俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1457ページ目

「日本晴れ降り注ぐ雨は散紅葉」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 日本晴れ降り注ぐ雨は散紅葉

永原永吉太さん、こんにちは。初めまして。
コメントにある「質問」とは、課題のようなものでしょうか?こだわるようですが、質問とは、当人がわからないことを聞くものですから、「一句読め」などという命令のようなものは考えにくいですね。

まあ、それはいいとして、御句拝読しました。
先にあらちゃんさんもおっしゃっていますが、「日本晴れ」と言っておいて、「降りそそぐ雨」と続けるのは、下五で、ああ、紅葉のことを言っているのだなとわかったとしても、あまり上手くない構成と思います。
その理由は、先に「降り注ぐ雨」と言ってしまっているので、「散紅葉」という季語の持つ、「降り注ぐ雨のように散る紅葉」という意味と重なってしまっているからです。
これを調整するために、「降り注ぐ雨」は、他の措辞に置き換えるといいと思います。一例です。

・日本晴れ野にも山にも散紅葉
・日本晴れ街道筋の散紅葉

場所の要素を入れてみました。
散紅葉ではなく、単に紅葉とした場合の提案句はあらちゃんさんが好例を示しておられます。
よろしくお願いします。

点数: 0

「あえかなる赤子の足や日向ぼっこ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: あえかなる赤子の足や日向ぼっこ

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。またまた、温かい句をお詠みですね。有難うございます。

赤子の足と指でお迷いになったとのこと、正直、どちらでもいいと思います。投げやりになっているのではなく(笑)、どちらでも同じに、大人である自分にはない発見や、弱者に対する慈しみの愛情を示す効果が出ると思うからです。身体の部分を取り上げたことにより、単に赤子とするだけより、その効果は高くなります。

あと一つ、私も日向ぼこのほうがいいと思いますよ(笑)。

風花さんの句を拝読すると、心が穏やかになるというか、和らぎます。また聞かせてくださいね。

点数: 1

「いちめんの曼珠沙華咲く瀬音かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: いちめんの曼珠沙華咲く瀬音かな

駒井光明さん、こんにちは。初めまして。
詳しいコメント(ご投稿の理由等)を有難うございました。ここは句選ではないので、背景等がわかったほうが、何もわからずコメントするより、少しでもご要望に近いコメントができると思います。

巾着田は山歩きの時に行ったことがあります。きれいですね!

さて曼珠沙華の季語の置き場所のことですが、すでに諸氏がいいアドバイスをなさっています。十分かと思いますが私からも少しお伝えさせていただきます。

曼珠沙華に限らず、五音の季語は基本的に上五か下五に置かれます。その中でも下五が多いと思います。それは俳句の「季語を立たせる」という特性にあります。
季語を上五に置くと、やはり先頭バッターのヒットのように、インパクトがあります。
また、下五であれば、紅白のトリや、さよならヒットのように、やはり印象が強いです。印象があとを引きます。
また、技術的にも、上五・下五であれば、音数の関係で置きやすいということもあります。

逆に、中七ですと、句の途中で埋もれやすくなります。中継ぎ投手が先発やセーブ役ほど目立たなかったり、先制点や決勝点に比べて追加点が評価されなかったりするのと同じかもしれません。
また、技術的な面では、先にも出ていますが、七音のうち季語で五音使い、二音しか残らないため、作りが難しくなるということがあります。
そのため、中七に置いた場合は句またがりにすることはあるようですね。

・いちめんの曼珠沙華はや見頃なり

見頃だから俳句に詠むので、あまり上手い例ではないですがご容赦ください。

あと、私はあまり好きではないのですが、破調にして中の句に置くというのもありかも。

・一本立ちの曼珠沙華いちめんに

何か参考になったでしょうか。よろしくお願いします。

点数: 0

「枯葉とは騒音絶えし夜の思ひ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 枯葉とは騒音絶えし夜の思ひ

負乗さん、こんにちは。
御句拝読しました。「適当に」とかおっしゃりながら、このレベルの句を投稿なさる。すごいなと思います。
枯葉の、枝から離れる音、地上まで舞い落ちる音、風に吹かれて道の上を動く音、人や犬猫に踏まれる音…
そのいずれもが、騒音のある日中は気がつくことはできないですよね。
静かになった夜だからこそ、こうした声に気がつき、枯葉に思いを寄せる。
このままいただきます!

点数: 1

「行く秋やねこにフェンスのすきまあり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 行く秋やねこにフェンスのすきまあり

イサクさん、こんにちは。
拙句「十二月」にコメントおよびご提案句を有難うございました。
全部を言わず、何を嘆くのだろう?というところは読み手のご想像にお任せする余地を残したつもりでしたが甘かったです。
また、本句の「十二月」は、季節としての十二月ではなく、単に生まれ月の表示であるとのご示唆、やはり懸念した通りでした。
ご提案句、特に二つ目、いいですね!
今後ともよろしくお願いします。

点数: 0

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