俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1627ページ目

「子供らのわき縋りけり今朝の蝶」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 子供らのわき縋りけり今朝の蝶

ゆきえさん、こんにちは。
御句拝読しました。いい光景の句ですね。

ちょっと固く感じるかもしれないことをお伝えします。

「子供」はすでに複数形で、そこに「ら」を付けてさらに複数のようにすることを疑問視する方がいるかもしれません。

ただ、「子供」はもはや単数扱いになっており、各種の文章に「子供が一人いる」などと書かれていて、私の好きな久保田早紀さんの「異邦人」の出だしも「♪子供たちが〜空に向かい〜」となっています。
ですから大丈夫かと思います(自分で言い出しておいて大丈夫なのか〜い!)。

別の意味で私は、めいさんもおっしゃっていますが、「子ら」をお勧めします。
その理由ですが、「縋りけり」が読めなかったので、他の言葉に言い換えられないかと思った、そのための音数の関係です。

・子らのわき飛び回りけり今朝の蝶

おそらく「縋る」にこだわりがあったと思いますが、自分が読めないからって勝手に変えてごめんなさい。
でも一応置かせてください。
よろしくお願いします。

点数: 1

「子供らのわき縋りけり今朝の蝶」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 子供らのわき縋りけり今朝の蝶

ゆきえさん、こんにちは。
再訪です。
お礼返信、有難うございました!
子らのわき、で切れが入るのは問題ないと思います。「けり」だからと言って、一気に読み下すということはないと思います。
ただ、もしかして、「わき縋る」という言葉があるのだとしたら、切ってしまって申し訳ないです。

また、「縋る」を「飛び回る」で提案しましたのは、コメントにそのようにあるのに、「縋る(すがる)」では、くっついて離れないように思えたからです。

もしかして私がすごい思い違いをしているかもしれませんが、もし、「飛び回り」が普通っぽかったら、「縫い回り」などもありかと思います。「わきを縫う」感じで。
よろしくお願いします。

点数: 1

「子供らのわき縋りけり今朝の蝶」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 子供らのわき縋りけり今朝の蝶

ゆきえさん、こんにちは。
再々訪です。
拙句「関税」にコメント有難うございました。まさにトランプ騒動です。

さて御句について、何度も申し訳ありません。指導などさせていただくものではありませんが、再コメントさせていただきます。

まず切れについてですが、三段切れをご心配でしょうか?それはないと思います。三段切れは、流れの点もさることながら、意味的に切れてしまっていることを指すとのことです。その点、御句も提案句も、「子らのわきを飛ぶ今朝の蝶」と一連の流れがつながっていますので問題ないと思います。

ちなみに、私の提案句も「子らのわきを飛び回る」という文の「を」を省略した形です。

また、脇(わき)より傍(そば)のほうが良かったか?とのことですが、そう思いました。
実は、提案句は「そば」にしようかと迷いました。「わき」ですと、読みようによっては、「わきの下」と取られるかもしれないと思ったからです。
でも、あまり変えてしまうのも失礼だと思い、やめました。

ただ、縋る=すがるでは、すがりつくようであり、飛び回っているようではないとお伝えしました点について。
コメント中に挙げた「異邦人」は、そのあとまで続けると、「♪ただの通りすがり〜」という歌詞が出てくることを思い出しました。あっ、そうなると、御句の「すがり」も、すがりつくのすがりではなくて、通りすがりのすがりなのかと考えるようになりました。それであれば、「縋りけり」でもいいですね。失礼しました。
よろしくお願いします!

点数: 1

「枯木から木の芽き出す日和かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 枯木から木の芽き出す日和かな

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。まず、タイプミスと思いますが、中七は、「木の芽吹き出す」ですね?
そうだとしてコメントさせていただきます。

御句、季語が厄介です。枯木は冬の季語です。また、「木の芽」ですと、俳句では(私の手元の歳時記では)山椒の木の芽を指します。
一般に、木々の芽が吹き出すさまは、「木の芽時」という季語があります。これは「このめどき」と読みます。
御句は、この「木の芽時」という季語ひとつで語れます。生命力も。

とりあえずこの辺で失礼します。

点数: 2

「早咲きも遅咲きもみな桜かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 早咲きも遅咲きもみな桜かな

おかえさきこさん、こんにちは。
御句拝読しました。これはなかなか深いですねー。
ああ、そうですか、では済まされませんよ(笑)。

このままでもよろしいのですが、ただ一点、中七の「みな」、これは、

・早咲きも遅咲きもいて桜かな
・早咲きも遅咲きもある桜かな

とかも考えられると思いました。早咲きも遅咲きのどちらも尊重する意味が強くなるかと思ってのことです。でも原句もいいです。よろしくお願いします。

点数: 1

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