俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の39ページ目

「バナジウム入り炭酸水よく冷やす」の批評

回答者 知世

添削した俳句: バナジウム入り炭酸水よく冷やす

いつもお世話になっております。
蜻蛉の句は本当仰る通りで「日本を秋津島って言うんですよ〜それって蜻蛉由来なんですよ〜知ってました??」ってだけの句ですね。
もう少しボロクソ言われるかと思ってましたが皆さん優しくて助かりました。
「AI」の句は中枢にある何がしか(ぼんやり)=全能の神、Siriちゃんや検索エンジン達が神託を受けるデルフォイの巫女、というイメージでした。
ビッグブラザーに支配される世界、白いツナギを着て番号で管理人々…猿のようにネット依存する今既にそれは始まっている…みたいなことを書きたかったんですが、あんまり電波垂れ流すの申し訳なくて控えめになってしまいました。
妄想はもりもり膨らむのですがそれを上手く句にして人に伝えてが難しいですね。

こちらの句は「炭酸水よく冷やす」の軽やかさが良いな、「バナジウム」はよく思いついたな、というくらいだったんですが。
だんだん「ちょっと怪しい健康アイテムを丁寧に冷やして飲んでいる人」が味わい深く思えてきました。
それが俳句になっていると言うのがまた面白い。
大真面目な人やものごとを見た時にふとよぎる切なさみたいなもの、芥川の「芋粥」の読後感のような。
もしかして良い句なのではないでしょうか。

点数: 0

人造の神のみまへにカンナおく

回答者 知世

添削した俳句: 俳句二字しりとりゲーム実施中

36句目 前句:悲鳴聞いたやうな気のする八月尽

過去句一覧で見られたらいいな〜と思うのですがシステム的に難しいかな。
次は「おく」。

点数: 1

「新しき瘡蓋を剥ぐ八月尽」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 新しき瘡蓋を剥ぐ八月尽

いつもお世話になっております。
「AI」はまたディストピア妄想が止まらなくなり句にしたのですが推敲不足でしたね。
飽き足らずにしりとりにまで「人造の神」登場させてしまいました。
しりとりの句お褒めいただき嬉しいです〜。
にしてもげば様の縛りの中で良句連発、どんなパスも受けて返す俳筋力には驚かされます。
コーランの句が好みですが、やはり「がはがは」すごい。
「ん」は無理では?とコメントしようと思ったのですがまさかの啄木、しかも「停車場の春」美しい。素晴らしいです。

俳句の上では秋ですが実感としては夏の終わりの色が濃い「八月尽」とヒリヒリ血が滲むできたばかりの瘡蓋、ぴたりと合いますね。
理屈をつけることもできそうですがこれこそ肌で感じる取り合わせの妙ではないでしょうか。
熟した瘡蓋は秋ですよね。剥がすのは秋興。

点数: 1

「老猫のあだ名を呼べば秋うらら」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 老猫のあだ名を呼べば秋うらら

いつもお世話になっております。
しりとり句はじめ何だか褒めていただき嬉しい(((o(*゚▽゚*)o)))
「置きどころ」なるほど私は幽霊大好きなんですけど、一歩引いた気持ちがあるのがこんなところに出ているのか、見抜かれているのかとドキッとしました。
「歌垣」のご提案はイメージしていることを過不足なく表現できている素晴らしい物でした。
現代を生きる私が想像だけで上代の風景を詠んでもどこか白々しいものにならないかと不安でしたが、美しい空を想像していただけたならなによりです。
いつもコメント参考になります。ありがとうございます。

こちらの句、私はだんぜん「呼べば」を推します。
皆さんまるで老猫のあだ名を呼ぶことと秋が麗かであることが無関係であるかのようにコメントされていますが、どう考えても両者は関係してますよね。
老猫のあだ名の優しい響き、振り返る猫ちゃんのやる気のない声、見送る人近所のたちの微笑みでまた一つ秋の空気は澄み空は高くなっていくのだ、そうに違いないと私は思うし、そして卓鐘様も同じことを感じたのだと確信しています。

点数: 1

無量光ちちよと鳴きし鬼の子へ

回答者 知世

添削した俳句: 俳句二字しりとりゲーム実施中

55句目 前句: 干草にまろぶ序でのひと眠り

枕草子好き。
次は「しに」。

点数: 1

知世さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

吾子のまた病得しこと夏の草

回答数 : 5

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妻であり母である人秋刀魚焼く

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栞とす色葉男色大鏡

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投稿日時:

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