俳句添削道場(投句と批評)

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残り茶に蛾のたゆたゆと逝きにけり

作者 秋沙美 洋  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

朝入れて少し飲んでほったらかしていたお茶。仕事を終えて帰ってくると、そこに蛾がプカーっと。

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「残り茶に蛾のたゆたゆと逝きにけり」の批評

回答者 鳥越暁

こんばんは
拙句「孫怪獣」へのご講評ありがとうございます😊素直にありがたく存じます。賛否あるのは仕方ないですね。
揚句について、
景がしっかりと浮かびます。
私はこのままで良いかと思います。
ああ、死んでるよ、なんて呟きがそのまま伝わるので「逝きにけり」と素直に詠まれているなと感じました。

句の評価:
★★★★★

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「残り茶に蛾のたゆたゆと逝きにけり」の批評

回答者 南風の記憶

句の評価:
★★★★★

 秋沙美洋様、拙句へのコメントありがとうございます。ご指摘の箇所について、私の意図を少し説明させていただきたます。

 まず「古」の一字については、意見が分かれると思います。ただ私の意図としては、「古」の字を入れることにより、黒ずんだ障子の映像を出したかったのです。それにより”白菜”との対比効果をねらおうと。

 また構成について、秋沙美様の「読者が最終的に思い浮かべる光景は古障子を剥がす姿」というご指摘には、私は共感できません。

 なぜなら「剥がす”やう”」と、はっきり比喩だと分かるように書いているからです。古障子を剥ぐのが比喩だと分かれば、読者はもう一度白菜を剥ぐ光景を思い浮かべる。映像を「白菜→古障子→白菜」の順に展開させるのが狙いですから、この語順は譲れません。

 前にも書いたかと思いますが、秋沙美様が感じた通りの批評をしていただいて構いません。その代わり、私も思ったことは率直に書かせていただきます。それが俳句における「誠実」だと私は信じますので、お付き合いいただければ幸いです。

点数: 1

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「残り茶に蛾のたゆたゆと逝きにけり」の批評

回答者 南風の記憶

句の評価:
★★★★★

 立て続けに失礼致します。御句についてのコメントが、まだでしたね。

 率直に、私の好きなタイプの句です。残り茶に蛾がぷっかりと浮かんでいる。よくある光景ですが、日常の中の生と死を巧く切り取っておられると感じます。

 このままでも御句は十分完成していると思うのですが、私なら下五の「逝きにけり」を省き、家の外の光景や人物の状況を付け足すかもしれません。

例1)残り茶に蛾のたゆたゆと雨の夕
例2)残り茶に蛾のたゆたゆと星の夜
例3)残り茶に蛾のたゆたゆと夜勤明け

 如何でしょうか。ご参考までに。

点数: 1

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「残り茶に蛾のたゆたゆと逝きにけり」の批評

回答者 すたこらすたこら

句の評価:
★★★★★

拙句に添削をくださり、お礼申し上げます。大変勉強になりました。ありがとうございます。
お役に立てるか分かりませんが、御句の感想を述べさせていただきます。
「たゆたゆ」が、揺れているのかなと思ったりしていますが、分かりにくいのでは。「逝けり」までは、言わなくてもと、私は思いました。
「飲み残す志野の茶碗に蛾の浮かぶ」など考えてみました。

点数: 0

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「残り茶に蛾のたゆたゆと逝きにけり」の批評

回答者 猫山竹

句の評価:
★★★★★

こんばんは、御句、味わわせていだだきました✨
私は、蛾は嫌いです。が、この句は好きです!
何故好きかというと、私が昔から敬愛する小林一茶も、蝿や蚊などを詠んだものも多く、一茶に通じるものを感じた、といいますか、、。
蛾という忌み嫌われる小さな虫にも生命があり、この世に生を受け、人知れずその生涯を閉じていく…私ならぎゃー、と悲鳴をあげてすぐさま流しに捨てそうですが、すぐ捨てずそこで一句吟じる姿勢にも敬服します。
お茶の海の中でたゆたゆと、しめやかにその生涯を閉じていた彼の生命に気付いてくれて、レクイエムを詠んでくれて、ありがとう😊と、蛾に代わってお礼申し上げます。

点数: 0

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添削対象の句『残り茶に蛾のたゆたゆと逝きにけり』 作者: 秋沙美 洋
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