俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1356ページ目

「天の川忘れんばうのわたしたち」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 天の川忘れんばうのわたしたち

慈雨さん、こんにちは。
御句拝読しました。初読では、とても雄大、壮大な句だと思いました。なぜなら、八月の句であり、戦争や原爆、御巣鷹山等の(句の)記憶がまだまだ消えていない時季ですので、「我々人間ってすぐに記憶を忘れてしまうのだなあ…天の川は遥か昔から輝き続けているのに…」みたいな句意で、忘れてはならない記憶が風化していくことを戒めるような句意かと思いました。
そしてご自身のコメントを拝読。
すると、そこまでは考えていらっしゃらないような…。
ちょっと複雑な気持ちで少し保留していましたら、ヒッチ俳句さんが。その「わたしたち」についてのコメントは、まさにご自身の添え書きを純粋に捉えてのものですよね。うなづいてしまいました。

ですので、私の個人的な提案ですが、上記の私の最初の解釈のようであれば、原句そのままか、あるいは少し明確にするために、

・人類は忘れん坊よ天の川

そして、ご自身のコメントの通りであれば、ヒッチさんのご提案句か、

・嫌なこと水に流して天の川

うわ、近い!

点数: 3

「君の目に映る花火の美しき」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 君の目に映る花火の美しき

中学生の紅葉さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。きれいな句ですね。なんだか、トレンディドラマの一場面のようです!

すでにいいコメントが出ていますが私からもちょっとお伝えしますね。

中学生さんとのことで、時期的に、もしかしたら夏休みの宿題?かもしれませんが、とにかく俳句は楽しんでくださいね!悩まずに(笑)!

御句、ちょっと普通の文のようですね。というのは、「君の目に映る花火が美しい」ということ。これは悪くないですが、俳句は短い「詩」ということですので、ここで少し工夫を加えたいなと思います。つまり、語順を変えてみるのです。

私は「美しき」を残しますね(先の方々、すみません!)。

・美しき君の瞳の花火かな

最後に「かな」を置いて俳句らしくしてみました。
それと、「美しき」は、何が美しいのか想像が広がるでしょう?
頑張ってくださいね。

点数: 1

「君の目に映る花火の美しき」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 君の目に映る花火の美しき

紅葉さん、こんにちは。
再訪です。
全然「初めまして」じゃなかった。
ごめんなさい!

忘れん坊のなおじいより。

点数: 1

「この世界嘘っぱちだね俳句の日」の批評

回答者 なお

添削した俳句: この世界嘘っぱちだね俳句の日

松健四歩さん、こんにちは。
御句拝読しました。

横入りとかではなく、ご投句を拝読したメンバーの一人としてコメントさせていただきます。

このご投句は、これまでの経緯を抜きにしては語れないものだとは思いますが、あえてそれを抜きにした場合の感想をお伝えします。

上五で「この世界」とおっしゃっていて、中七で「嘘っぱち」と否定している。何をそんなに強い言い方で?と思うと下五で「俳句の日」と結んでいます。
これは誰でも、「俳句なんて嘘のかたまりだ!」という主張と読むと思われます。
しかしこれは俳句に真摯に向き合う同志はもちろん、一般の方々にも受け入れられにくいのではと思いました。少なくても私はそうは思いませんでした。

ご自身のコメントから、松健さんの思いを推測してみますと、おっしゃりたかったのはおそらく、上五を「この道場」とか「このサイト」とかにするとかなり近くなるのではと思いました。松健さんも、「俳句は嘘っぱちだ」などとは決して思っていらっしゃらないはずです。

御句および推測の上五に共感するとかしないとかではなく、純粋に、「誤読を避け、意図を明確にするためには」という提案と受け取っていただければと思います。よろしくお願いします。

点数: 1

「輪踊りや少し前往く祖母の影」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 輪踊りや少し前往く祖母の影

豆柴さん、こんにちは。
御句拝読しました。この時季はこういう光景が随所で見られますね。当地は再来週です。次の台風が来ないことを祈ってます。

御句ですが、あらちゃんさんもおっしゃっていますが、「少し」が漠然としていてもったいないかと。
また、下五の「祖母の影」ですが、なぜ影か?影を踏まないように気をつけていらっしゃるのか?

もしそうでなければ、存在の危うさを示唆するような「影」ではなく、具体的な描写にしてはいかがかと思いました。

・輪踊りや一歩前行く祖母の帯
・輪踊りや祖母の手足を真似しつつ

点数: 0

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