俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1157ページ目

「小寒の雪の訪れ待ち侘びて」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 小寒の雪の訪れ待ち侘びて

ゆいじいさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。何でも言ってくださいとのことですので、その通りにさせていただきます。

名前が似てますね(笑)。皆さん、お間違えのないように!別の方です(笑)!

それは冗談、ごめんなさい。

まず、季重なりはもう出ていますね、俳句では、季語は原則として一句一つから始めましょう。

あと、「待ち侘びる」、これも先の皆さんおっしゃっていますが、俳句では、「待ち侘びる」と心情を直接言わずに情景描写で待ち侘びる気持ちを伝えたいです。

最後に、コメント欄の言葉足らず。少なくても最初のうちは、竜子さんのおっしゃる通り、句の出来た背景とか、悩んだ点とかを書いて欲しいです。その方が皆さんが「何でも言いやすく」なりますよ。

点数: 0

「春永や畑に母の頬被り」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 春永や畑に母の頬被り

もんなさん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいい句です。私は春永という季語は知りませんで、歳時記にも出ていませんでしたがネットでは出てきましたので、大丈夫ではないでしょうか。

とにかく中七下五がいいです。「畑の母は頰被り」とか「母は畑で頰被り」とかになさらず、「畑に母の頰被り」となさったことで、畑の景色も、頰被り姿のお母さんも立っています。

このままいただきます。

点数: 1

「雪国の仄あかり東京の雪」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雪国の仄あかり東京の雪

負乗さん、こんにちは。
御句拝読しました。しみじみとした佳句ですねー。
なんだか、言ってることは「これだけ?」という感じなのに、その奥にとても深いものが広がっているように思います。
普通、名詞を対比並列させた句は、思わせぶりではあるけれど作者の自己満足に陥りやすいのですが、これは違いますね。

おそらく、中盤、薄明かりとかでなく仄あかりとしたことによる幻想的な儚さの演出、終盤に都会とか置きたくなるところを東京と具体的な都市名を出したことによるイメージの膨らみ。
これらが効果的に作用しているからだと思います。

やられた(笑)。このままいただきます。

点数: 2

「雪の乗る坊主頭のすまし顔」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雪の乗る坊主頭のすまし顔

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。
これはお地蔵様のことでしたか!
あらちゃんさんではないですが、私はてっきり坊主頭の人が寒いだろうにすました顔で歩いているのを見てお詠みかとばかり思いました。
そこで、「その人がすましているかどうかはわからないのでは」とかなんとかコメントしようかと思って開けました。

私もお地蔵様ならそのようにお伝えになったほうが良いのではと思いました。お地蔵様ならすまし顔でもいいと思いますし。

提案句はあらちゃんさんに一票でいいのですが、悔しいので(笑)、

・笠なくもすまし顔なる雪地蔵

あ〜、説明的だ、それに「雪地蔵」なんてありか?

点数: 2

「鈴虫や鳴いて知らせる告白の日」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 鈴虫や鳴いて知らせる告白の日

おにゃんこぽんさん、こんにちは。
御句拝読しました。厳しくしてくださいとのことですのでそれなりにお伝えします。

まず、俳句はできるだけ当季を詠みましょう。当季とは、今の季節、冬か新年です。鈴虫は秋の季語です。季節外れの投句がいけないというルールはありませんが、あまりお勧めできません。

次に気になりましたのは、「鈴虫や」と切れを入れていますが、そのすぐ後に「鳴いて」と述語が来ています。これでは切れを入れた効果が出ません。これなら「鈴虫の」のほうがいいと思います。

さて、コメントで、「伝えたいこと」を書いてくださるのはとても有難いことです。それでこうして私たちもコメントできます。
ただ、そのコメントの「伝えたいこと」が、御句から受けるものとは異なります。御句では、鈴虫が「早く告白しなさい、もうすぐその日だよ」と鳴いている、という風に読めます。

あと、これは先の方もご指摘ですが、下五が字余りで流れが悪いです。

これらの点を考慮に入れて考えると、次のようなのはいかがでしょう。

・鈴虫や告白記念日近づきぬ
・鈴虫やじきに告白記念の日

一句目が素直でいいと思うのですが、中八と言って中の句が字余りになっていると言われるかもしれない。ただ、ひと固まりの名詞なので許容範囲と思い置かせていただきました。

・鈴虫の声あの日からはや一年

こんなのもありかと。下五が六音ですが、最後が「ん」ですのでこういうのも大丈夫です。

厳しくしてくださいとのことですので色々お伝えしましたが、基本的にはお好きなようにお詠みください。
次はぜひ、この季節の句で、お待ちしてます。

点数: 1

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