俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1511ページ目

「前籠の肉を持ち去る初烏」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 前籠の肉を持ち去る初烏

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。それは大変なことでしたねー。
私は昨年、妻と海岸へ行ってお昼を食べていたところ、妻が手に持っていたパンが一瞬にしてなくなりました!
二人ともあっけにとられて、何が起きたかわからなかったけど、鳥に取られたのでした。カラスではなかったです。
幸い、手にケガはなかったですが、ホントに一瞬の出来事でした。

ですから御句、わかりますよ。近所のスーパーは、カラスに注意の貼り紙があります。

さて御句、二点気になりました。一点目はイサクさんもおっしゃっていますが、「初烏」という季語です。初が付く季語は、概ね、おめでたい意味で使うようで、この場面では「寒鴉」がいいと思いました。
ちなみに、私はかつて、烏を鳥と読んだ苦い経験から(笑)、カラスは鴉と書くようにしています。

二点目は「持ち去る」です。持ち去るでも十分に、コノヤロウ的な気持ちはわかりますが、まだおとなしいかも。もっと酷いことをされたという意味で、

・前カゴの肉を横取り寒鴉

鳥だけに「横取り」、なんて意識してませんよ(笑)!

ただの肉ではないぞ!というのなら、

・前カゴの牛肉盗む寒鴉

よろしくお願いします!

点数: 1

「寒雷の後に蕾がぐんとのび」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 寒雷の後に蕾がぐんとのび

千秋さん、こんにちは。
返信したくてもできない状態、というのは、ご体調のためでしょうか?それであれば、も全然ご無理なさらぬようにしてくださいね。
ただ、もし、したくてもやり方がわからない、とかであれば、また聞いてください。

御句拝読しました。
一般的な感覚として、蕾が伸びる、とはあまり言わないのではと思いました。蕾は膨らむですよね。

・寒雷や庭の蕾の膨らみぬ

点数: 1

「卒業や体育館の屋根の傷」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 卒業や体育館の屋根の傷

いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。これから卒業のシーズンですね。旅立ちと別れの協奏曲、絵になりますね!

さて御句ですが、体育館の屋根の傷、というのが、ちょっと、あれ?と。
というのは、普通屋根というのは、上(空とか、とにかく高いところ)から見るもの、というか、高いところからでなくては見えないと思いました。そこに傷があるということは、私は、何か災害に関係しているのかと思いました。何かが飛んできてぶつかったとか。

そしてご自身のコメントを拝読。あ、天井のことですね?
それなら鑑賞が違ってきます!

私は、体育館の天井の傷がどのようにしてついたのか、また、作者がそれにどのように関わっているのかはわかりませんが、もう少し身近におろしてみて、舞台を教室にしてみました。

・卒業や教室の天井の傷

なんか、作者か友だちが悪さをしたのかな…とか、思いが広がります。

下五を少し変えて、

・卒業や教室の天井の染み

これはまた、別の感慨が起こるような気がしますがいかがでしょう?

舞台を勝手に変えてしまって申し訳ありません。よろしくお願いします。

点数: 1

「冬風や何を訴ふよろい戸で」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 冬風や何を訴ふよろい戸で

朝凪さん、こんにちは。
御句拝読しました。
これは私の個人的な感覚と思いますが、こういう考えの人もいると思って聞いてください。

冬の風が何かを訴えるようだったのですね?それがなんだか作者にもわかりませんでしたか?
そうなると、そこにいなかった読み手には余計わかりません。想像の域も超えています。
そこは、作者が、こんなふうに感じた、と詩人、俳人の心で詠んでみてはいかがでしょうか?

例えばですが、

・泣きやめとよろい戸叩く冬の風
・喧嘩すなシャッター叩く冬の風

こんな、訳のわからない勝手なコメントからでも、何かを感じ取っていただければ幸甚です。
よろしくお願いします。

点数: 0

「双六のやうに三寒四温かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 双六のやうに三寒四温かな

いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。三寒四温と双六を合わせたのはすごいと思います。
ただ、これが、「三寒四温とは、春に向かって3個進んで2つ戻る」という意味だと捉えられたら困りますね。だからこの段階でボツになさったのだと思います。

私はこれからバレンタインデーをまとめなくてはの段階ですので、春着も三寒四温も遠い先ですー!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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