「花桃の景色またたくのぞみ行く」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 花桃の景色またたくのぞみ行く
こんばんは。はじめまして。
季語は「花桃」=「桃の花」。
五七五のリズムも逸脱していないようです。
ここまでは俳句の条件を満たしていますので、さらに上の段階へ。
◆「またたく」の意味をどう取ったらよいか迷いました。
「またたく」は主に「まばたきする」あるいは「光が明滅する」という意味。「景色またたく」とは比喩なのだと思いますが、どのような状態なのだろう?と思います。
のぞみが通過することで、桃の木のある場所がちらついて見えるという理解でよいでしょうか?
◆「花桃の景色」の「景色」という言い方が、やや雑な単語なのではないかと感じます。
「富士山の景色」「桜の景色」「梅の景色」なんにでも付きますが、「富士」「桜」「梅」だけでも映像は想像できますよね。
この「景色」という単語は避けてみることをお勧めします。
・新幹線ゆけばまたたく桃の花
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