俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1355ページ目

「ススキノの男と似たり竹鶴忌」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ススキノの男と似たり竹鶴忌

卯筒さん、こんにちは。
御句拝読しました。これは面白い!目が覚めました!
初読では、ススキノの男というので、そういう世界のことを詠んだ句だと思いました。それでも、ウイスキーのマッサンとは響くので面白いなぁと思ってコメントを拝読。
そしたらなんと、あの例の大きなネオン看板のことですか!?
やられた。

ただ、もし、ご友人が似ているのであれば、それを入れ込むのもありかと思い、

・ススキノの顔持つ友や竹鶴忌

提案させていただきます。

点数: 0

「柳刃の研ぎそこそこにさあ夜長」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 柳刃の研ぎそこそこにさあ夜長

豆柴さん、こんにちは。
御句拝読しました。なかなか面白い句ですねー。
柳刃ということで、一般家庭ではなく料理屋さんのことかと想像できそうです。

下五の「さあ夜長」、そのお気持ちはとてもわかるのですが、「夜長かな」という詠嘆のほうが膨らみがあっていいのではと思いました。
どういうことかというと、「さあ」ですと、夜長の楽しみはこれからで、まだ始まっていないことを示すようです。
一方、「夜長かな」としますと、長い夜の、前も途中も終わった後でさえも含むと思いますので、想像の幅が広がるように思いました。

・柳刃の研ぎそこそこに夜長かな

点数: 1

「淋しさに寄り沿うごとく夜の野分」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 淋しさに寄り沿うごとく夜の野分

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。いつもながら佳い句をお詠みですね。
淋しい時に台風なんか来たら、淋しさに追い打ちをかけるようだというのが普通の感覚のようですが、その裏を見つめていますね。
台風はもちろん歓迎すべきことではないかもしれないけれど、なんか、いつもはバラバラの人たちに一体感が生まれるような気がする、とか。

ただ、先に「淋しさに」と言ってしまうよりも、「ああ、それは淋しいだろうなぁ」という措辞を置いて想像してもらうのはいかがでしょうか。

・一人の夜寄り添うごとく野分来る

下五は「来る野分」と迷いました。
もしかしたら全然解釈が違うかもしれません。その場合は、こちらに近づきつつある低気圧のせいだとご容赦ください。

点数: 3

「いつか来る閻魔大王天の川」の批評

回答者 なお

添削した俳句: いつか来る閻魔大王天の川

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。まあ、そんなことおっしゃらずに(笑)。

すごく四角四面のことを言わせていただきますね。
閻魔大王はわざわざ来ませんよ。地獄の底にどっかと座り、我々が来るのを待っているのです(笑)。

竜子さんなら、

・いつか来る観音菩薩天の川

でいいと思いますが、閻魔さまにこだわりを残せば、

・いつか来る閻魔の使い天の川

まあ、ずっと先ですよ。

点数: 1

「台風で在宅勤務も嵐来ず」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 台風で在宅勤務も嵐来ず

やんさん、こんにちは。
御句拝読しました。わはは、最高!最高です。ものすごくわかります!もう、真っ正直な句ですね。罪悪感とか後ろめたいとかお書きにならないところがまたいい!

このままいただきたいところですが、上五の「台風で」に若干説明感がありますのと、下五の「嵐」との重複感があり、そこをちょっと考えたいかなと思いました。

・予報聞き在宅勤務来ぬ野分

「台風」は字数の関係で「野分」にさせていただきました。
雨風はこれからひどくなるかもしれません。土日も用心しましょう!

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

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何もかも高い世なれどカーネーション

回答数 : 16

投稿日時:

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回答数 : 24

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車庫造るため引き抜きし桜かな

回答数 : 30

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ガラス戸に犯人の顔花の雨

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投稿日時:

入院の爺見舞う爺春惜しむ

回答数 : 25

投稿日時:

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作者名 卯筒 回答数 : 2

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涅槃なす鈴鹿連峰眠りけり

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