俳句添削道場(投句と批評)

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「タコメータ右に振れたり希典忌」の批評

回答者 なお

添削した俳句: タコメータ右に振れたり希典忌

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

拙句「鳥渡る」二句、どちらもコメント有難うございました。
この季語はとりわけ難しい!私のコメントに書きましたが、普段、渡り鳥との接触が皆無ですからね。想像力をフル回転させなければなりません。

御句ですが、乃木将軍は存じ上げており、乃木忌も季語であることも存じておりました。ただ、例えば桜桃忌とか敗戦忌とかに比べると知名度ほ低いと思っていましたので、このサイトでお詠みになる方がいらっしゃるとは思いませんでした。素晴らしい。げばさんでしたか。
そしてなんと、タコメーターと合わせる?これは私には理解できませんでした。もちろんタコメーターは知っていますが、それが乃木将軍とどのような関わりがあり、「右に振れる」ということが何を意味しているのか、ちょっと難しすぎました。

げばさんご自身でもおっしゃっていますが、忌日句の難しいところというが、配慮しなくてはならないところですが、要するにお命日であるわけで、ご遺族およびご関係の方々には、追悼の神聖な日であるわけですね。これは作家とかでもそうですが、特に戦争が絡んできますと、さらに多くの人の多くの思いがよぎるのではと思います。
私もこのサイトで御巣鷹忌や、つい最近では米国同時多発テロの追悼句を詠ませていただきましたが、どちらの事件も実際に「かすった」ために、いまだに心が痛みます。

げばさん、すみません、長々と失礼しました。御句のような「取り合わせ」の句を理解できるように精進します。

点数: 1

「ばつと向く双眼鏡や渡り鳥」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ばつと向く双眼鏡や渡り鳥

こんにちは。はや様、いつもお世話になってます。
拙句「今この時」「この空」にコメント有難うございました。力が沸いてきます。
御句、私はバードウォッチングは体験したことないのですが、以前泊まったランプの宿では、翌朝の朝食前に、庭に来る野鳥の解説というのがあり、そこで可愛い鳥たちの姿を見て楽しみました。
私の提案句は、上五「ばつと向く」はわかりますが、そこにいる人たちがみんな、という意味をだすために「一斉に」としてみました。
・一斉に双眼鏡向く渡り鳥
中八になってしまいますが、許してもらえないでしょうかね。
・ばつと向く視線の先に渡り鳥
これはベタですね。
・追いかけて双眼鏡に渡り鳥
・ハンターのごとく狙うや渡り鳥
うーん、バードウォッチングだかなんだかわからなくなってきました。
すみません、この辺で退散しますが、何かしらのヒントにしていただければ幸甚です。

点数: 2

「鳥渡る今この時のこの空を」の批評

回答者 はや

添削した俳句: 鳥渡る今この時のこの空を

「今この時」「この空」から、今まさに上空を飛ぶ鳥を眺めているように受け取りました。
偶然同じ空の下にいて、それをたまたま目にしただけ。そこに様々な思いがよぎるように思います。遠くに行く鳥たちを応援しているような。何か願いを託すような。
一期一会のあたたかさを描いた句のような気がしました。

「食はぬ子を…」の添削ありがとうございました。思いやり溢れるコメントにジーンとしてしまいました。
「食べぬ」の方がいいとのご指摘、ハッとしました。「食はぬ」にしたのが「だって俳句だし」と何の理由にもなっていなかったことに気づかされました。「叱りつけた日」もいいですね。なおじいさんの丁寧な言葉選び、見習いたいです。
いつもあたたかいコメント本当にありがとうございます。またこれからもがんばります。

点数: 1

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