀魚焼く今憂ひなき余生かな
そんなちょっと明るい余生をイメージして。
でも「にほひをまとふ」削っちゃダメだな〜。

点数: 1

「銀髪をまとめ白フリルでサンマ」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 銀髪をまとめ白フリルでサンマ

こんにちは。
私がずぼらだからでしょうか、「エプロンをつけて秋刀魚を焼く」この描写だけできちんとした可愛らしい人の姿が(これが男性でも)思い浮かびます。
肉親であるということが分かるとその人を見ている目線の温かさがより伝わるので「祖母」は入れたほうが良い気がします。
そこから自ずと白髪頭が想起されるかと思いますので特に思い入れがなければ「銀髪をまとめ」こちらは省いても良いかなと。
「でサンマ」やや唐突な感があるので、やはり持つなり焼くなり食べるなりしたほうが、あるいは冒頭に「初秋刀魚」とかが分かりやすいかなと思うのですがどうでしょうか。
「秋刀魚の似合う」でも良いのですがそれだと秋刀魚がそこにいなくてもいいんですよね〜。

秋刀魚焼く祖母やフリルのエプロンで
上記を踏まえて使ってみましたが、あんましですね。
祖母と秋刀魚とフリルエプロン、まだ少し要素が多いのかもしれません。

点数: 0

「岩陰のぎぎよわが家で鳴きませふ」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 岩陰のぎぎよわが家で鳴きませふ

こんにちは。
私はこういうのとても好きです。(知ってたかもですが)
擬人化とも違うんですよね、動物を対等に見ている感覚。
ぎぎにあまり馴染みがなくて、本物のぎぎも俳句におけるぎぎもどういう位置付けなのかピンとこないのがコメントしづらい理由ではないでしょうか。
ぎぎがないている、それをどう捉えて良いかわからないという。
もしぎぎの声=寂しいものであるという共通認識があるのなら家に誘うのもよくわかります。
今私はそれがわからないので、「いやぎぎも望んで岩陰で鳴いているのでは?いやでも…」となってしまって…この句を鑑賞するにはちょっとまだ勉強不足でした…無念(ー ー;)
あと「しませう」という言い方が馴染み深いのですが「しませふ」が正しい文法なんでしょうか。
文法については私はまったく自信がないのですが…。

点数: 1

知世さんの俳句添削依頼

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吾子のまた病得しこと夏の草

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致死量の歓声浴びて運動会

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妻であり母である人秋刀魚焼く

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投稿日時:

おおかみのまつりのすみのひとのほね

回答数 : 2

投稿日時:

栞とす色葉男色大鏡

回答数 : 6

投稿日時:

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要望:厳しくしてください

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