俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1508ページ目

「踊る文字バイク再開年賀状」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 踊る文字バイク再開年賀状

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。元気をくれる友だちの年賀状はありがたいですよね。私もフルマラソンやトライアスロンをやっている後輩からの年賀状には元気をもらいます。まあ、彼は若いですけどね(笑)。

さて御句、詠み直しなさっているのはわかっていますが、こちらの方がコメントが書かれているのでこちらにコメントします。

私は、申し訳ないですが、どなたがバイク再開したのかわかりませんでした。年賀状を見て、何か刺激を受けて、よし、バイクを再開するか!と思ったのかと思いました。

えっ?それでいいの?お友だちがバイク再開したのではなくて?

話を整理します。
1️⃣バイク再開がお友だちの場合

・友の文字バイク再開年賀状

三段切れとか、山本山とかは、ちょっと置いといて。

2️⃣お友だちに触発されて、作者がバイク再開の場合

・友の賀状読み終えバイク再開す

お尋ねの件、僭越ですが愚見をお伝えします。

御句、私は提案句に友を入れましたが、年賀状だけでもご友人からだなと想像はつきます。仮に親戚とか同僚とかだったとしても、お友だちのような感覚でお付き合いをなさっている方だろうなぁと想像します。それで十分では。
次に上五と下五の字余りですが、上五はかなり許容され、極端なことを言えば七音だったとしても、その後の中の句、下の句である意味帳尻を合わせて、調べ(流れ、リズムとも言います)に問題がなければ認められるようです。
反対に、下五の字余りは、五七五の調べの崩れを立て直すことができないままに終わってしまうので、あまり歓迎されないようです。
ただし例外はあります。
例えば季語の場合。「運動会」とか、「新年会」とか。特にこのように最後が母音で終わったり、あるいは「新幹線」とか「表彰状」とかのように、最後が「ん」で終わったり、「じょう」のように長音で終わったりする場合はOKです。
これでいかがでしょうか。
よろしくお願いします。

点数: 1

「軒下のつららを落とし雪おろし」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 軒下のつららを落とし雪おろし

千秋さん、こんにちは。
御句拝読しました。雪おろしをする前に軒下のツララをどけるなんて、私の地域では想像もつかないことですよ。こうした生活感は生かしたいですねー。

しかし、私の力量では、どちらかに絞ったほうがいいのではとお伝えするのが精一杯です。
御句、ツララを落とす
という
行為と雪おろしが並列で詠まれているため、いわゆる作業の手順書のようになってしまっています。この際、どちらかに絞りましょう。そうすれば季語重なりも必然的に解消します。

・軒下の氷柱を落とし野良作業

または、

・軒下の片付けをして雪下ろし

どちらも今一つパッとしない句になりました。その理由は、氷柱と雪おろしが同居していたチャームポイントを、無理やり一方だけにしてしまったからかもしれません。

例えにしたらいいの?

・歯のごとき氷柱は落とし雪おろし

うーむ、やはり実体験の無さが出たかしら…。この辺で失礼しますが、よろしくお願いします!

点数: 1

「初星や篝に知らぬ顔多し」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 初星や篝に知らぬ顔多し

イサクさん、こんにちは。
あけましておめでとうございます。
旧年中は、あまりやり取りがありませんでしたが、今年も、ご負担のない程度によろしくお願いします。

御句拝読しました。どうも「篝」がどういうものかよくわからなくて、かがり火のことでいいのかなぁとか、そんなことを考えているうちに日にちが経ってしまいました。
知らぬ顔が多い、というのは、この道場のことではなく、おそらく、新春の薪能のような催しにいらっしゃった時のことをお詠みになったのでしょう。夜に、かがり火のもとで行われる能の舞台。
その公演には、以前はこまめに通っていらしたのでしょう。しかし、何かの理由で足が遠のいた。久しぶりに行ってみたら、もう、以前の顔見知りはほとんどいなくて知らない顔ばかり、といった光景でしょうか。慈雨さんのコメントのように、残念な感じですね。
でもイサクさんのことですから、またその能とか古典についての知見を活かして、お仲間が増えていくのだと思います。
これからもよろしくお願いします。

点数: 2

「雪捨てし女聞き入る雪の唄」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 雪捨てし女聞き入る雪の唄

負乗さん、こんにちは。
御句拝読しました。またまた、負乗さんらしい…。いいですねー。

私は、「雪捨てし」は、雪かきをしていて、集めた雪を側溝とかに捨てることかと思いました。でもそれだと、「捨つる」になりますかね?
よもや、ご自身のコメントのような光景とは思いませんでした!
「雪捨てし」がその意味なら、

・雪国を捨てし女に藤あや子

ごめんなさい、下五は適切な語句が出てこなかったので…藤さんがちょうど五文字だったので…。

でも負乗さん、自分で言っていながら、この「雪国」は季語として弱いですね。もう捨てたのですから。いまはハワイにいるかもしれない。
本当は、「雪国を捨てし女に南国の雪」、みたいにしたかったのですが、力不足で…。

何を言ってるかわからなくなりましたのでこの辺で!
よろしくお願いします。

点数: 1

「振袖の通る小径や松の内」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 振袖の通る小径や松の内

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「犬の散歩」にコメントおよびご提案句を有難うございました。
これは実話で、それも今回の新年会だけでなく他の集まりでもあります。
友とせずに「ヤツ」とか、「人」とかも考えましたが、素直に友で行こうと思いました。でも、何も、そういう要素を入れなくても良かったですね。

御句、華やかながら落ち着きのある句ですね。
好みの問題かもしれませんが、私は小径で「や」で切れを入れるのの他に、
・振袖の小径をゆくや松の内
・横丁をゆく振袖や松の内

などを考えました。こちらのほがいいとかどうとかでなく。
よろしくお願いします。

点数: 1

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