俳句添削道場(投句と批評)

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「荒土を押しのけ痩せのアスパラや」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 荒土を押しのけ痩せのアスパラや

ネギ様、こんばんは。
細った野菜に向ける作者の温かい眼差しが伝わってきて、ほっこりしました。ありがとうございます。

俳句として気になった点をいくつか失礼します。
◯切れ字「や」を句末で使うことはほとんどありません(全く例がないわけではないですが、上級者でも避けるくらい難しいテクニックかと)。
「や」は詠嘆とともに、句を一旦区切ったり場面を切り替える効果があるのですが、句の最後では区切りを入れる意味がないためです(ざっくりした説明ですが)。
普通は上五、たまに中七で使うイメージです。

季語の省略は賛否あると思います(私はあまり気にしない派ですが)。
自分で楽しむ分にはいいですが、人に見せる句ならば省略せず「アスパラガス」とした方が無難かと思います。

◯「押しのけ」という力強い言葉と「痩せのアスパラ」にギャップを感じますが、これは敢えて狙われましたかね?

◯「荒土」は音数的に「こうど」ではなく「あらつち」でしょうか?それぞれ意味が異なるようですね。
「荒土(あらつち)」と、前句のコメントにある「肥料不足の土」は微妙に意味が違う気がしますが大丈夫でしょうか?

・痩せ土になほまつすぐとアスパラガス
・ひょろひょろとアスパラガスの伸びにけり

句意が変わっていたらすみません。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

「入学や背もたれ知らぬままでいて」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 入学や背もたれ知らぬままでいて

こんばんは。貴句、拝読しました。

深いですよね。「表面をなぞるだけでは見えてこない」タイプの句でしょうか。
季語「入学」はそのままの意味と季節感、入学されたお孫さんの未来の示唆の
ダブルの意味合いがあるのでしょう。
動詞+打消しの助詞で「知らぬ」。後には「ままでいて」。
音楽の作詞の様でもある、何処と無く不思議な感じがします。

きっとお孫さんが小学校にご入学されて、「背もたれ知らぬままでいて」は
「子供の様な感性、「何故?」との疑問を持つ事をいつまでも忘れないで
育ってほしい」、
「どこぞのお偉いさんの様な、背もたれにふんぞり返る様な大人には
ならないでほしい」との心情が、詩的に伝わってくる様に、また、
独楽爺さんが追い求める「余白の美」、「俳句に王道は無い」が
ヒシヒシと伝わってくるかの様に、私には感じられました。

以上です。ありがとうございました。

点数: 1

「荒土を押しのけ痩せのアスパラや」の批評

回答者 独楽爺

添削した俳句: 荒土を押しのけ痩せのアスパラや

こんばんは。
いつも佳い写生句凄いですね。
一物仕立てで句末の「や」なんかは上手いですね。
今後ともここの発展のためご活躍よろしくお願いございます。

点数: 0

「春の雲みなそれぞれに思ひけり」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 春の雲みなそれぞれに思ひけり

めい様、こんばんは。
楽しいエピソードを教えてくださりありがとうございます!
フランスに行かれたんですね☆外国人のCAさん(?)が日本語を話すのはびっくりしますねー。「オトリ」かわいい(笑)。

御句、コメントのようにも読めますし、「同じ春の雲を見ても人それぞれ感じることは違う」とも読めて、いい意味で広がりのある、佳い句だと思いました。
このままいただきます☆

点数: 2

「一輪草静かな湖に櫂の音」の批評

回答者 慈雨

添削した俳句: 一輪草静かな湖に櫂の音

再訪です。
もしかして「湖=うみ」という読み方で使われていますかね?
失礼しましたm(_ _)m

点数: 0

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