俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1357ページ目

「輪踊りや少し前往く祖母の影」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 輪踊りや少し前往く祖母の影

豆柴さん、こんにちは。
再訪です。
後の方々のコメントで、お祖母様はもしかしたら故人かもしれないとの読みが。
トランス状態ということがよくわからなかったので、あまり意識しませんでしたが、夢中になってぐるぐる回っていると、亡くなったはずのお祖母様が…。それなら、「少し」も「影」もわかりますね。

私は、御句の「祖母」を、孫たちから見た私の妻を思いうかべましたので先の提案になりました。
でも、踊っているうちに見えてくるかもしれませんね。特に妻の母は踊りが好きでしたから。

点数: 0

「風渡り見渡す限り稲穂かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 風渡り見渡す限り稲穂かな

博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。情景描写の句ですね。
同じことを繰り返すようですが、稲穂という季語はほとんどの場合、広々とした一面の田んぼに稔ったものを言い、概ね風に吹かれて波のように揺れていると思います。
百人が百人そう思うとは限らないとは思いますが、御句はこのままですと、類想とか、季語の説明のように取られる可能性が高いのではと危惧します。

ではどうするか?
句に具体性、独自性を出してみてはいかがでしょう。例えば、風の種類や場所の特定とか。

・海からの風一面の稲穂かな
・風渡る津軽平野の稲穂かな

点数: 2

「肉詰めのつけたるとろみ月を待つ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 肉詰めのつけたるとろみ月を待つ

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。美味しそうですねー。ピーマンの肉詰めは好物です。竜子さんのほうではとろみをつけるのですね。我が家はソースかケチャップをかけるだけです。肉団子はとろみをつけますが。余談でした。

御句ですが、「つけたる」はなくてもいいのではと思いました。「とろみ」と言えば「つける」ものでしょう。それよりも、とろろ汁にヒントを得て、こんな風なのはいかがでしょうか。

・肉詰めのとろみとろとろ月を待つ

月を待っている間に目がとろとろ…とかけているわけではありません(笑)!

点数: 1

「鰯雲日比谷入江の大納言」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 鰯雲日比谷入江の大納言

卯筒さん、こんにちは。
御句拝読しました。初読では句意をとらえられず、コメントを拝読してわかりました。そうですか、家康の入府の日なのですね。
御句、名詞がつながっていますので、一旦切れを入れてはと思いました。上五「鰯雲」は五音の季語で、その後が切れてはいますが、リズム的に「や」を入れたいと思いました。そのため季語を「秋めく」にさせてください。

・秋めくや日比谷入江の大納言

あるいは鰯雲を残して、大納言を家康としてわかりやすく、

・家康の入府の日なり鰯雲

でも日比谷入江がない。

・家康や日比谷入江の鰯雲
・家康の入府日比谷の鰯雲

御句のおかげで日本史の記憶がよみがえりました。有難うございます!

点数: 2

「猫じやらし坊ちやん嬢ちやん遊ぼうよ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 猫じやらし坊ちやん嬢ちやん遊ぼうよ

馬場芳樹さん、こんにちは。
御句拝読しました。語りかける、良い意味で軽い感じの句ですね。

これはこれでいいと思います。ただ、俳句っぽくないと言う人たちもいそうな気がします。なぜなら、猫じゃらしがそんな風に思っているかは人間にはわからないからです。せめて、そんな風に思えるという、人間の気持ちを読み込めばいいと言われるような気がします。
そういうのに対抗するには、

・坊と嬢誘ふがごとく猫じゃらし

なんていうのを考えましたが、原句の一茶風の良さは消えたかも。

点数: 0

なおさんの俳句添削依頼

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投稿日時:

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