俳句添削道場(投句と批評)

小西晴菜さんの添削最新の投稿順の12ページ目

「バトン落つゴール手前のささら荻」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: バトン落つゴール手前のささら荻

卯筒さま。拙句「あいつ結局」にコメントくださり、ありがとうございます。褒めていただけてとても嬉しいです。
さて、御句ですが、リレー競技のひとコマで、季語「運動会」でも十分成り立つところを、いつも上品な句を詠まれる卯筒さまらしく、勝者の歓声、敗者の溜め息は封じて、秋の七草で下五をまとめられるのだな、でも「ささらハギ」ってなんだろう、小萩のことかな、なんて思っていました。
ところが······ん、違う、ハギじゃない!オギだ!漢字を読み間違っていました。
だったら「ささらオギ」って? 慌てて歳時記を見てびっくり。(なおじい様、私も知りませんでした。)
 「荻」は、風を含みて生ふる草、別名
  風聞草、風持草。
  オギの語源は、神の霊魂を招く意味の
  「招(お)ぐ」からきている、云々····。
これで、げばげば様がコメントされていたことも、なるほどと納得がいきます。
ゴール直前の無情なアクシデントは、きっと、オギが吹かせた風のせいだよ、と。
危ない、危ない、もう少しで、卯筒さまの意図を無視して、トンチンカンな解釈をしつつ、いい句ですね〜なんて言って、こんな素晴らしい句を見逃すところでした。
改めて、季語をよく知ることの大切さと、運動会のような人為的な活動もまた、四季の自然の中の営みだということを勉強させていただきました。
卯筒さま、失礼いたしました。また、ありがとうございました。

点数: 1

あきらめし失せ物見つく神無月

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 第二回俳句しリとり実施中

193句目。
前句「イルミネーションの電球暮の秋」

しりとり2回目も、そろそろ終わりでしょうか。

次は「づき」でお願いします。

点数: 0

「玉入れの友に命中知らぬふり」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 玉入れの友に命中知らぬふり

お七さま。
拙句「女郎花」にコメント下さり、ありがとうございます。
さて、三段切れについて、疑問をあげておられたので少しだけ。
結論から言えば、御句を「玉入れや」としたら、三段切れになります。なぜかというと、中七、下五がそれぞれ独立していて、すでに切れているからです。
これを解消するには、
  「玉入れや友に当たれど知らぬふり」
  「玉入れや友に当てても知らぬふり」
と、中七、下五をつないだ表現に変えればOKですよ。

点数: 3

「本格の風受けとめし柳かな」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 本格の風受けとめし柳かな

なおじい様。
拙句「あいつ結局」「六十四年」に丁寧なアドバイスをくださり、ありがとうございます。なかなか返信に至らず、恐縮しております。
さて、小三治師匠の訃報、残念です。70歳代半ばと思い込んでいたのでとても驚きました。落語に詳しくない私でも、人間国宝にふさわしい無二の至芸と感じていました。
御句、「柳に風」と、師匠の飄々とした佇まいを表しながらも、ただの風ではないぞ、との敬意が伝わってきます。
録音や映像の残せる現代とはいえ、無形文化の重みを改めて感じました。
なおじい様、機会があれば、落語テーマの句もぜひお願いします。

点数: 2

「お詫びと謝罪」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: お詫びと謝罪

昨夜、サッカーW杯予選をテレビ観戦しておりました。日本が1点リードのところ、見事なシュートを決められて同点。その後、日本選手のシュート失敗後のボールが、オーストラリア選手の手に当たってオウンゴールとなり、日本勝利となりました。
「あ〜、卯筒さんのささら荻だ〜!」と思わず声が出ました。

卯筒さまの次回の投句、お待ちしております。

点数: 3

小西晴菜さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 6

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回答数 : 6

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寒雀はたちの帯や結びたる

回答数 : 3

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明日ユニバ母に内緒の風邪心地

回答数 : 6

投稿日時:

小西晴菜さんの添削依頼2ページ以降を見る

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