「子供らのわき縋りけり今朝の蝶」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 子供らのわき縋りけり今朝の蝶
ゆきえさん、こんにちは。
御句拝読しました。いい光景の句ですね。
ちょっと固く感じるかもしれないことをお伝えします。
「子供」はすでに複数形で、そこに「ら」を付けてさらに複数のようにすることを疑問視する方がいるかもしれません。
ただ、「子供」はもはや単数扱いになっており、各種の文章に「子供が一人いる」などと書かれていて、私の好きな久保田早紀さんの「異邦人」の出だしも「♪子供たちが〜空に向かい〜」となっています。
ですから大丈夫かと思います(自分で言い出しておいて大丈夫なのか〜い!)。
別の意味で私は、めいさんもおっしゃっていますが、「子ら」をお勧めします。
その理由ですが、「縋りけり」が読めなかったので、他の言葉に言い換えられないかと思った、そのための音数の関係です。
・子らのわき飛び回りけり今朝の蝶
おそらく「縋る」にこだわりがあったと思いますが、自分が読めないからって勝手に変えてごめんなさい。
でも一応置かせてください。
よろしくお願いします。
点数: 1