なおさんの添削最新の投稿順の961ページ目
「美人画の団扇微かに揺れにけり」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 美人画の団扇微かに揺れにけり
こま爺さん、こんにちは。
御句拝読しました。
絵に描かれたものや写真では季語としての力は弱いとか、そもそも認められないとか聞いたことがあります(不確かですみません)。
それからすると御句はどうなのかというところですが、私は面白いと思いました。
私はこの美人画は、額縁に入っていて壁にガチっと固定されているようなものではなく、掛け軸のようなものか、あるいは壁掛けカレンダーくらいのものかと思いました。
その絵が、吹いてきた風にふっとそよいだのです。その時に作者は、まるで絵の中の美人が、持っている団扇で作者をあおいでくれたような気がしたのです。
いや、美人は自分をあおいだだけかもしれない。いずれにしても作者はその時に、言いようのない清涼感を覚えたのです。
私は、こういう季語の扱いもあっていいと思いました。このままいただきます。
点数: 1
「沢の音に耳を澄まして蛍かな」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 沢の音に耳を澄まして蛍かな
もんなさん、こんにちは。
御句拝読しました。いつも素敵な句を有難うございます。
御句、私はちょっと違う視点からコメントさせていただきます。
もんなさん、上五の読みがなは 「さわのねに」ですか?それとも一音字余りにして「さわのおとに」ですか?
「音」を「おと」と読ませるか「ね」と読ませるかは決まりがあります。ただその決まりの境界線がはっきりしていないところが悩ましいです。
もうご存知であれば申し訳ありません、自分の整理のために置かせてください。
「おと」はとにかく音全般。比較的大きな音。「ね」は優しげ、情緒的な、割と静かな気持ちのいい音。代表例が虫の鳴き声、笛の音。
滝は音(おと)のようです。ゴーゴーとすごいですから。では「沢」は?ですが、これがなんとも言えないのです。沢は場所により表情を変えますからね。
長くなってきましたのでまとめに入りますが、もんなさんはおそらく上記のようなことはおわかりの上でお詠みだと思いますのでそれで全然いいと思います。
私にとっては、この沢の音が豪快でも繊細でも、どちらでも良い鑑賞ができますから!
お騒がせしました。
点数: 2
「氷河期を朝日の溶かすめく雲海」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 氷河期を朝日の溶かすめく雲海
卓鐘さん、こんにちは。
コメント拝読して驚きました!これは事実ですか?だとすると最近ですか?しばらくお休みなさっていたのはこの海外生活のせいですか?帰国がホントつい最近だとすると、最後の数週間は現地から道場に投稿なさっていたのですか?
なんだかすごいなぁ。他の句選でも、たまに海外の方からのご投稿がありますが、皆さんその土地ならではの風俗や名所などを詠み込んだり、異国での暮らしぶりを入れたりして興味深いです。
さて御句ですが、私は長い海外生活から久しぶりに日本へ戻ってきて、飛行機の窓から見る朝日と雲海に、疲れた心が氷解していくさまをお詠みだと思いました。
私ごとですが、私も若い頃は単身で何ヶ月も海外暮らしをしており、帰りの飛行機では、いやそれこそ家に帰る電車で見慣れたネオンや看板が見えはじめると胸が熱くなったことを思い出しました!
点数: 1
「副社長どんと構えて泥鰌鍋」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 副社長どんと構えて泥鰌鍋
感じさん、こんにちは。
今日は申し訳ありませんが、御句のことではなく、おかえさきさんに対するコメントのことでご連絡させていただきました。
おかえさんのお尋ねの「困ったちゃん」のことです。横から失礼しますが、この件は私も絡んでいるので恐れ入ります。
感じさんは、たまに「『信号機を押してください』という表示がでることがあり、その場合は2回送ることになる」とおっしゃっていますね。
私も「オートバイを」、とか「階段を」とか出ることがあります。
その場合は、言われたものが入っているマスを全部押してチェックマークを付けて「確認」を押せば、「私はロボットではありません」に緑色のレ点がつき、送信できるようになると思いますが。二回送らなくても大丈夫だと思います。
的外れなことを言っているかもしれませんが、これで感じさんのお悩みの解決になり、お手間が減るようなら幸いです。
点数: 1
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