「タコメータ右に振れたり希典忌」の批評
回答者 なお
添削した俳句: タコメータ右に振れたり希典忌
こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
拙句「鳥渡る」二句、どちらもコメント有難うございました。
この季語はとりわけ難しい!私のコメントに書きましたが、普段、渡り鳥との接触が皆無ですからね。想像力をフル回転させなければなりません。
御句ですが、乃木将軍は存じ上げており、乃木忌も季語であることも存じておりました。ただ、例えば桜桃忌とか敗戦忌とかに比べると知名度ほ低いと思っていましたので、このサイトでお詠みになる方がいらっしゃるとは思いませんでした。素晴らしい。げばさんでしたか。
そしてなんと、タコメーターと合わせる?これは私には理解できませんでした。もちろんタコメーターは知っていますが、それが乃木将軍とどのような関わりがあり、「右に振れる」ということが何を意味しているのか、ちょっと難しすぎました。
げばさんご自身でもおっしゃっていますが、忌日句の難しいところというが、配慮しなくてはならないところですが、要するにお命日であるわけで、ご遺族およびご関係の方々には、追悼の神聖な日であるわけですね。これは作家とかでもそうですが、特に戦争が絡んできますと、さらに多くの人の多くの思いがよぎるのではと思います。
私もこのサイトで御巣鷹忌や、つい最近では米国同時多発テロの追悼句を詠ませていただきましたが、どちらの事件も実際に「かすった」ために、いまだに心が痛みます。
げばさん、すみません、長々と失礼しました。御句のような「取り合わせ」の句を理解できるように精進します。
点数: 1