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はりねずみのおひっこしの批評の返信(元記事)

さる・るるるさん、コメントありがとうございます!

こんな、一年も前に書いた習作に……。
これを書いたときよりは、少しは成長しているはずなんですけど……。
というか、いま読むと文章がやぼったくて恥ずかしいです。
久し振りに読んで内容を思い出しました。

この作品のテーマは、「内気なはりねずみの小さな勇気」だったはずです。

>イジメられたハリネズミが、村から逃げ出し、男の子に話しかけて、また逃げ出した。
>そうしたら、なんと、男の子の方から訪ねてきてくれた・・・。

結果としては逃げ出してしまいましたが、勇気を出して声をかけたから、お友達ができた、
だから、勇気を出して声をかけることは大切というメッセージを伝えたかったんですけど……。
まあ、なんか盛り上げに失敗していますね。
ちゅーたとの関係で盛り上げる話(声をかけるのが究極の選択のはず)なのに、
ねずこがいるために勇気を出して声をかけるという行為の
印象が薄くなってしまっているのが今みると自分でも失敗だと思います。
あと、そもそものテーマ選びが、地味過ぎますよね。
たしかにフクロウが出て来るような派手な演出があった方がストーリーに起伏がうまれて
面白いんだろうことは頷けます。
だいたい、人見知りなどネガティブで魅力のないキャラクター造形になっているのも問題ですね。
人見知り、だけど優しい、とか、フォローする属性が見当たらないです。
それに、主人公がはりねずみなのに、視点はねずみたちのものになっている点も
こんなに短い話なのに……ですよね。
あーダメなところばかりです。

>この小説は、自分の針が「切られる」か、「切られない」か、すべて自分都合です。
>ここが面白くありません。
これは、とりあえずピンチを作らなくちゃ、という発想でこうなってたんです。
でも確かに、はりねずみ自身が困る場合に声をかけるのは身を護るために当然で、
それくらい出来て当たり前ですね。ううん。確かに。

最近自分でプロットを作るときは、最初と最後を決めて、
その中間地点で何をするか(葛藤)を決めて、それから肉付けしていく、という方法に落ち着いてきて、
こう作ると作りやすいなーと思ってたんですけど、その訳を解説していただいたような気がします。
自分では理解しきれていなかったところまで含めて。

大変勉強になりました。
3回読んだけど、明日また読みます。
ありがとうございました!

はりねずみのおひっこしの批評の返信の返信

投稿者 さる・るるる 投稿日時: : 0

長々と書きましたが、伝わりましたか?
説明に、分かりやすい例えが必要になると思うのですが、
それが、うまくいってるか? 否か? 自分では、ちっとも分かりません(苦笑)。

さて、テーマは「内気なはりねずみの小さな勇気」
とのことですが、その“小さな勇気”が、
その後“どうなったか?”といった、後のことの方が大事ですね。
小さな勇気”は、往々にして、別の誰かに“大きな影響を与える”ものです。
つまり、自分が変わったことで、自分に対する”相手の印象”も大きく変わるハズです。
しかし、ちゅーたは何も変わっていないですよね?
主人公が変わる、ということは、ちゅーたが持つ“主人公の印象”も、
最初とは、大きく変わっていないとイケないンです。
例えば、最初は、あんまりいい奴じゃないと思っていたケド、
何かのきっかけで、実は、とってもいい奴だって分かる感じですね。
この、ちゅーたの感情が、小説には描かれていないンです。動きしかないンです。
物語とは、その“感情の動き”を作ることです。そこに三幕構成を使います。
つまり、“ちゅーたの役割”とは、“主人公の心を、最後に代弁してあげること”なンです。
主人公が、自分で成長したことを、独白で言ってもシラケますよね。
自ら、そんなことを語っては、ダメなンです。
それは、最後の最後に、“ちゅーたに言わせること”なンです。

この小説は、「話し掛けて友達になった」という流れです。
でも、これでは読者は、合点がいきません。
なぜならば、もともと“いじめられっ子”だから、話しかけても、
おどおどした行動から、また、イジメられるのだろうなと考えますからね。
三幕を考えれば、その先に、自分を変える大きな“転機”が訪れます。
ここがないンです。ここを熟考します。
例えば、天敵が、ちゅーたを狙ってやってきました。
そこで、主人公は、大声で呼ぶことで、ちゅーたを助けました。
しかし、そんな大声を、男の子に掛けたことがなく、
そのことが、急に恥ずかしくなり、急いで家に逃げ帰りました。
そして、ちゅーたがお礼を言いに家に訪ねてきます。
という流れだったらどうでしょう?
これなら、友達になっても違和感がないと思いますよ。たぶん(笑)。
そこで、最後に、ちゅーたが「主人公の心を代弁するセリフ」があり、
ここが、作者が、一番「言いたいこと」「伝えたいこと」であり、
この小説の「テーマ」でもあると考えます。
そういった部分を、もっと明確にして作ると、素敵な話になると思いますよ。

キャラクター造形については、むしろ逆の意見ですネ。
ここを変えたら、物語が根底からひっくり返っちゃいます(笑)。
キャラクターは、“人見知りで、ネガティブ”だからこそ、いいンですっ!!
そういう欠点だらけの主人公の方が、
読者は、心から応援したくなりますし、共感することが多いです。
【魅力的な主人公】の“条件”とは、むしろ【欠点だらけの人物】を作ることです。
そういった人物が、頑張るから、成長するから、感動するンです。
ここ、大事です。

確かに、このプロットは、ただの箇条書きでしたね(笑)。
そもそも、この段階で、三幕をきちっと作っておかないと
小説にした時に破綻しますから、まずは、プロット作りを大切にしましょう。
で、肉付けしていくと、「一幕」が、一番、ボリュームがあります。
あくまで自分の感覚で言うと
割合は「一幕・8」:「二幕・1」:「三幕・1」かな。特に、ショートだと。
長くなると、「一幕・6」:「二幕・3」:「三幕・1」ぐらいかなぁ。

あと、前のテーマと被るのですが、
“プロット”を作る前に、【1行ストーリー】を考えておくと話がブレません。
これを「テーマ」と呼ぶ人もいますし、いまでは「ログライン」とも呼ばれています。
【ログライン】→【プロット】→【小説】と、
少しずつ話を膨らませていく方が、間違いなく、破綻のないモノができます。
最近では、この“ログライン”の段階で、熟考おくことが、非常に大切だと言われています。
ログラインは、ネットでググると出てきますので、参考にしてみてください。
読んでみて、なるほど!!と思いましたヨ(笑)。

スレッド: はりねずみのおひっこし

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