「祭果つ砂にまみれた蛸焼きよ」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 祭果つ砂にまみれた蛸焼きよ
感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。お祭りの後の虚しさが漂いますね。
感じさんは「果つ」で季語が終わった句をお詠みとのこと、そもそも私は不勉強のためそこに疑問を覚えました。季語は、その盛りではなくても、その時を詠むものではないのかと思っていたものですから。しかしこれは、過去の名句を見ていましたら、祭りの後を詠んだものがありましたので理解しました。失礼しました。
次に、「果てる」が「果つ」と古語になっているので、「まみれた」は「まみれし」としてはどうかと思いました。
・祭果つ砂にまみれし蛸焼きよ
ただ、最後の「蛸焼きよ」の「よ」がどうも個人的にしっくり来なくて、何か他にご提案できないものかと考えました。その結果、
・祭果つ蛸焼き砂にまみれをり
というのが浮かびましたので置かせていただきます。
色々申し上げてすみません、どうぞよろしくお願いします。
点数: 2