俳句添削道場(投句と批評)

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ほひろかなるまつりごとを猪の突く

回答者 げばげば

添削した俳句: 第二回俳句しリとり実施中

68句目 前句: 宇治橋の逢瀬や秋の潮匂ひ

明日放る笑ってしまった。
京都宇治橋に潮の匂いがして海神との逢瀬、きれいですねー。
伝説には伝説で。道鏡・和気清麻呂伝説でアンサーしておきます(*'▽')
狛猪(こましし)の京都護王神社もぜひ行ってください!

次は「つく」。

点数: 0

「ウェブ会議部下の狭窓の渡り鳥」の批評

回答者 なお

添削した俳句: ウェブ会議部下の狭窓の渡り鳥

こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
拙句に好意的なコメント有難うございます。励みにしております。

御句、WEB会議とのことで、部下さんが何名いらっしゃるかわかりませんでしたので、まず大勢の場合を考えました。teamsとかzoomとかですと、参加者が多いと一人のマスが小さくなりますね、それを「狭窓」とお詠みになったと思いました。そしてそのマスのどこかに、何故か渡り鳥の写真が出ている、そんな情景かと。
しかしここでつっかえるのです。こんなPC画面の渡り鳥では、季語として扱われないだろうと。

そうなると考え直して、会議の部下さんは一人。バーチャルではない本当の背景のお部屋の窓が見える。一対一で会議をしていた卓鐘さんは、偶然その窓の外を渡り鳥が飛んでいるのを見た、という情景ですね。これならPC画面越しであっても実景ですから十分季語として働きます。
・鳥渡る画面の部下の部屋の窓
・部下の部屋画面の窓を鳥渡る
「たまたま珍百景」みたいな光景でしたね。

点数: 1

「龍淵に紀伊粉河寺の庭青し」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 龍淵に紀伊粉河寺の庭青し

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。粉河寺私も行ったことがありますが、崖に作られた石庭は他の庭とは一線を画し、また別の趣がありますよね。そこに「龍淵に潜む」という季語がマッチしているように思いました。まさに、巨石ばかりでできた枯山水が龍の潜み場のようにも思えてきますね、面白い。
これはお茶で有名な上田宗箇作なんですね、知りませんでした。卯筒さん、「庭伽藍」や「蹲」や。庭園がお好きなのでしょうか。

点数: 1

「鳥渡る五輪の雲の残る空」の批評

回答者 げばげば

添削した俳句: 鳥渡る五輪の雲の残る空

再登場です!

希典忌コメントありがとうございます。
おっしゃる通りで、忌日はその方に思い入れのない方には連想力が低く、逆に思い入れのある方には、そんな風にとらえないでくれよ、となる可能性があるのだなと痛感しました。これは御巣鷹でも終戦でも扱うのが難しいなと。なおじいさんのように実際に思い入れを持って詠むのでないとなかなか難しそうです。

私にとっては乃木大将のことというより、漱石さんの「こころ」の句だったのでした。こころの先生は明治天皇崩御とともに殉死した乃木夫妻の報を聞いて自死した先生。そういう象徴的な明治観を、車やバイクがぐーんと加速している光景と合わせると響き合うのではないかということでした。アクセルを踏み込むという措辞でなく、タコメータが振れると表してみたのですが、「右に」としてしまったことで、季語と相まって期せずしてちょっと政治的な句みたいになってしまいました、こういう季語の連想力が難しさを感じました。

そもそも忌日の季語は季節感や風情で詠む句ではないので、やはりそこはかとない趣を届けるという感じは私の技術では難しいのかなーと思いつつ、チャレンジの句でしたー。なおじいさん、コメントありがとうございます(*'▽')

点数: 1

「渡り鳥空に見えざる水尾いくつ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 渡り鳥空に見えざる水尾いくつ

こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
拙句「鳥渡る」にコメント有難うございました。二句とも好意的に見ていただけてホッとしました。

御句ですが、浅学にして不勉強な私のこと、「水尾」がわかりませんでした。「みずお」と読んでいましたから、下五が字余りだな、とか思っていました。
みんなは読めるのかな、と思っていましたら、げばさんがなんでもないことのように評論してはる。かっこいい。

どうやら「水尾」は「みお」と読んで、「きれいな水のわくところ」という意味のようですね。「長距離を飛ぶ渡り鳥よ。お前たちに休憩所は何ヶ所あるんだい?大丈夫かい?」と思っていらっしゃる句ですね。優しい。
・渡り鳥こまめに休み取るのだよ
これは提案句ではありませんが、こんな心境では?

点数: 2

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