俳句添削道場(投句と批評)

小西晴菜さんの添削最新の投稿順の14ページ目

「大層なギフトカタログ冬隣」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 大層なギフトカタログ冬隣

なおじい様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。拙句「今夜シチュー」「ケーキ」にもコメントありがとうございました。
「秋時雨」でメニュー変更、を表現したくて「決め直し」としたのですが、なおじい様ご提案の「心変わりのシチューかな」すごく気に入りました。「決め直す」だと、既存の計画を再検討、みたいな事務的な感じがしますが、「心変わり」ならば、季節の移ろいで変更、という感性が表れて、私の句意そのものです。
さて、御句ですが、私の「ケーキの予約」にもコメント下さっていたように、お歳暮カタログもまた「秋が終わるぞ〜、年末が来るぞ〜」と急かすもののひとつですね。
しかも、写真集のようにきれいで、チラ見で捨てたら申し訳ないような·····。
でもまだ10月、家の近くの国道のいちょうも、やっと黄色くなってきました。もう少し秋を楽しみたいものです。

点数: 2

「好きな秋嫌な秋あり今日は好き」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 好きな秋嫌な秋あり今日は好き

なおじい様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。拙句「セーラー服の有権者」に過分な褒め言葉をいただき恐縮しております。
なおじい様は、投票の啓発活動をボランティアでなさっているのですね。本当に頭が下がります。なおじい様のような方がいらっしゃるから、日本の民主主義もかろうじて保たれているんだと確信します。
 
私が中学二年の時、担任のまさこ先生が、婚約者の海外赴任に同行するため退職されることになりました。
お別れの挨拶で、思い出を語られたあと、「最後に、クラスの皆に絶対守ってほしい約束があります。」と言われて、「生涯、何があっても必ず選挙に行きなさい。家族や友人全員が棄権してもあなただけは行きなさい。白票はだめ。入れたい候補者がいなかったら、ましかも知れない人を探して、名前を書いて帰って来なさい。」そして、ちょっと声を小さくして「特に女子はね」と言って「はい、終わり」と。
私は「○年後に集まりましょう」とか「先生のこと忘れないでね」とか「外国に手紙ちょうだい」とかいう約束かと思ったので、「え、そんな約束?」と少し寂しい気がしました。クラスの仲間たちもきっと「?」だったと思います。
でも、年齢を重ねれば重ねるほど、まさこ先生の言葉は、物事を考える基盤となり、感謝は一層深まっていきます。選挙の話題が出たら、必ずこの話をして「私は棄権したことない」と自慢しています。

俳句に関係のないことを長々と、申し訳ありません。「こんな者もいる」となおじい様の活動のちょっとした参考にでもなれば幸いです。

点数: 1

「夫に添ひ半歩先ゆく花野かな」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 夫に添ひ半歩先ゆく花野かな

あつこん様。はじめまして、小西です。拙句「セーラー服の有権者」にコメントくださり、ありがとうございます。
さて御句、単独ではもちろんですが、今までのあつこん様の手術室等の句を拝読しているだけに、とても味わい深いです。
ご主人の容態も安定し、散歩に出られた様子でしょうか?
「半歩先ゆく」に優しさと明るい心持ちが両方表現されていると感じました。
今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

「好きな秋嫌な秋あり今日は好き」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 好きな秋嫌な秋あり今日は好き

早々に返信くださり、ありがとうございます。
私のささやかな(自分にとってはものすごく大きいのですが)エピソードが、少しでもお役に立てるなら、本当に嬉しいです。
まさこ先生の一粒まいた種が、数十年たってさらに育っていくなんて!
なおじい様の判断で、短歌でも何でも。また、ご活動のお役にたてるように、脚色していただいても全然構いませんので、どうぞよろしくお願いします。ものすごく嬉しいです!

点数: 1

「温めますかお願いします星月夜」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 温めますかお願いします星月夜

大江深夜さま。はじめまして小西です。
拙句「セーラー服の有権者」へのコメント、ありがとうございます。
選挙が終わらないうちにと、短時間の推敲で投句したのですが、お目に止めていただきとても嬉しいです。
さて御句、誰もが知っているコンビニの会話を効果的に使っておられ、情景がすぐ浮かびます。都会でひとり暮らしの人がコンビニ弁当で夕食。わびしい様子かと思いきや「星月夜」が情景を包み込み、一見無機質にも見える店員とのやりとりが、温かい触れあいと感じられます。心温まる素敵な句ですね。

点数: 1

小西晴菜さんの俳句添削依頼

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小西晴菜さんの添削依頼2ページ以降を見る

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