「老猫のあだ名を呼べば秋うらら」の批評
回答者 まほろば
卓鐘様。お忙しい中をお時間を割いて下さり、また暖かで的確なコメントを大変ありがとうございました。御礼遅れて申し訳ありません。とても嬉しくコメントを頂きました。
すごくもったいなく、ありがたく好意的な受け取り方をして頂き、我が家の豚児たち(拙句 笑)ももって瞑すすべきと思います。その前に豚親の私が瞑さないといけません。実際は日本人のくせに豚(とん)でもないガイコツ人ではありますけれど、、
動物供養塔の句は実は医科大学病院の職場の片隅に、実験動物の供養塔がささやかに立っていまして、そこに数輪咲いていました。日頃、館内のゴミを集めてゴミ置き場に運びますが、モルモット、ネズミたちの死臭が漂う事も多々で、それやこれや思い合わせました。でも、卓鐘様の受け取り方をして頂ければ、豚児も種転換して翡翠にもなれそうです。ありがとうございます。
プードルのちゃんちゃんこは、打ち明けると実は暑い昼下がりで、ですので卓鐘様の第一印象のまんまでした。もちろん飼い主の婦人の愛情ですが、ありがた迷惑なプードル君のぼやきを諧謔してみました。
黄金虫は子供の頃、けっこう黒い姿で室内に踊り込んで来て散々暴れ回りましたが、捕まえて「投げ打つ闇の」とか「鬼は外」
とか叫びながら、外に投げ打ちました。最近は他の多くの虫たちと同様に姿を表さなくなり、ネオニコチドの影響だな〜と憮然•憤然でしたけれど、ここ二、三年また、味わいある緑色でちょっと小ぶりになって、時折り姿を見せてくれます。歩いていたら首筋に何か止まったので慌てて払ったら、懐かしい彼/彼女が地上に降りていました。思わずそっとつまんでも、昔のように手足(手はないか)をうごめかすこともなくじっとしています。その素直さ穏やかさ、自然に任せた姿が心に染みました。黄金虫の爪の垢でも煎じなければと、道の真ん中に降りていた彼/彼女を近くの花壇に止まらせた次第です。
(あ〜💦でも、こういうのも説明になってしまっているでしょうか。プレバトの面白おかしい、ご本人たちの制作の説明を聞いていると、ついつい自分も詳しく、と思ってしまいますが私はその辺をはき違えているかもしれませんね、、)
でも、せっかくですから「蝉」の句についても聞いて下さい。鳴き尽くしてアスファルトに寝そべっている蝉がもう一度チャレンジしている姿に不肖自分自身を重ねました。鳴き尽くせていないのですが、、
私の投稿二句はかなり拙速だったな、と今反省しています。当サイトを見かけて衝動でつい推敲不十分なままスタートしてしまいました。もっとも普段も推敲は足りていませんが。
再反省ですが、「小病に〜」は普段から漢語で安直に済ましている癖が出てしまいました。「しょうびょうにじごうをさとされて〜」、、うーん💦、俳句になりにくいですね。皆様におっしゃっていただいて、ようやく気がつきました。
「大西日」も表現が伝わだていない、それ以前に問題満載だったんだなと気がつきました。
少しずつまた、無理せずに歩一歩俳句に親しんで行きたいと思います。
ありがとうございました。
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近所の野良猫になぜか名前がついてます。