俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1473ページ目

「花桃の景色またたくのぞみ行く」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 花桃の景色またたくのぞみ行く

こんばんは。はじめまして。

季語は「花桃」=「桃の花」。
五七五のリズムも逸脱していないようです。
ここまでは俳句の条件を満たしていますので、さらに上の段階へ。

◆「またたく」の意味をどう取ったらよいか迷いました。
 「またたく」は主に「まばたきする」あるいは「光が明滅する」という意味。「景色またたく」とは比喩なのだと思いますが、どのような状態なのだろう?と思います。
 のぞみが通過することで、桃の木のある場所がちらついて見えるという理解でよいでしょうか?

◆「花桃の景色」の「景色」という言い方が、やや雑な単語なのではないかと感じます。
 「富士山の景色」「桜の景色」「梅の景色」なんにでも付きますが、「富士」「桜」「梅」だけでも映像は想像できますよね。
 この「景色」という単語は避けてみることをお勧めします。

・新幹線ゆけばまたたく桃の花

点数: 0

「サッカーやゴール神業世界沸く」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: サッカーやゴール神業世界沸く

横から失礼します。

>慈雨様
サッカーを冬の季語として掲載している歳時記はありますよ。
「ラグビー」と同じような季節感でとらえれらているようです。
Jリーグが始まるより前からある季語なので「年中やってるじゃん」はナシで。

点数: 1

「風まかせ蝶の行方や子の背中」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 風まかせ蝶の行方や子の背中

こんにちは。はじめまして。

ふたつの句を拝見しました。初心者様ですね。

◆五・七・五の言葉をわけて作っておりますね。それが原因でリズムが微妙に悪くなっています。
 いわゆる「三段切れ」という、あまりよくない状態です。

 春の蝶/電柵通る/緩慢と
 風まかせ/蝶の行方や/子の背中

 癖でそうなっているのか、そういうものだと思い込んで作っているのかはわかりません。
 ぶつぶつ切れる三段切れがあまりよくない理由は「読んでいてぶつぶつ切れて感じるから滑らかでない」「中七が上五、下五のどちらにつくかわからなくなりやすい」など、いろいろあります。

 他の方の提案句を見てもらえばわかると思いますが、五七五のどちらかの切れ目はつながっていて、「十二音+五音」あるいは「五音+十二音」になっていて、なおかつリズムは「五・七・五」になっているものが多いと思います。
 まずは、そういう作りを目指してください。

◆「風まかせ」というのが文法的に間違っているとは思いませんが、なんとなく「雰囲気が良いから使ってみた」という感じがします。
 そして、「風まかせ」と言えばまさに風に吹かれて飛んでいる様子です。下五の「背中に止まっている蝶」と合っていないのはわかりますでしょうか?
 言葉は雰囲気で使うのではなく、受け手にどんな映像を見せたいのか、というのを意識して使った方がよいです。

コメントの「誰かの背中にとまった蝶」と「蝶の飛び方は気まぐれに生きている感じ」というのは、別々の思いだと思いますので、別々の句にした方がよいと思います。
コメントから二句作ってみます。

・蝶を背に止めてゆっくりしている子
・気まぐれに生きてる感じ蝶飛んで

点数: 1

「トリアージタッグの黒に蝶々」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: トリアージタッグの黒に蝶々

こんにちは。
良い句材を持ってくるなあ・・・

・トリアージタッグの黒へ蝶

作為はやりすぎた方が詩を出すことがあります(もちろん時と場合によりますが)
今回は「定型を字足らずで崩すこと」ならば、「蝶々」というのもまだるっこしいので、私なら上記のようにします。

とはいえ定型の魅力は捨て難いですね。

・トリアージタグ破り捨つ蝶生まる

点数: 1

「初蝶や駐輪場の満車札」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 初蝶や駐輪場の満車札

こんにちは。
基本形の練習でしょうか。

普通に句形はできています。
感動ポイントが句のどこにあるかというと迷うところ。「満車札」に感動ポイントがあるような。

基本形が崩れますが、この措辞なら、逆順で「風景⇒初蝶」の方が、「初蝶」の感動は出そうですね。

・満車札の駐輪場へ初蝶来

点数: 2

イサクさんの俳句添削依頼

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