俳句添削道場(投句と批評)

知世さんの添削最新の投稿順の42ページ目

「味見だけもう一口と新秋刀魚」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 味見だけもう一口と新秋刀魚

こんにちは。
なおじい様のおっしゃる通り、可愛い〜けどそれだけじゃない子供の句いつも楽しみにしております。
「枝豆を歩かせて」とかほとんど暇を持て余した神々の遊び…それを自然にやっちゃうのが子供という存在なんですねえ。
上記の枝豆の句は皆さまおっしゃる通り主語を子供に限定しないで読んでも面白い句だったのですが、こちらは子供の句であると句の中で明示した方が良いかなと思いました。
最初「焼き魚を味見するかな?」と気になってしまって、コメントを読んでなるほどお子さんのエピソードか!と納得したので。
味見の子食ひ尽くしたる新秋刀魚
コメント欄のこちらの句が良いなと思いました。
私も「説明的」未だに良く分かってないのですが、詩的な広がりがないのが「説明的」なのかな?と思っています。
こちらは書かれていないはや様=親の心情が想像でき、説明的という印象はありませんでした。

点数: 2

「駐在の夢に出てくる焼秋刀魚」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 駐在の夢に出てくる焼秋刀魚

いつもお世話になっております。
秋刀魚の句にコメントありがとうございます。
やはり夫婦の会話と読めてしまいますよね。
使った本人ですらそう見えるよなーと思いつつ諦めて投句してしまいました。
秋刀魚が食べたくなってもらえるのであればもうコメントなしで夫婦の句として読んでもらう方が良いかもですねえ。

私もこちらの句を読み違えてまして、最初お巡りさんの句だと思っておりました。
藤子不二雄とか赤塚不二夫の漫画みたいなコミカルな駐在さんがせんべい布団で秋刀魚の夢を見ている…。
なんだかノスタルジックで良い句だなと。
そしたらまさかの海外駐在の句でしたね。
「駐在」ときたらそちらの方が一般的なのでしょうか。
夢は季語が弱くなるいうのは皆様のご指摘の通りなのかと思いますが、秋刀魚の夢を見て俳句にまでしてしまうのってとても秋っぽいと思うんですけどね。
いずれにせよ夢にまで、といういじらしさ私は好きでした。

点数: 1

「すすき梅雨米寿の母の髪をすき」の批評

回答者 知世

添削した俳句: すすき梅雨米寿の母の髪をすき

こんにちは。
良い句だなと思ったのでコメントさせていただきます。
「すすき梅雨」私も初めて知ったのですが、老母の髪をとかすイメージにピッタリですね。
個人的に「すき」よりも「とく」や「とかす」の方が好きです。
「すすき」と「すき」で韻を踏んでる感じになると語感よく読める気がするのですが、それがこちらの句には余計なことのように思えたので。
スルスル読むより立ち止まるような表現の方が似合う気がします。

点数: 1

鬼門よりしづしづと出笑ひ茸

回答者 知世

添削した俳句: 俳句二字しりとりゲーム実施中

90句目 前句: 汀に溶けて銀波眩しかろう月も

もう少し捻りたかったけどせっかくの鬼門チャンス逃したくない。
ついに90句目ですがやはり100句で区切りですか卓鐘さん。
次は「たけ」。

点数: 0

「噦りするエコーの吾子や稲光」の批評

回答者 知世

添削した俳句: 噦りするエコーの吾子や稲光

こんにちは。
「五人囃子の笛の右」良いですね!
5人のうちなんか右の方の奴らが争ってるな〜、なのか末席(五人囃子でもやはり左が偉いのでしょうか)は嫌だと争っているのかどっちだろう。

こちらも良い句ですね。
「エコーの吾子」という語順であれば「病気?」「タバコ?」という勘違いはなさそうですが、おそらく当事者以外にとってはエコー写真自体がピンとこないものなのか。
経験者であればおそらく「噦」と「エコー」で他に何を思い浮かべるの?むしろ「吾子」は省いても良いんじゃと思えるくらいなのではないでしょうか。
あと俳句における「の」が良くも悪くも万能すぎるんですよね〜…。
子を妊娠中は私も衝撃の連続で、時に地球そのものを孕んでいるかのような不思議な気持ちになりました。
「稲光」の豊穣のイメージ、鮮烈な驚きや畏怖のイメージはそうした心持ちによく似合う気がします。
単純に小さな小さなしゃっくりとドーンと稲光、という対比のイメージでしたらまた見当違い深読みごめんなさい。
なんとなく「エコーの吾子の噦」という順番が収まり良く感じたのでイサク様の添削句がしっくり来ました。

点数: 1

知世さんの俳句添削依頼

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致死量の歓声浴びて運動会

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妻であり母である人秋刀魚焼く

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おおかみのまつりのすみのひとのほね

回答数 : 2

投稿日時:

栞とす色葉男色大鏡

回答数 : 6

投稿日時:

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のち餅によだれ流して蓬摘む

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作者名 よね 回答数 : 1

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炎天や吾の影折れて石段に

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