俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1428ページ目

「磔刑の処刑場めく捨案山子」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 磔刑の処刑場めく捨案山子

こんにちは。

「刑」が二度出てきて、意味も重複することにしつこさを感じます。
小手先で修正するならば

・磔の処刑場めく捨案山子

ですが、ここから単語の取捨選択です。

季語「捨案山子」+「処刑場」、わざわざ「磔」という言葉が要るかどうか?
◆逆に「磔刑」という言葉を残せば【刑罰を与える場所】を比喩していることはわかるので、「処刑場めく」と七音を使って比喩を説明する必要があるかどうか?

単語の取捨選択に正解はないです。
作者の気持ちと技量で変わりますね。

点数: 1

「仏の座地球の動く音を聞く」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 仏の座地球の動く音を聞く

こんにちは。

この句は良いと思います。

取り合わせの効果で、ホトケノザが音を聞いているともとれますし、自分にもその音が聞こえているような気もしてきます。
コメントの「音に咲く」よりは断然掲句が良いです。
「音」とあれば「聞く」は不要、などの意見もあるかもしれませんが、この句は「音」「聞く」両方必要ですね。そもそも「音」が比喩に近いですし。
ということで、褒めて終わらせていただきます。

点数: 1

「笹鳴きや傘閉じ見あぐ散策路」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 笹鳴きや傘閉じ見あぐ散策路

こんにちは。
こちらはいくつか気になるところがある句でした。

◆「笹鳴きが聞こえたから自分が見上げた」という句意に見えます。【原因結果】【自分の行動の報告】などが詩を妨げているように感じます。
◆「見上ぐ」は終止形のため、三段切れになっています。
 連体形なら「見上ぐる」となりますが、そのまま入れたら字余りしますね・・
◆もう一点突っ込むなら、この句の「傘」は雨傘?日傘?どちらでしょうか?閉じているので冬日傘かな?

コメントの「空や風などの方が良かったのか?」、春の風花様だったら「散策路」をどう変えたか興味あります。提案句では「散策路」そのまま行きます。
季語「笹鳴き」を信じて、「見上げる」という自分の行動を省略してみます。

・笹鳴きや傘を閉じたる散策路

点数: 2

「早朝の黙孤高なる初音かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 早朝の黙孤高なる初音かな

こんばんは。

句またがりですよね?
「そうちょうのもだ ここうなるはつねかな」ですよね?
意味はわかりますし句意もわかります。
「かな」構文に対して切れを入ることは難しいですが、比較的成功しているのではないかと思います。

漢字の連続するところに読みにくさ⇒誤読の可能性があるようですが、そこを修正するかこのままいくか、といったところ。
上五の「早朝の」が冗長に感じます。ここと合わせて推敲を考えるのもアリだと思います。
掲句のままでも良いとは思います。

句またがりのまま誤読を回避するとしたら

・早朝に黙あり孤高なる初音

こんな感じでしょうか?

点数: 0

「頂きのコタン冬空近いかな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 頂きのコタン冬空近いかな

こんばんは。

◆句またがりで中七の中に切れのある「かな」句ですが、かなり気になりますね。
◆「頂のコタン」とは?
 山頂にあるアイヌコタン(集落)という意味かもしれませんが、山頂の集落というのが想像しづらく。
 調べても、アイヌコタンの多くは湖や川の畔にあるようですが、山頂のコタンもあるのかな?
◆「近いかな」も違和感が大きいです。口語+「かな」だからでしょうね

・コタンより近き冬空眺めをり

点数: 0

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