俳句添削道場(投句と批評)

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卒業や体育館の屋根の傷

作者 いるか  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

某所没句、今日の写生句
卒業式の最中、涙をこらえて上を仰ぐと天井の傷がふと目に入り
あぁ、ここに来るのも最後なんだな、と感慨にふける

季違いですみません

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「卒業や体育館の屋根の傷」の批評

回答者 なお

いるかさん、こんにちは。
御句拝読しました。これから卒業のシーズンですね。旅立ちと別れの協奏曲、絵になりますね!

さて御句ですが、体育館の屋根の傷、というのが、ちょっと、あれ?と。
というのは、普通屋根というのは、上(空とか、とにかく高いところ)から見るもの、というか、高いところからでなくては見えないと思いました。そこに傷があるということは、私は、何か災害に関係しているのかと思いました。何かが飛んできてぶつかったとか。

そしてご自身のコメントを拝読。あ、天井のことですね?
それなら鑑賞が違ってきます!

私は、体育館の天井の傷がどのようにしてついたのか、また、作者がそれにどのように関わっているのかはわかりませんが、もう少し身近におろしてみて、舞台を教室にしてみました。

・卒業や教室の天井の傷

なんか、作者か友だちが悪さをしたのかな…とか、思いが広がります。

下五を少し変えて、

・卒業や教室の天井の染み

これはまた、別の感慨が起こるような気がしますがいかがでしょう?

舞台を勝手に変えてしまって申し訳ありません。よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「卒業や体育館の屋根の傷」の批評

回答者 siro

句の評価:
★★★★★

はじめまして!そろそろ、卒業シーズンですね!

御句、拝見しました。普段見慣れたものを卒業直前に改めて見て感慨にふける、という句意ですね。体育館の傷を描写することで、体育館の年季から卒業までの時間の重みがリンクして生き生きと伝わってきました。  

一応、自分の句も置いておきます。

「卒業やふと目を合わす下級生」

より句意を強調するなら、もっと普段から見慣れていてかつ卒業式に登場するものを考えたときに後輩が思い浮かびました。また、これなら卒業していく自分と後輩という過去と未来の対比もできるかな、と思いました。

点数: 1

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