「山こへて子猿の嬉々と入学す」の批評
回答者 イサク
添削した俳句: 山こへて子猿の嬉々と入学す
こんにちは。
◆越えるは文語で「越ゆ」なので、「山こえて」ですね。
◆句だけを見たときは本物の「子猿」のことかと思い、季語の「入学」が比喩かもしれない、と思ってしまいました。
◆「自分=子猿」と受け取れず、他人の子を「子猿」と言い切っているとも取れて、賛否が出そうな気がします。そうすると「嬉々と」が余計に気になるような。
自分あるいは自分の子を「子猿」と比喩した、と明示暗示すれば、少なくとも否定的な意見は出にくいと思います。他の部分を含めて滑稽な俳諧にできればよいのですけれど。
・入学や子猿のように山越えて
点数: 3