俳句添削道場(投句と批評)
東野 宗孝さんのランク: 免許皆伝9段 合計点: 114

東野 宗孝さんの俳句添削依頼

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プールにも波間ありけり人の群

回答数 : 3

投稿日時:

要望:厳しくしてください

夏の海まぶしきばかり波間かな

回答数 : 2

投稿日時:

要望:厳しくしてください

夕立もこの人となら恵み雨

回答数 : 2

投稿日時:

要望:厳しくしてください

かき氷今も昔もいちご味

回答数 : 2

投稿日時:

要望:厳しくしてください

砂浜の足裏暑き夏休み

回答数 : 1

投稿日時:

要望:厳しくしてください

東野 宗孝さんの添削

「豪商の私邸を飾る京鹿子」の批評

添削した俳句: 豪商の私邸を飾る京鹿子

あらちゃん 樣
いつも、丁寧で詳しい解説を頂きありがとうございます。
参考句を探して頂きありがとうございます。
よく、その季語が使われている俳句を検索していますが、この句は初めてです。
「キラキラ」「ガラス」「しぶき」と、3つも盛り込まれているのですね。
ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願い致します。

点数: 1

「更衣すれば無双や街へ出づ」の批評

添削した俳句: 更衣すれば無双や街へ出づ

慈雨 樣
いつも、丁寧で詳しい解説を頂きありがとうございます。
その時の情景を考えず、ただ、夏の海は眩しかったなと、それだけで詠んでいました。
歳時記季語の意味をもう一度理解してから、詠む様にしなければと、改めて思った次第です。
提案句ありがとうございます。
駄菓子屋と聞きますと、そんな賑やかで喧騒?に満ちた海というより、子供時代の懐かしさが浮かんで参りました。
ぐっと、心に沁みる句です。
ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願い致します。

点数: 1

「会釈してすれ違ひゆく日傘かな」の批評

添削した俳句: 会釈してすれ違ひゆく日傘かな

ゆきえ様
いつも、丁寧で詳しい解説を頂きありがとうございます。
よく、17音しかないのだから、出来るだけ重複を避けると、他の言葉を入れられると言われます。
正しくそうでした。
ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願い致します。
追伸
土日月と多用で、お礼が遅くなり大変失礼ました。

点数: 1

「あろうことか時の記念日大遅刻」の批評

添削した俳句: あろうことか時の記念日大遅刻

なお様
いつも、丁寧で詳しい解説を頂きありがとうございます。
あまり主役が「夕立」と「この人」と意識しないで詠んでいました。
最初に説明をした方が良かったのか、それとも、説明をしない方が、どんな読み方をされるのかと、思ったりしました。
偶然雨が降って雨宿りをしたおかげで、普段話せない人と話が出来て、距離が縮まったという、そんなシーンを思い浮かべていました。
「この人」を主役にする様に、3つも提案句を考えて頂きありがとうございます。
17音という限られた中で、これだけ展開ができるものだと改めて思います。
ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願い致します。
追伸
土日月と多用で、お礼が遅くなり大変失礼ました。

点数: 1

「炎天の渋滞死せる冷房よ」の批評

添削した俳句: 炎天の渋滞死せる冷房よ

みつかづ様
とても丁寧で、具体的に詳しく説明頂き誠にありがとうございます。
・結論:これでは誰も句意に辿り着けない。
・観念、感情ですから、場所が季語である必要は全くない。
  人々が集まる場所ならどこでも在り得る訳。
・客観写生、初めて聞くと言葉です。
 独楽さんが常々仰る「客観写生」。俳句の本質的な教え。
・絶対視する訳ではなく、基本としてこれを土台にした上で、唯物弁証法によって
感情そのものを唯物視して客観写生を乗り越えていく形で観念句の作句に
挑んでいくと上手くいき易いのではないか、
・そこを経ずしていきなり観念句の作句に挑んでしまうと感情そのものを唯物視、客観視、弁証法的に捉える事が
できず、句が破綻し易くなったり、他者に誤読される危険性が高くなるのではないか、と私は考えております。
・そして、以下の作者コメント。
「人の集まるところ、どこでも人間関係の荒波が起こります」。
ここに、「何故?(Why?) 何時?(When?)、どの様に?(How?)、
何として(What?)」の深堀が全く書かれていません。
・句の字面と作者コメントとの乖離の幅が広過ぎて、添削も困難を極めます。
「起こった人間関係の荒波にどうなってほしいのか?」も書かれていませんし。
・作者が最も表現したいのはプールではなく、「人の集まるところ、
どこでも人間関係の荒波が起こる」事でしょうから、そちらに軸足を乗せて、
合う夏の季語を取り合わせるしかないでしょう。
・添削案も、具体的な説明をされて、とても参考になります。
A:賞与手に行く先々も荒れる夏
 賞与は会社から貰いますので、「会社は人間関係の荒波の最たるもの
B:人心は荒れ増さる世か雷響ぞ(雷響が三夏の季語)
・繰り返します。
観念句を詠む場合、ご自身の観念や感情そのものを論理的に深堀りしていかないと
句の字面と作者コメント、つまり句で表現したい事に乖離が必ず出てしまい、読者は
作者に寄り添いたくても読み解けないので、句の意味が読解不可能になります。
・観念そのもの、感情そのものをを詠む句は非常に難しく、読者を迷わせがちですが、
「何故そう感じたか?」を段階的に理論的に辿る練習なされば、表現は磨かれていくものと私は考えております。

客観写生」、「観念句」と初めて聞く言葉ですが、「観念そのもの、感情そのものをを詠む句は非常に難しく、読者を迷わせがち」と、とても難しい内容を詠もうとしていたと、ご指摘頂きありがとうございます。
初心者として、余りにも高き山を目指そうとしていたと、知ることができました。

ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します。

点数: 1

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