「踊る文字バイク再開年賀状」の批評
東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。元気をくれる友だちの年賀状はありがたいですよね。私もフルマラソンやトライアスロンをやっている後輩からの年賀状には元気をもらいます。まあ、彼は若いですけどね(笑)。
さて御句、詠み直しなさっているのはわかっていますが、こちらの方がコメントが書かれているのでこちらにコメントします。
私は、申し訳ないですが、どなたがバイク再開したのかわかりませんでした。年賀状を見て、何か刺激を受けて、よし、バイクを再開するか!と思ったのかと思いました。
えっ?それでいいの?お友だちがバイク再開したのではなくて?
話を整理します。
1️⃣バイク再開がお友だちの場合
・友の文字バイク再開年賀状
三段切れとか、山本山とかは、ちょっと置いといて。
2️⃣お友だちに触発されて、作者がバイク再開の場合
・友の賀状読み終えバイク再開す
お尋ねの件、僭越ですが愚見をお伝えします。
御句、私は提案句に友を入れましたが、年賀状だけでもご友人からだなと想像はつきます。仮に親戚とか同僚とかだったとしても、お友だちのような感覚でお付き合いをなさっている方だろうなぁと想像します。それで十分では。
次に上五と下五の字余りですが、上五はかなり許容され、極端なことを言えば七音だったとしても、その後の中の句、下の句である意味帳尻を合わせて、調べ(流れ、リズムとも言います)に問題がなければ認められるようです。
反対に、下五の字余りは、五七五の調べの崩れを立て直すことができないままに終わってしまうので、あまり歓迎されないようです。
ただし例外はあります。
例えば季語
の場合。「運動会」とか、「新年会」とか。特にこのように最後が母音で終わったり、あるいは「新幹線」とか「表彰状」とかのように、最後が「ん」で終わったり、「じょう」のように長音で終わったりする場合はOKです。
これでいかがでしょうか。
よろしくお願いします。
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今年の年賀状の中に、「今年も又、元気で北海道ツーリングに行きたいです。」とありました。
昨年古希を迎えた友人からですが、こちらも元気をもらって、新しい事を始めようという勇気が湧いてきます。
「年賀状」だけでは、誰からか分かりません。
「踊る文字バイク再開友の賀状」では「友の賀状」と下六になります。
中七は大原則でも、上五や下五は、時によっては許されるという事を聞きますが、この場合は如何でしょうか?