「卒業や体育館の屋根の傷」の批評
回答者 なお
いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。これから卒業のシーズンですね。旅立ちと別れの協奏曲、絵になりますね!
さて御句ですが、体育館の屋根の傷、というのが、ちょっと、あれ?と。
というのは、普通屋根というのは、上(空とか、とにかく高いところ)から見るもの、というか、高いところからでなくては見えないと思いました。そこに傷があるということは、私は、何か災害に関係しているのかと思いました。何かが飛んできてぶつかったとか。
そしてご自身のコメントを拝読。あ、天井のことですね?
それなら鑑賞が違ってきます!
私は、体育館の天井の傷がどのようにしてついたのか、また、作者がそれにどのように関わっているのかはわかりませんが、もう少し身近におろしてみて、舞台を教室にしてみました。
・卒業や教室の天井の傷
なんか、作者か友だちが悪さをしたのかな…とか、思いが広がります。
下五を少し変えて、
・卒業や教室の天井の染み
これはまた、別の感慨が起こるような気がしますがいかがでしょう?
舞台を勝手に変えてしまって申し訳ありません。よろしくお願いします。
点数: 1
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某所没句、今日の写生句
卒業式の最中、涙をこらえて上を仰ぐと天井の傷がふと目に入り
あぁ、ここに来るのも最後なんだな、と感慨にふける
季違いですみません