俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1628ページ目

「日々追われ残花ばかりの春日山」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 日々追われ残花ばかりの春日山

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。桜の季節は短いですから、そういうことも仕方ないですよ。

御句、先にめいさんから出ていますが、「日々追われ」が説明になっていますね。桜をゆっくり鑑賞できない理由の説明です。
ここにピッタリの五音は、「気がつけば」だろうかと思いますが、これまた芸がない。なぜなら、気がついたから俳句に詠んでいるのですから。

あと、残花、これが季語だと思いますが、残花だけでよくて、「ばかり」はいらないと思います。

また、春日山ですが、春の日ということで置かれていますか?
ここは、好みの問題もありますが、特定の桜の名所のようなことではなく、普段の通勤経路のような措辞のほうが効果があるように思います。

ごめんなさい、提案句を出したいのですが、ちょっと約束の時刻になってしまいました!
これで失礼します。また後で訪問するかもしれません。すみません!

点数: 1

「微睡みて胡蝶の夢となりにけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 微睡みて胡蝶の夢となりにけり

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「関税」にコメント有難うございました。
時事ネタというとすぐに詩情がなくなるとか、川柳にしたらと言われますが、あらちゃんさんのように捉えていただけたら嬉しいです。
有難うございます。

御句はこのままいただきます。
よろしくお願いします。

点数: 1

「後ろ髪引かるる様に散る桜」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 後ろ髪引かるる様に散る桜

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。私も同感ですよ。おそらく、皆さんも同感なのではと思います。
ただ、その感情は、季語が全て語っています。散る桜、という季語は、何かやり残したような、このままでいいのだろうか、私はやるべきことをやったのだろうか?という、言葉にならないような気持ちを代弁する季語です。いつか見に行こうとか思っているうちに、盛りが過ぎて散っていく、そういう哀れさ、儚さを含んだ季語です。

ですから、御句の上五中七は、下五の季語の説明です。

もっと、季語から一旦離れて、全く関係ないような十二音を考えて、それに「散る桜」をくっつけてみてはいかがですか?

よろしくお願いします。

点数: 1

「待ち人の姿かき消す花吹雪」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 待ち人の姿かき消す花吹雪

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。私は待ち合わせの時は、好きな人を待つという幸せな時間を大切にしたいと思い、早めに行きますよ。でもなかなか来ないと心配になったり、スマホの時代に連絡もないとイライラしたり、複雑ですね。

御句、慈雨さんがいいコメントなさっているので、かぶるところもありますがご容赦くださいね。

慈雨さんもおっしゃっていますが、「待つ人の姿かき消す」は、東野さんとしては、「花吹雪のせいで相手がどこから来るのかわからない」という意味と思いますが、読み手としては、「待っている人の背中が、花吹雪にだんだんかき消されていく」という風に取れます。そうすると、文脈的に変ですよね?まだ来ていないのにかき消されていく?

この点では、
・去る人の姿かき消す花吹雪
ならわかりますけど、句意が全然違いますよね。

ところで、花吹雪という季語は、桜の花びらが吹雪のように舞う様を表していますよね。
ではもともとの「吹雪」って?雪が強風にあおられて、それこそ前も見えない状況です。
花吹雪は、前が見えないほどではないかもしれませんが、ある程度は、少し先を見えなくするという意味が含まれていると思うのですよ。
そうなりますと、御句は、「かき消す」が重複していると言えるのではないかと思うのです。

・待つ人の姿はいずこ花吹雪

このような感じであれば、見えないとかかき消すとか言ってないのでなんとかなると思います。

俳句では、自然の景色や日常の出来事を描写しますと、読み手がそれなりに作者の感情を推しはかってくれますよ。一緒にやってみましょう!

点数: 1

「春惜しむ机の傷をなぞりけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春惜しむ机の傷をなぞりけり

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。いいですねー。
あ、でもご自宅の机ですか?私は卒業にあたって、学生さんが自席の机のことを語っているのかと思いました。どちらでも、詩情がありますけど。

御句、私は初読では、上五は「春惜しむ」よりも「春惜しみ」のほうがいいのではと思いました。春惜しむですと、机が春を惜しんでいるように読めないかと。
ただ、春惜しむで季語ですので、例句を調べましたところ、上五に春惜しむと置く例はたくさんありました。逆に、春惜しみ、は、ないことないですが少ないですね。春惜しむ、でいいですね。

それを知った上で、私は春惜しむを下五に持っていきたいです。

指なぞる机の傷や春惜しむ

原句がなぞりけりでしたので、上五を指なぞる、としましたが、今ひとつかなぁと。ですが、これで置かせてください。
よろしくお願いします。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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