俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1476ページ目

「手洗いをつづけ出てくるしゃぼん玉」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 手洗いをつづけ出てくるしゃぼん玉

こんにちは。

季語の「しゃぼん玉」はそういう【遊び】の季語です。
ストローに石鹸水をつけ、息を吹いて玉を飛ばすのを遊ぶ、という春の季語です。
大義では、ストローでなくても道具を使ったしゃぼんだま遊び入れていいと思います。

御句は、手を洗っている時に出て来る2つ3つ程度の空中に浮かぶ泡。
俳句の季語としては非常に弱いと思います。
そして、句の内容がその説明だけで終わっていますので、手直しも難しく。

例句だけ置いて去りますねー

流れつつ色を変へけり石鹸玉/松本たかし
子が翼ひろげて石鹸玉追へり/松山足羽

点数: 0

「春惜しみ名残を惜しむ五七五」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 春惜しみ名残を惜しむ五七五

こんばんは。

「五七五」という単語を「ごーしちご」というリズムで読むという、
私と同じリズム感ですね。

それを言いに来ただけでした!

点数: 1

「球場の風船を吹く子は赤し」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 球場の風船を吹く子は赤し

おはようございます。

まず「ジェット風船を吹いている子供の顔が赤くなっている」これを「説明」しようとしている段階で、やや俳句の器を超えてしまっているのだと思います。

俳句は十七音。
五音前後の季語が多いので、季語以外で表現できるのは十二音程度。
なので、「十二音程度のことば」+「季語」というのが基本になってきます。
(リズムが確保できれば、字余りのやりようによってはもっといけますが)
「説明」はできるだけ省略して、「何を言いたいのか」を残していきます。

私なら「ジェット風船」を季語ではなく残し、他の季語を入れて、
説明っぽい省略できそうな言葉を省いていきます。

野球なら春・夏ありそうですが、とりあえず春で。

・ジェット風船吹く子の赤し春の風

七・七・五の上五字余りで、かつ「球場」という説明を省きました。
これでも野球場かな?とは思えると思います。

俳句の面白いところは、これが唯一の正解ではないところです。
たとえば「風船を吹く子」なら「顔が赤い」は省略できそうにも見えます。
いろいろ考えてみてください。

点数: 0

「葉に乗りてゆつくりと去る落花かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 葉に乗りてゆつくりと去る落花かな

こんにちは。

感慨から言えば、落花よりも「花びら」の句だと思います。
(詳しくは歳時記でご確認ください)

「川・水路・流れ」などの映像情報は欲しい気がしますね。敢えて省略されているような気もしますが、省略することで風景が出にくくなっている気がしました。

・葉の船に載りて花びらゆっくりと

点数: 4

「廃屋を呑み込む藤の白きこと」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 廃屋を呑み込む藤の白きこと

こんばんは。

コメントから、「白さかな」と比較する際、細かい助詞まで検討したいところですね(一例です)
・廃屋を呑み込み藤の白きこと
・廃屋を呑み込む藤の白さかな

コメントの言葉をお借りして一句残して去ります。

・豪商の廃墟包みて藤白し

点数: 2

イサクさんの俳句添削依頼

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