「残り茶に蛾のたゆたゆと逝きにけり」の批評
回答者 猫山竹
添削した俳句: 残り茶に蛾のたゆたゆと逝きにけり
こんばんは、御句、味わわせていだだきました✨
私は、蛾は嫌いです。が、この句は好きです!
何故好きかというと、私が昔から敬愛する小林一茶も、蝿や蚊などを詠んだものも多く、一茶に通じるものを感じた、といいますか、、。
蛾という忌み嫌われる小さな虫にも生命があり、この世に生を受け、人知れずその生涯を閉じていく…私ならぎゃー、と悲鳴をあげてすぐさま流しに捨てそうですが、すぐ捨てずそこで一句吟じる姿勢にも敬服します。
お茶の海の中でたゆたゆと、しめやかにその生涯を閉じていた彼の生命に気付いてくれて、レクイエムを詠んでくれて、ありがとう😊と、蛾に代わってお礼申し上げます。
点数: 0