俳句添削道場(投句と批評)

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前籠の肉を持ち去る初烏

作者 春の風花  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

商店街の駐輪場で見た光景です。
ビックリしました。
よろしくお願いいたします。

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「前籠の肉を持ち去る初烏」の批評

回答者 なお

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。それは大変なことでしたねー。
私は昨年、妻と海岸へ行ってお昼を食べていたところ、妻が手に持っていたパンが一瞬にしてなくなりました!
二人ともあっけにとられて、何が起きたかわからなかったけど、鳥に取られたのでした。カラスではなかったです。
幸い、手にケガはなかったですが、ホントに一瞬の出来事でした。

ですから御句、わかりますよ。近所のスーパーは、カラスに注意の貼り紙があります。

さて御句、二点気になりました。一点目はイサクさんもおっしゃっていますが、「初烏」という季語です。初が付く季語は、概ね、おめでたい意味で使うようで、この場面では「寒鴉」がいいと思いました。
ちなみに、私はかつて、烏を鳥と読んだ苦い経験から(笑)、カラスは鴉と書くようにしています。

二点目は「持ち去る」です。持ち去るでも十分に、コノヤロウ的な気持ちはわかりますが、まだおとなしいかも。もっと酷いことをされたという意味で、

・前カゴの肉を横取り寒鴉

鳥だけに「横取り」、なんて意識してませんよ(笑)!

ただの肉ではないぞ!というのなら、

・前カゴの牛肉盗む寒鴉

よろしくお願いします!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「前籠の肉を持ち去る初烏」の批評

回答者 いるか

句の評価:
★★★★★

春の風花さん、こんにちは

御句拝読しました
人が乗っている自転車の前かごを襲っていったんですか
それは確かにかなりびっくりしますね
怖くもあったでしょう、、、

さて本句、全体的に整っていますが少し驚きのインパクトが欲しいですね
 強襲の初からす肉奪い去り

うーん、景がだいぶぼんやりしちゃいましたね
失礼しました
今後ともよろしくお願いします

点数: 1

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「前籠の肉を持ち去る初烏」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

この句は「烏」という単語を使いたいために季語「初烏」を選んでしまっていますが、少なくともこの句は「寒烏」の方が合うでしょうね。

・前籠の肉を持ち去る寒烏

「寒烏」「冬烏」という季語ではなくわざわざ「初烏」という新年の季語を使うならば、新年の感慨が句に欲しいところです。
新年に初めて見た烏、という意味だけでは季語がもったいないです。

季語「初烏」は元日早朝の烏のことで、どちらかといえば烏にすら神聖性や清らかさを感じてしまうという季語なので、「いじきたない烏」には合わせにくいところです。

己が羽の文字もよめたり初烏/蕪村
門前にこの松ありて初鴉/みどり女

もっと季語や歳時記と友達になりましょう!

点数: 1

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「前籠の肉を持ち去る初烏」の批評

回答者 独楽爺

句の評価:
★★★★★

今晩は。

「持ち去る」は確かに情景ではありますが平易過ぎるのではないでしょうか。肉があって鴉と来ると持ち去るはほぼ想像の範囲なので驚きが感じられないです。

説明の域を出ないというと思います。

ズバリ答えてはなく「持ち去ったかもしれない、そうですね」と少し答えを匂わせる表現を工夫してみました。

"前籠の肉の薫りや寒鴉

要は答えは言わないでしょうか。よろしく。

点数: 1

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「前籠の肉を持ち去る初烏」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

春の風花さま。
前籠で自転車だって、すぐわかりました。
烏って、賢いですね。
人の顔も覚えているし。
どこに、食料があるかも知ってますもんね。
持ち去るで、いいと思いますが、もっと、素速さが欲しいところです。
●前籠の肉をスワっと初烏

オノマトペで、素速い、動きを表現してみましたが、どうでしょうか?🙇‍♀️🙏

点数: 0

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