俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

銀髪をまとめ白フリルでサンマ

作者 青猫  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

俳句初心者です。初めて投句させて頂きます。
白髪交じりの祖母が、白いエプロンを着てサンマを焼くのか、食べるのか、買いに行くのか・・・とにかく祖母にはサンマが良く似合っていました。
それを詠んでみたのですが・・・ご指導頂けましたら幸いです。宜しくお願い致します。

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「銀髪をまとめ白フリルでサンマ」の批評

回答者 長谷機械児

青猫さん、はじめまして。

御句、拝読しました。

私は、初読時に、コメントの句意とはまったく違うイメージを見ていた、という感想を措いておきます。

まず「銀髪」です(格好いいです。金髪同様に、欧米人の髪に憧れを持つ人もいるでしょう)。その髪をまとめる仕草があります。そして、続いて出てくるのが「フリル」です。頭部にフリルはないと思うので、髪をまとめている(そしてその後には「サンマ」を取る)手に、手首にフリルがある姿を思いました。「銀髪」で「フリル」の手首…今の日本で、この描写で連想できる姿といえば、ロリータファッションです。たとえば秋葉原のメイド喫茶です。

メイド喫茶のアルバイトなのか、コスプレイヤーなのか、そんな格好の若い娘が、割と庶民的な秋刀魚を買っていたり…というイメージでした。コメントを見る限り、全く違っていましたが。

この句の中で選ばれている単語が洒落ていて(「銀髪」、「フリル」)、カタカナが多いことが些か先端的な感じを与え、句意とは違う方向に読者の連想が持って行かれます。一つ一つの単語は、普通の、ありふれた、直接的な言葉を選ぶのがよいだろうと思います。

今後ともよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「銀髪をまとめ白フリルでサンマ」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

初めまして!俳句仲間が増えるととても嬉しい限りです。

添削サイトということで、私含め、提示された句に課題があれば厳しく指摘を入れちゃいますが、そう言う見方や考え方があるのかと一旦受け止めて、次の作句にチャレンジしてください。

人物像をイメージし、その人物と秋刀魚を取り合わせようとしたことは良いと思います。ですが、色々問題があります。

■人物を描写しすぎている割にあやふや
上五中七でさらに下五にまでかかって人物の風貌を描写をしている割に、お年を召された女性ということはわかるもののその様子や何をしているのかがはっきりしないです。読者に託すというのは、自分の言いたいことが明確に描写されてその周辺を託すのは良いですが、女性の格好と秋刀魚だけ置かれてもふわふわしすぎています。

■「で」の使い方
「で」という助詞は、〜(という状態)で、という散文的な説明が強くなります。俳句は韻文の調べを作ることが基本となりますので、「で」は要注意です。これを使ってうまく言っている句もありますがそれはとてもうまく使っているから。

■「サンマ」の表記
俳句では、動物(魚も含む)・植物は、基本的には漢字表記が基本です。漢字でない場合は、その効果を求められます。その効果を自分で意図して使う場合を除いて漢字が良いでしょう。この句では、カタカナで表記することで、季語がさらに脇役になってただのそういう魚として扱われているので逆に損をしています。

■白フリル
フリルのチョイスはどうでしょう。エプロンならエプロンの方がわかりやすいです。可愛いおばあちゃんと読めなくもないですが、ちょっと痛い感じの人かな?という誤読も受けかねないのと、フリルのひらひらのイメージが強すぎてそっちに句のしょうてんが引っ張られるような。

■季語が動く
季語が動くというのは、季語を別のものに変えたところで、その句の伝えたい詩が変わらない状態です。この句は、最初の通り年配の女性の姿を描写がメインで白フリルに楽しげな様子を託されたような形になっているので、「サンマ」がただの付け足しです。(ご本人としては、祖母がサンマが似合うってイメージが強くあるので自分だけにはサンマとの必然性があるのでしょうけど、句として提示された時に、既記の理由なので表現されていません。)

サンマが好きな(読者には伝わらない)おばあちゃん(元気で若々しいおばあちゃんでありそうなことはかろうじて伝わる)を、色々伝えるためには17音では到底無理ですが、あるワンシーン・状況に焦点を当て丁寧に描写することで、色々な想像を喚起させることはできます。

ということで、17音という短い形式の中で、何を伝えたいかを再考してもう一度投句してみてください。(この句では、何を一番言いたいか読み取れないため、添削が厳しくて。。)

点数: 0

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「銀髪をまとめ白フリルでサンマ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめまして。げばげばと申します。

御句、銀髪と来て、白フリルでかわいらしいおばあさまが今から秋刀魚に向かうのねという感じの光景が浮かびました。よごれるのに白フリル来てるおしゃれなおばあちゃんなのかな。好きな秋刀魚に臨戦態勢でいこうと、髪をまとめてる感じがしますねー。下五も「で」がちょっと説明っぽい感じがするので、

銀髪束ね白フリルの(に)秋刀魚食ふ

上六にあふれましたが、白フリルが秋刀魚食う感じになりました。いかがでしょうか(*'▽')

ぜひ他の方の句やそのコメントものぞいてみて下さい。きっと勉強になると思います。そして、他の方の句にも感想をぜひ寄せてみて下さい。返事がてら自分の句のコメントももらえると思います!

点数: 0

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「銀髪をまとめ白フリルでサンマ」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

青猫さん、こんにちは。初めまして。御句の感想と提案句を置かせていただきます。

普通は初めての方には優しく接するのですが、「厳しくしてください」とのことですからそうさせていただきます。

御句、まず、何がいいたいのかまるでわかりませんね。ご自分でこの句を読んで、一般の方に何が伝わるか考えてみてください。

銀髪をまとめ白フリルでサンバ

ならわかりますよ。すごく。ある意味、いい句です。
しかしサンマですよね、サンマ。

では問題点を考えていきましょう。とは言っても、すでに他の方々が詳しく説明してくださっていますね。私の言うことは重複するかもしれませんが、それだけ強く思っているということです。

まず、「銀髪をまとめ」これはいい出だしですね。
「白フリル」。これが微妙。「白エプロン」ならわかりますが、白フリルだと、どこに?何が?何の目的で?となる。「白フリルで銀髪をまとめ」の倒置法ではないですよね?次に「白フリルでサンマ」。これはもう、丸投げというか、投げ出したとしか言いようがないですね。
一体何が言いたいのか、白フリルでサンマをどうしようというのか?と思いご自身のコメントを読むと、「白いエプロンを着て、サンマを焼くのか、食べるのか、買いに行くのか…とにかく祖母にはサンマがよく似合ってました。それを詠んでみました」と。まるでわかりません。ご自身でもわかっていないのでは、人には伝わりませんよ。
例えば、これで、「白エプロンでサンマを焼く姿を詠みました。」というのなら、添削のしようもありますが「とにかくサンマが似合っていた」とはどういうこと?となります。
あまり文句ばかり言っていてもよくないので、建設的な方向に向かいましょう。
ここは好意的に解釈して、すなわちサンマの季語の力を借りて、「庶民的な気取らない、しかし芯のしっかりとした、しみじみとした味わいのある」人物であった、その祖母を詠んだということにしましょう。

銀髪の祖母に秋刀魚のよく似合ふ

他の方々のご意見もご参考ににして、また色々ご投句ください。

「厳しくしてください」というご要望でしたのでそうしましたが、失礼の段お許しください。しかし、
銀髪をまとめ白フリルでサンバ
これ、いいですよ!(笑)

点数: 0

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「銀髪をまとめ白フリルでサンマ」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
私がずぼらだからでしょうか、「エプロンをつけて秋刀魚を焼く」この描写だけできちんとした可愛らしい人の姿が(これが男性でも)思い浮かびます。
肉親であるということが分かるとその人を見ている目線の温かさがより伝わるので「祖母」は入れたほうが良い気がします。
そこから自ずと白髪頭が想起されるかと思いますので特に思い入れがなければ「銀髪をまとめ」こちらは省いても良いかなと。
「でサンマ」やや唐突な感があるので、やはり持つなり焼くなり食べるなりしたほうが、あるいは冒頭に「初秋刀魚」とかが分かりやすいかなと思うのですがどうでしょうか。
「秋刀魚の似合う」でも良いのですがそれだと秋刀魚がそこにいなくてもいいんですよね〜。

秋刀魚焼く祖母やフリルのエプロンで
上記を踏まえて使ってみましたが、あんましですね。
祖母と秋刀魚とフリルエプロン、まだ少し要素が多いのかもしれません。

点数: 0

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秋刀魚食べる祖母をにやにや眺めをり

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。はじめまして。

初心者さんでしょうか?

他の方のコメントが懇切丁寧なので、私は少しだけにします。
俳句では遠回しに伝えた方がいいのかな?という感じで「銀髪」「白フリル」としたと察しています。
ところが、単語レペルでは「はっきり言わないと伝わらない」ですし、単語ごとに遠回しに言うのは、十七音ではとても足りません。

なので、御句の場合は「祖母」「エプロン」を堂々と使った方がいいですね。
言葉の取捨選択や、季語「秋刀魚」の扱いについては、他の方が詳しく述べています。

・秋刀魚食べる祖母をにやにや眺めをり

上の提案句は祖母を見る自分を描写してみた一例です。
単語ごととは逆に「俳句全体の答えははっきり言わない方がいい」と思います。
この句の答えは「自分は祖母と秋刀魚がよく似合うと思っている」ですね。これを言ってしまうと、俳句ではなく「ただの報告文章」になりますので。

少しと言いつつ長くなりました。

点数: 0

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添削対象の句『銀髪をまとめ白フリルでサンマ』 作者: 青猫
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