俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

玉入れの友に命中知らぬふり

作者 お七  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

玉入れで籠に入らず、向こう側にいる友に当たってしまった。素直に謝れなかった、そんな運動会の思い出。玉入れに付く助詞をどうすべきか悩みました。「玉入れや」とすると三段切れになるのでしょうか。ご教授よろしくお願いいたします。

最新の添削

「玉入れの友に命中知らぬふり」の批評

回答者 なおじい

お七さん、こんにちは。
可愛い面白い句を有難うございます。
情景が、さーっと浮かんできますよ。こういうことってありますよね。でも、わざとではないし、みんな夢中で投げている中でのことですし、玉入れの玉が当たってもそんなに痛くはないのではないでしょうか?だから小学校の競技になっているのだし、大丈夫ですよ。
砲丸投げだったらそうはいきませんけど…。

今、私は、「わざとではないし」と申し上げましたよね。これがわざとだったら話が変わってきます。
私は、玉がお友達に誤って当たってしまったと読みました。お七さんのコメントもそうでした。
しかしこれって、悪意を持って当てて、知らんぷりしているやなヤツのこととも読めますよ。
それは、「命中」という言葉のせいです。一般的に「命中」とは、何かを狙って、見事当たった時に使う言葉です。過失性がなく、故意/能動的な意味合いが強いです。
三段切れの解消も兼ねて、小西さんのアドバイスが的を射ていると思います。
季語の点は、他の方のコメントにお譲りします。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「玉入れの友に命中知らぬふり」の批評

回答者 小西晴菜

句の評価:
★★★★★

お七さま。
拙句「女郎花」にコメント下さり、ありがとうございます。
さて、三段切れについて、疑問をあげておられたので少しだけ。
結論から言えば、御句を「玉入れや」としたら、三段切れになります。なぜかというと、中七、下五がそれぞれ独立していて、すでに切れているからです。
これを解消するには、
  「玉入れや友に当たれど知らぬふり」
  「玉入れや友に当てても知らぬふり」
と、中七、下五をつないだ表現に変えればOKですよ。

点数: 3

添削のお礼として、小西晴菜さんの俳句の感想を書いてください >>

「玉入れの友に命中知らぬふり」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

季語がなくなってしまいました。

「運動会」と言わなくても「玉入れ」で運動会だとわかるのですが、これは季語ではないようです・・・

「知らぬふり」と言わずに、こんな感じでどうでしょう?

・秋の空玉入れ友に命中す

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

「玉入れの友に命中知らぬふり」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

あ、失礼しました。「玉入れ」を季語とみなすこともなくはないようです。
あまり一般的ではありませんが・・・
どの歳時記のルールに従うか、どの結社のルールに従うか、というところですね・・・

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

「玉入れの友に命中知らぬふり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

「玉入れ」は私の歳時記にはなかったです。が、季語とすることろもあるんですねー、知りませんでした、勉強になります。お七さん、お恥ずかしくありませんよ、知らないことを知るサイトですしね(^_-)

季語を運動会とするか、イサクさんのおっしゃる通り、別の季語にするか、選択はできそうですね(*^^)v「秋の空」「空高し」「秋日和」

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「玉入れの友に命中知らぬふり」の批評

回答者 卯筒

句の評価:
★★★★★

お七さま、ささら荻の句のコメントありがとうございます☺
歳時記とにらめっこの毎日です。
僕も今年の春にはじめたばかりで至らぬところや知らぬことが多々あります。
こちらこそよろしくお願いいたします。

御句は良いですね。
玉入れの情景が見えますね。

点数: 1

添削のお礼として、卯筒さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

初七日を明けし猫砂秋陽差す

作者名 秋沙美 洋 回答数 : 1

投稿日時:

冬列車何処か遠くへ続く道

作者名 堀籠美雪 回答数 : 7

投稿日時:

目閉づれば草刈り音の残暑かな

作者名 負乗 回答数 : 6

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『玉入れの友に命中知らぬふり』 作者: お七
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ