俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

噦りするエコーの吾子や稲光

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今の光景ではありませんが😏
稲妻と孕むは近い感じがしつつも。
しゃっくりするエコー赤ちゃんはすでに一人の人間としてそこにいて。

みなさんご意見をよろしくお願いします。

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「噦りするエコーの吾子や稲光」の批評

回答者 74

こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
旅の句といえば私というよりは、かの松尾芭蕉ではないでしょうか(笑)

立町の仮設商店街の句への評価と施設の検索ありがとうございます。仮設商店街がほぼ検索すると3.11復興施設がヒットするので(今は人吉市もありますね)、ピンと来なくても調べて貰えたら分かるし他にも知ってもらえるかな〜という狙いを体現して貰えて嬉しいです。
季語の選択は悩ましいですが、当時の自分の体感そのままを選べたなと皆さんのコメントから認識し直せました。

御句拝読しました。
うちの子はエコーのときだけ物静かタイプだったなぁなどと微笑ましくなりました。
噦りで さくり と読むのですね。勉強になりました。
中七の最後を「や」にすることでいよいよ大きくなってきたお腹の中の我が子よと感慨深い気持ちなのかなと読み取れました。でもそう読み取ると季語の稲光の瞬間の感慨とは少し離れますかね?しゃっくりをしているとわかるほど大きくなっている胎児…稲光…ちょっと不思議ですね。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「噦りするエコーの吾子や稲光」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

げばげばさん、「秋刀魚の目」句の感想ありがとうございます。

御句について。

・よし造さんと同じく「エコーの吾子」に引っかかりました。内臓系の病気疑いでエコー検査を控えている子がしゃくりあげて嫌がっているとか、あるいは先日投句のあった「ハイライト」句を踏まえてタバコの銘柄俳句でも始められたか(すると、この「吾子」は結構な年齢で、初めてタバコを咥えたら大いにむせてしゃっくりし始めたなどという珍妙な情景に…)とか。
・胎児のことを、素直に「胎児」と読むよし造さんの提案には賛成ですが、そうなると季語「稲光」が気になります。胎児と稲光を並べ置いた視覚イメージは、ホラーでしょう(江戸川乱歩や夢野久作が描きそうな廃墟じみた病院の景色…)。

季語は変えた方がよいのではないかなと思いつつ…。

 しゃっくりする胎児いとしや秋の空

これは、よし造さんの提案句上五中七に、ごく無難な季語をつけたもの。
現代の病院の検査室内に居るときに、季語の事物を見聞きするなんてことは先ずないでしょうから、季語の扱いが観念的になるのは仕方がないのかなとも思います。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

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「噦りするエコーの吾子や稲光」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

エコーで赤ちゃんのしゃっくりが見られたんですか⁉︎なんて貴重な!
後期になるとしゃっくりは胎動として感じますが、エコーなんて月に数回の健診のほんの数分ですもんね。すごいタイミング!
妊娠・出産、私もいつか詠んでみたいです。ただ妊娠・出産の経験って本当に人それぞれだから、俳句で共感を得るのはなかなか難しそうだなあとも思っています。何人産んだとしても、みんな知ってるのは自分のことだけなので。でも自分の大切な経験として、俳句に残したいし、それが読み手に伝わったら嬉しいですよね。
私もいつか挑戦してみます!

「窓の下…」の添削ありがとうございました。
朝の窓、いいですねー。清々しさが追加されますね。
季語が長くてあれこれ入れようとしてもうまくできず、地味なかんじになってしまいました。リズムもいろいろ考えて作れるようになりたいなと思います。
いつもあたたかいコメントありがとうございます!

点数: 2

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稲光エコーの吾子の噦りあぐ

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

音成分なしもしくは不問の「稲光」で置きましたか・・・

御句、冒頭の「噦りする」「エコーの」で句の種明かしがほぼ終了しちゃってませんか?という気がします。
そして窓もなさそうなエコー装置のある診察室で「稲光」は、取り合わせとしてあまり相性がよくないように思います。
近さは特に感じませんでした。

「稲光」に何を託したかったのか読み切れなかった(普通は、不穏、衝撃、瞬間的な美しさ(特に視覚)、などでしょうか)ので提案句ではそのまま使います。

点数: 1

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しゃっくりする胎児いとしやいなびかり

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句・・優しいコメントありがとうございました。回想句は批判もありますが、欠くことのできない感動の一つですから私はよく作っています。
御句・・一読ひっかかったのがエコー。病気?でコメント見てほっとしました。稲光の季語は意味的にもエコーという機械にも、受精にも響いていると思います。問題は、観念上の季語ということですが、いいのでは。
掲句は、メロメロな気持ちと、赤ちゃんだからひらがな表記を使いました。添削ではありません。

点数: 1

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「噦りするエコーの吾子や稲光」の批評

回答者 すかんぽ

句の評価:
★★★★★

いつもゲバゲバさんのコメント勉強させていただいてます。
最初、御句拝見させていただいた時、びっくりしました。そんなに、お若かったのかと。
ですが納得しました。
この句に、自然に笑みがこぼれました。そう言う時代もありました。
偉そうに言わせていただくなら、稲光に違和感を覚えました。
エコーを稲光に見立てられたのですか?
この笑みが続くような季語があったらいいなーと。

点数: 1

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君の見せるエコー画像や稲光

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。謝罪メインの再登場です。

名前間違いの件は大変失礼いたしました。寝なおそう・・・

この句、気づきませんでしたがたしかに「エコー」をタバコに誤読すると、自分の息子が外でタバコを吸っているところに「稲光」で事件性を見せる風景ですね・・・

私へのコメントの「出ての稲光」ということで、結果的に時間経過を詠んでしまった失敗だったと理解しました。

季語「稲光」とエコー写真で違うシーンの提案句を・・・季語「稲光」の力で、読解に句の受け手の性格が表れますね。喜び?戸惑い?それとも・・・?

点数: 1

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「噦りするエコーの吾子や稲光」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
「五人囃子の笛の右」良いですね!
5人のうちなんか右の方の奴らが争ってるな〜、なのか末席(五人囃子でもやはり左が偉いのでしょうか)は嫌だと争っているのかどっちだろう。

こちらも良い句ですね。
「エコーの吾子」という語順であれば「病気?」「タバコ?」という勘違いはなさそうですが、おそらく当事者以外にとってはエコー写真自体がピンとこないものなのか。
経験者であればおそらく「噦」と「エコー」で他に何を思い浮かべるの?むしろ「吾子」は省いても良いんじゃと思えるくらいなのではないでしょうか。
あと俳句における「の」が良くも悪くも万能すぎるんですよね〜…。
子を妊娠中は私も衝撃の連続で、時に地球そのものを孕んでいるかのような不思議な気持ちになりました。
「稲光」の豊穣のイメージ、鮮烈な驚きや畏怖のイメージはそうした心持ちによく似合う気がします。
単純に小さな小さなしゃっくりとドーンと稲光、という対比のイメージでしたらまた見当違い深読みごめんなさい。
なんとなく「エコーの吾子の噦」という順番が収まり良く感じたのでイサク様の添削句がしっくり来ました。

点数: 1

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脈打てるエコーの胎児稲光

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

悩ましい句(悪い意味じゃない)ですね。取り合わせいつ本勝負

[いいと思ったところ]
・稲光は稲妻の傍題(なんかネット界隈では「子季語」なんて言葉が目立ちますが、本来そんな言葉はないような。。)で、実りの秋の豊作を思わせる季語なので、出産や妊婦とは相性が良いですね。(あまり近いとは考えない)
・また、稲光は稲妻よりさらに光のイメージがあるのでそこに映し出されたエコー写真ともひびきあいはあると思います。

[悩ましい点]
・稲光は音(夏の季語の「雷」)とは違って一瞬の視覚情報がメインの季語ですから、それがどこに写っているのがわからないシチュエーションであること
・また、一瞬の光の季語なので、「しゃっくり」ではとてもとても稲光の一瞬からは時間が長すぎること。
・稲光によって、エコー画像が光ったならわかるのですが、そういう句になっていないのと、しゃくりではその一瞬で判断できない。(一瞬がしゃっくりのことだという比喩かもしれないがそうとも読みづらい)
・「噦りする」どうも散文的な響き(これを韻文に持ってくるのは難題)
・エコー写真の赤ちゃんを吾子の呼ぶのに戸惑いを感じる。これは僕だけの感覚的な問題の可能性が大。得体の知れない奇妙な生物の写真に我が子!という感慨を持つのが感情が入りすぎている気がする。特に、神秘を言いたいのであれば、そこに親としての感慨を前面に出そうとするより、一歩引いた描写の方が似合うのではないか。そういう意味ではしゃっくりも気持ちが出過ぎてる気が。。

点数: 1

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稲妻やエコーに映る子の噦り

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

げばげばさん、「かくれんぼ」句の感想ありがとうございます。

御句について。再登場させていただいて、提案句措いていきます。

・「稲光」はあえて“光”と強調せずとも「稲妻」でよいのではないか(稲妻でも視覚イメージ先行の季語らしいですし)。
・「噦りする」を名詞にする。

ただ、この提案句は下六。「しゃっくり」について、「しゃくり」からの変化と国語辞典に記載があるものの、「しゃくり」としての項立ては見つからず。古語では「さくり」という読みがあるものの、そこまで古風にする必要性は感じない(「嚔」(くさめ)みたいに、現代生活では使わないが、俳句・短歌ではあり、というならそれでも良いでしょうが)。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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添削対象の句『噦りするエコーの吾子や稲光』 作者: げばげば
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