俳句添削道場(投句と批評)

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鳥渡る今この時のこの空を

作者 なおじい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

こんにちは。前句「菊供ふ」に皆さん温かいコメント有難うございました。義母の良い供養になります。

本句は、兼題「渡り鳥」で詠んでみたものです。
渡り鳥についてはほとんど知らない。いつ、どんな鳥がどこをどのように飛ぶのか全然わからない。
私は今、空を見ているのですが、実は一羽の鳥も見えません。しかし今この時に、この空のどこかで何かの鳥が必死に飛んでいるのだろう、という想像の句です m(_ _)m。ご意見よろしくお願いします。

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鳥渡るらんこの時のこの空を

回答者 負乗

なおじいさん、こんばんは😀
いつもコメントありがとうございます。
拙句「鶏頭の輝くばかり新世界」ですが、これは写生句ではありませんで、観念句というか、創造句です。
「新世界」と呼ばれる世界には、鶏頭の花が、輝くばりなんだろうな…ということです。
植物園や写真で見る鶏頭は、実に色んな種類があり、本当に耀くばかりに、"未来的"なものもあります。まあ、一般的には、黒っぽい地味な花ですが…
 鶏頭の花の輝く"未来"が、本当に美しい世界なのかなあ…という戸惑いと、"気味悪さ"を詠んだつもりです。しかし、それはただ美しかった、と解釈してもらっても構いません…

御句ですが、「らん」を使うと意味が通りやすくなると思いました。
語呂合いとしては、句跨がりでどうかとは思いますが…

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「鳥渡る今この時のこの空を」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

「今この時」「この空」から、今まさに上空を飛ぶ鳥を眺めているように受け取りました。
偶然同じ空の下にいて、それをたまたま目にしただけ。そこに様々な思いがよぎるように思います。遠くに行く鳥たちを応援しているような。何か願いを託すような。
一期一会のあたたかさを描いた句のような気がしました。

「食はぬ子を…」の添削ありがとうございました。思いやり溢れるコメントにジーンとしてしまいました。
「食べぬ」の方がいいとのご指摘、ハッとしました。「食はぬ」にしたのが「だって俳句だし」と何の理由にもなっていなかったことに気づかされました。「叱りつけた日」もいいですね。なおじいさんの丁寧な言葉選び、見習いたいです。
いつもあたたかいコメント本当にありがとうございます。またこれからもがんばります。

点数: 1

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「鳥渡る今この時のこの空を」の批評

回答者 らりこ

句の評価:
★★★★★

鳥渡るの句の添削ありがとうございましたm(_ _)m
私も後から5年にこだわらなくても良いかもと思ったりしてました。即吟で投句してしまったので、ボロが出まくりでしたm(_ _)m

なおじいさんの鳥渡るは、スケールが大きくて好きです。
反対に具体的な内容入れるとすれば、「選挙には興味がなくて鳥渡る」とか
アララ川柳になってしまいましたm(_ _)m

点数: 1

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「鳥渡る今この時のこの空を」の批評

回答者 いくたドロップ

句の評価:
★★★★★

こんばんは、ドロップです。

とても勢いの感じる俳句で面白いと思います!

ひとつ気になった部分は、コメントでは空には鳥が一匹も見えていないとのことですが、
「この時のこの空を」だと、空を見上げた、まさにそのときに頭上で空を鳥が飛んでいるというイメージがしました。

と思ってたら、イサク様の句が、なおじいさんのコメントに近いような気がします。

点数: 1

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「鳥渡る今この時のこの空を」の批評

回答者 ダック

句の評価:
★★★★★

なおじい様
こんにちは。「渡り鳥。。」にコメント頂き有り難うございます。冗談のように作ったのですが、今は真剣に考えています。同じように見える鳥に能力の個体差があるとしたら。どの様な能力が優秀でどれが優秀で無いのか。その基準は。人にとって同じに見えるが、種類の鳥として見たときに仲間として認められているのかどうか。群れを作る動物には結構上下関係があるが鳥はどうなのか。くだらないことですが、分からないことを羅列しながら考えています。
御句ですが、中島みゆきの歌を思い出しました。いい歌です。いい句だと思います。

点数: 1

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「鳥渡る今この時のこの空を」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます。

御句、コメントでおっしゃる通り、想像の句というイメージでした。
「この」という指示語がどれを指しているのかで悩んでしまう句です。
なおじいさんが今指をさして「この空」と言っているようで、「この」に何か深い意味を感じてしまい、このご時世の大変な時のこの時世の大変な空を渡り鳥はゆうゆうと飛んでいるという風にとれました。それはそれで味がありましたがコメントのいまこんなときもどこかで鳥が渡っているという句意にはとれなかったです。具体的な景は浮かばず。
どんな空を飛んでいるのかの描写が少しほしかったです。

ココヤシの突き刺す空や鳥渡る

今ここでない空に飛ばしてみました、秋沙美さんのオマージュです。句意とは別におかせてください。

この兼題、秋刀魚や月と違って、実景として実感として詠むのは結構難しそうですね、私も今考えていますが、想像の取り合わせになってしまいます(*'▽')実景はむずい。

点数: 0

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「鳥渡る今この時のこの空を」の批評

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句・・コメンとありがとうございました。「鎮む」に神の働きと鳥と湖との交歓を込めたのですが分かりずらいですね。げばさんが、とてもうまい鑑賞をしていただけたので、げばさんのコメントを見ていただければ幸いです。
御句・・私はとてもいい句と思いました。中七以降は、具体的な描写でなく、思い、感慨だと思いますのでこのままでいいと思います。「この瞬間どこかで人は死んでいるのだ」と思うことがありますね。

年齢をいうと鑑賞にバイアスがかかるので年齢は伏せておく主義ですが、句から想像するに,なおじい様は現役を退かれたばかりのように推察します。もしこの推察が当たっていれば、私の方が年上です。
現代俳句のネット句会に参加されていますか、もしまだでしたら是非。

点数: 0

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