ノベル道場/小説の批評をし合おう!

えんがわさんの返信一覧。投稿の古い順1ページ目

元記事:港町のカボチャ売りとかの批評

うむ……何と言うのか、ほのぼのテイスト自体は嫌いではないんだけれどもあえて読む気にはならない、誰かの紹介なりこういった申し出なりがなければ積極的に読む気の起きないhexaです。

何て言うんだろ、漫画だとARIAとか、ほんとに雰囲気を楽しむだけのお話だろうか。ARIAは「一人前のウンディーネになる」という目標があって、それで終わったからなんとか読めたけれど。(←アニメを録画して倍速で見てた人です。そうしないと眠くなって寝落ちしてしまいそうだったため)

雰囲気を楽しむのはよしとして、次に物語を作るときはちゃんと主軸になるものを用意して、それに添えるかたちで表現しないと「まあ……雰囲気はいいね」だけで終わると思います。以上です。

上記の回答(港町のカボチャ売りとかの批評の返信)

スレ主 えんがわ : 0 投稿日時:

はい。
ARIAは漫画版を読んだんですが、自分は苦手です。あの漫画的なところがあって、何か嘘くさく思えてしまうんです。だから比較として挙げられてしまうと、辛いです。それもhexaさんや一般の人の眼を想像すれば、そういう自分の苦手な部分こそ、(例えば明確にゴールを設定し、都度都度と説明するなど)、物語を進める力となっているのかなとか思いました。

そうですね。各話には言いたいことは忍ばせているのだけど、忍ばせすぎて伝わっていない、そして全体を通して一つの大きな物語を望むと、肩透かしになるのでしょう。
でも、こーゆーのが好きなんで、しょーがないんじゃー。

とは中二心で逆上しつつ、「あえて読む気にはならない」という言葉は本当に重く、それこそ自分の好きな物語って、世間には求められてないんだな、と日陰者として書き続けようと決心が改まりました。

それでも雰囲気とかテイストを嫌いにならないでいただき、ほっとしました。たとえ雰囲気だけで終わるとしても。なんとかやっていこうと思います。
ありがとでしたー。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 港町のカボチャ売りとか

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元記事:港町のカボチャ売りとかの批評の返信の返信

ARIA漫画版読めたんですか。それはそれで凄いですよ。
私はTV版の雰囲気の良さに惹かれて読んでみようと思ったんだけど、コマ割りやら何やらが何故か気に入らなくて挫折したくらいです(←こんなこと滅多にないので自分でも驚いたくらい)。たぶん映像美と音楽で底上げされてやっと観れたんではないかという……

いちおう、なろうの「日常系」で高ポイントのものを紹介しておくけれど江本マシメサ氏の「北欧貴族と猛禽妻の狩り暮らし」とかかな。これは「北国に来てくれる嫁さん必死に探しているんだけどことごとく逃げられて今度見つけた嫁さん候補に逃げられないかドキドキしながら一緒に日々の生活を楽しむ」お話でした。でもこれぱっと見で「あ、この二人ならうまくいくでしょ」という安心感やお約束感があってそれでも見ていたいなーと思えたものです。で、北国暮らしの描写に愛が注がれているのはわかるけれども、あくまで「この二人がうまくやっていけてるのか」のほうが物語として大事だったわけで。

他にも探せばいくつかあると思うけど、日常系は恋愛あたりとセットでないとちょっと読む気が失せるかなー……
誰かいい雰囲気になれそうな候補がいて、その人相手にカボチャ愛を語り尽くしたりカボチャ料理の試作品を食べさせたりとかいうパターンができているとよかったかもしれない。(そういうのがたぶん嫌な方だろうとは思ってますが)

そういえば自分の男兄弟なんかは「シリアスな物語に身を投じているキャラクターが、ほんの一時平穏な日常に浸る(おもに食べ物系の描写で)、そういうシチュエーションがツボ」とか言ってましたがな。
細かい描写に愛が籠っているのはいいとして、それとは別に物語の主軸を決めないと「なんかぼやけて」しまうと思う。

あ、あとそれからこの掲示板は他の人の作品に感想を書くと感想返してくれる確率が高くなるので、他の人の意見を聞きたければ積極的に感想を書きこむといいです。「この路線がどストライク」の人もいるかもしれないし。

上記の回答(港町のカボチャ売りとかの批評の返信の返信の返信)

スレ主 えんがわ : 0 投稿日時:

ARIAは、個人的にちょっとな部分があるんですよねー。絵は綺麗なんですけど。
テレビアニメ版は見てないです。不見識―。

「日常系」って括られちゃうと、どうかなとか思っていて。
古くは北村薫の日常のミステリから、漫画ではヨコハマ買い出し紀行をはじめとして……とか意識しすぎると疲れちちゃい。ちゃいちゃい。

恋愛と日常では、通読した漫画ものでは小池田マヤさんの「バーバーハーバー」は、床屋さんの毎日が続くんですけど、主題にOLとの恋愛を置いて、それがどうなるか、というところで関心を引っ張っていて、確かにそういうコイバナがあると続きが気になる感がありますよね。そーゆーことでしょうか。
あの、具体的な恋愛は違うかなって気がするんです。ご察しのように。主人公の年齢というかそゆのも、男の子と実際にいちゃいちゃいして、というのとも違うだろうし、個人的に恋愛を主軸に置いたものは苦手なのは確かです。
でも、恋愛とは少し違っても、たとえばレギュラーの街の住人とか相方みたいなのを出して、軸のようなものを置くというのは確かに効果的だと発見し、それは自分でも足りない部分だし、書きたくても書けない部分のように思う。恋愛をスパイスにした作品は強いし、読者に求められている。残念ながら、それを提供する力も趣味も自分にはない。ずしんとしました。

はっきりした後味、みたいなのを望まれているのはなんとなく察しました。だから単純にhexaさんとの好みがずれているのも、なんとなく合う合わないがあって、だから他の方へのアプローチもすすめてるのかなとか。
思うのですが、hexaさんの志向の方が広く明るい方を向いているように思います。
自分の好みとか文章に込めるものとか、あいまいに伏せている部分とか、そういうのはマニアックでマイナーで、ズバッと言えば独り善がりなんでしょう。常に自覚していこうと思います。

あの、ほんとに、申し訳ないのですが。
感想を貰えば、喜んで感想返しをするのですけど。
自分から感想を書いて、相手に感想を貰う。というのは、何かイイ人に感謝を押し売りして、無理矢理読ませてしまって、それで無理矢理感想を書かせてしまう。ような。
気にし過ぎなんですけど、そゆお返事とか貰ったり、透けて見えるコメントを貰うと立ち直れないくらいに凹むし。自分から相手に直接感想を書くと、なんてえらそうなんだって、何様のつもりなんだって、これまた数日凹み続け。感想貰うのは大好きだし、コメントをいただくのを切望してるし、感想返しも自分なら嬉々としてするし、だからこゆところに投稿してるのにねー。とわかっていつつも、自分からは書けないのよ、微妙な乙女心ならぬおっさん心が自分でも憎い。と言い訳を長々と見苦しいね。ほんと好意からオススメしていただいているのに、それにこたえられず、ごめんなさいです。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 港町のカボチャ売りとか

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元記事:港町のカボチャ売りとかの批評の返信の返信の返信の返信

ちょっと厳しく言っちゃって悪いけど「型にはめられるのを嫌がる人ほど、一歩も型から出ていない」
えんがわさんの作品は本当に「日常系」としか言いようがない。
他の作品はミステリとか、紀行ものとか、「○○系+ちょっと○○系」とか、「○○系」をベースにしたうえでのオリジナリティがあったりするんだけど。プロの作品ほど、ベースが何かわかったうえでの独創性がある。
小池田マヤはもともとが「OL恋愛もの」がメインの人だよ。あの人の作風を日常系と言うのはむしろ違う。

で、「日常系」ってつまり「普通に生きていくこと」が目的になるわけで、そのジャンルが最後にどこに辿り着くかというと「仕事を極める」「結婚相手を見つける」のどっちかになることが多いわけ。
で、恋愛ものはちょっと……という人が「仕事系」に行くわけで、それでARIAは「ウンディーネになる」になってるわけですよ。

それとは別に「この世界が好き、ここで暮らしていたい」というその世界観に捧げる愛が強い人でないと、細部の描写はできないわけだけど、物語の主軸ってのは「宿題」みたいなもので、だいたいの人は好きで入れてるわけじゃない。お話に必要だから入れてるんですよ。残りの細部が「趣味」「遊び」「好み」だったりするので、私としては「遊びは宿題を終えてから」と言い聞かせながらやってます。

だから趣味で書いている人に強制する気はないけれど、そこが趣味どまりの人とプロとの差だよってことです。
(いや、私も趣味どまりの人だけど、それでもその部分を気にはしている)
キャラクターに「目標」がないってのはつまり「未来を見ていない」ってことになるので、逃避だったりモラトリアム中だったりってことになる。そういう書き方を否定はしない(尊敬するプロの人がそう仰ってるので)。でも、その書き方はいつかきっと限界なり行き止まりに突き当たったりする。えんがわさんにとっては書き終わった今がまさにその状態なんじゃないかと思っている。なので、次回作ではそこも含めて考えたほうがいいんじゃないかという話です。

もちろん、まだ逃避のネタが尽きないのであればそれを続けてもいいと思う。「書きたいと思う衝動に任せて書く」のはそれはそれで大事な理由だから。

あと、感想の件はここの「評価を貰えるコツ」に書いてあるのと、一種のマナーみたいなもんで強制ではないから。他にもほのぼの系書いてる人いた気がするんだけどなー。星がたくさんついている人のがそのマナーを守る人の目安みたいなものです。ただまあ確かにえんがわさんの傾向だと凹むしかないと思うので、やはり無理にとは言いません。書きたいものが尽きた時、ふっと他の人のを読んでみて元気がもらえることがあります。そんなお礼の一言を言いたいだけ、でもいいんですよ。

そういうわけで、素敵な街の雰囲気を伝えてくれて、ありがとうございました。

上記の回答(港町のカボチャ売りとかの批評の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 えんがわ : 0 投稿日時:

あー、はい。
多分、hexaさんと自分との間で「日常系」に対する認識と知識のずれがあるっぽく、だけど、そこについて論じてしまうと話がすいすいーっと本題の文章から逸れてしまいそうなんで、うー。
そんな風な見方もあるよねって受け取り―。

あーはい。
どこかで見たことある―、オリジナリティや独創性がないー。プラスアルファが欲しいー。ってことなんでしょか。
耳が痛いです。独創性を出そうとして出すのは嫌いで、なんとなく書いたまま書いたまま。
こうして個性がない一般ピーポーな自分によって、そんなこと言って出来たのが、全くふつーのくだらんつまらんもんじゃ、ってな感じなようで、まー、つまらない自分っていうのを再確認しました。(暗すぎです)

逃避しているって言われればそれまでだし、逃避的というのはそうだよなーとしっくるするので。まー、逃げるにしても、全力で逃げていきたいです。逃げて逃げて逃げてー。宿題、嫌だし―。嫌いだし―。めんどくさいのは好きなのははまってやり込むけど、嫌いな嫌いな宿題なんて頑張らないし―。がんばってー。

今の状態を気にかけてくれて嬉しいのですが、そんなことは無いです。お気にかけすぎですよん。そんなに燃え尽きて、行き詰って、見えるのだろうか。

まー、なんか、最後の取ってつけたような一文が痛いです。びしびしびしっと。怒らせちゃったなら、すいません。ほんと、すいません。根が不真面目でそのくせなんか頑固ナンス。なんす。ガンとナンセンス。

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元記事:港町のカボチャ売りとかの批評の返信の返信の返信の返信の返信の返信

落ち込むとこが違う―(なんかもうホントこれで終わりにしようと思ってるんだけど考えのズレがひどい)

えんがわさんの作品にオリジナリティがないとは言ってないよ。いちおう私はよかったところに「オリジナリティ」入れたわけだから。
ただえんがわさんのオリジナリティは、カボチャと港町の組み合わせにあるというだけ。そこから拾っているものが主軸にそっていない(そもそも主軸の存在自体が危うい)から、手当たり次第に拾って描写したものをまとめて全体を見ると逆に「日常系」の枠に見事なまでにおさまってしまっているんだ。

怪しくなってきたのは特に「時計の修理」あたりからなんだけど。恋愛が主軸に絡んでいる場合は、「その人と一緒に体験したこと」「その人のことを考えながらやったこと」すべてをピックアップする意味がある。ARIAのように仕事ものでありながらそれが「観光案内人」でもある場合、「この町の良さを知ってもらいたい」という思いを描けばいいわけだから、町で起きたことはほとんど関係しているし、仕事がオフの時でも「この町の良さを再発見したぜー」になるので手当たり次第に拾ってもやはり問題はなかったりする。

でも恋愛は避けたい、いちおう仕事は熱心、でも「カボチャ売り」からかけ離れた題材を扱おうとしている、それで視点を飛ばしてまで時計屋の話を描いたあたりから「あ、カボチャ売りとしてのネタが尽きたんだな」となる。「ロウソク流し」はギリギリ入っているかもしれないけれど、そうやってカボチャからかけ離れたものを拾っていけばいくほど「オリジナリティがある」ではなく「どこに焦点が当たっているのかわからない日常もの」になってしまっているんだ。

まだこれが、女の子視点から始まって、お昼を買いに来たお客さんで「時計の修理してるんだけどさー」という世間話から始まるのであればわからなくはないし、「カボチャだけでなく町全体の魅力を伝えたい」というのであれば「引っ越してきたお隣さん」みたいな人をつくって、町の紹介なりすれば「その人にこの町を好きになってここにずっと暮らしてほしい」という気持ちにあふれた話になると思う。ようするに「カボチャ」と「港町」を繋ぐものが弱いというか。

ARIAの灯里もそういう意味では「新参者」だし、「魔女の宅急便」なんかもそうだよね。そのうえキキは空を飛べるから町全体が俯瞰できるし、宅急便の仕事として町全体を網羅することは大事だし。飛べなくなって仕事をお休みしていた時も決して仕事のことを忘れているわけではない。トンボと一緒の時はまあ一時的に恋愛ものになってるわけだけど。

……結論としてはやっぱり「視点大事」ということでしょうかね。いきなり時計屋の視点になったところで、物語の必要性ではなく作者の都合で視点を切り替えさせられている感じがして「ホントに描きたいものだけ描いてるなー」という印象。それが読者から見ると「目移りしてる」「逃避傾向」にうつったりするわけ。

……なんか最近こんなんばっかだ。「何かがおかしい」と思ってつきつめてみると最終的に視点の問題にぶち当たるんだ……「視点は小説の全て」と仰るプロの見解がすごく身に染みるわ……。

上記の回答(港町のカボチャ売りとかの批評の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 えんがわ : 0 投稿日時:

あー、はい。
何かよくわからんなくなってしまったんで、これでおしまいでー。

視点のずれとか、時計屋を出すのが良くない!
とかこれまでのhexaさんのご批評からは、ほんと、全く、さっぱり伝わらなかったんです。
自分、馬鹿なんでわからんのですよー。
no6のご批評、流し読みしたわけじゃないです。精一杯読んだ。これでも。
その結果があの鬱文です。
ってことでこれ以上交流すると、hexaさんにストレスためちゃいそうだし、自分は自分で勝手にショボーンと凹みそうなんで。

バーバーハーバー.ARIA,魔女の宅急便は、自分も語りたければ語ることいっぱいあるけど。ねー、そゆのは駄弁るって感じになるんで。
「日常系」ってなんだろね? 小一時間語れそうだけど、きっとどっちもポカーンになると思う。

あの、自由に感想を書いてって励ましてくれたhexaさんのお言葉を借りて、
hexaさんも自由に批評を書いて益になりそうなお人に、コメントをお寄せするようにしてね。きっと、その方が幸せなネット文通になる気がします。
ちょっと自分には良くわからなかったです。相性の問題か、多分自分の読解力の問題で。

(時計屋を出すなら、時計の修理って外からやるんじゃなくて時計台の内部からやるよねー。ふつー。嘘ついてるねー。とかビクビクしてたんですけど。)

なんとか最後のまとめだけ、心でピックアップして、視点が大事、プロが大事、ってことで、了解しましたー。
ではではー。ご健勝をー。

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元記事:ラ・ピュセル〜オルレアンの乙女〜

今現在第5話まで投稿済みですが、まるでポイントが伸びません。そこまで気にしてはいないのですが、さすがに5話まで書いてブクマが1だとよほどつまらないのか?とちょっと心が折れそうですε-(´∀`; )
そこで長所欠点含め、なにかしら感想及び指摘をいただけたらと思います。
よろしくお願いします。

上記の回答(ラ・ピュセル〜オルレアンの乙女〜の批評)

投稿者 えんがわ : 0 投稿日時:

辛口の感想になってしまいました。申し訳ないです。

1話だけ、読みました。

全体として、史実や舞台の説明と、エピソードがごっちゃになり、それでいて分離している印象がありました。

記述的な部分で。
 「落ち着けよ。お前さんとこのイザベルはもう四人目だろう。心配ないさ」
 そういって、ジャックを励ますように肩を叩いた。
 この時代、女性は非常に多産で、一人の女性が四、五人の子供を産むことも珍しくなかった。がしかし、同時に出産には非常な危険がともない、女は戦争で死ぬよりも、出産で死ぬ確率の方が高い、とまでいわれる時代だった。
 「うちの女房もついてる、心配ないさ」

など、セリフ→説明→セリフとなっていて、つまり流れが掴みにくい、寸断されて勢いが止まってしまう。このような個所が幾つか見受けられます。
これはカメラや視点が、ポンポンと忙しなく行き来し、感情移入しにくいのと似ています。つまり夫の視点で読んでいると、さっと作者の視点の解説が入ってきて、また夫の視点に戻る。混乱。

それと壮大なスケールを出そうとしたのでしょうが、人物が多すぎる印象があります。
冒頭ですので、何も知らない読者は、人物名と描写、容姿、パーソナリティを符合しながら読み進める必要があります。それがどうも多すぎて、その登場人物の多さの割に、容姿やキャラクタの描写が不十分なのもあって、入って来ません。教科書を読んでいるような小難しい印象は、ここから大分来ているように思います。
(歴史もので冒頭から人物が多いものもあるにはありますけど、それは登場人物の多くが史上の有名人だったりします。読者は事前に彼らを知っているから膨大な人物データを対処できるんですね。本作ではジャンヌ以外、無名な一般農民です)

ジャンヌ、ジャック、イザベル、アルノ、アンリエット、ジャクマン、ジャン、ピエール。
これに冒頭などの、グラン・テスト地域、ロレーヌ地方の東に、ドンレミ=ラ=ピュセル、と言ったカタカナの地名が加わって、追い打ちをかけます。

ちょっと振り切られそうです。

人物を絞る。
または知識として調べてマニアックで嬉しいなと思った人名も、敢えて使わない。
これからのキーパーソンにならないのなら、「隣のおじさん」だけの方が却って分かりやすく感じたりします。

あと「である」が多いです。
学術書とか、特に史学畑だと、事実を断定する必要があって、だからであるを使う必要があるのであるである。
これは自分の好みによるところが多いのですけど、小説だとここぞというところで使う、かなり強い言葉だと思うのである。
と「である」も使い過ぎると、却って薄っぺらくなり、本作にはその兆候が少し見えます。

なんつーか、肩に力が入り過ぎているように見えるんですね。
続きます。

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誰ガ為ノ拳(だれがためのこぶし)

投稿者 江本雨薙 返信数 : 2

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この作品は「すべてのジャンルをバランスよく一つにしたら、いい作品が描けるんじゃね!?」と思い、三年前に筆を取ってからずっと書いている... 続きを読む >>

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ウィンストン

投稿者 高宮 聡 返信数 : 2

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まだ未完成ですがよろしくお願いします。実話も交えたフィクションです。 続きを読む >>

長所を教えてください!

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白粉花と薬屋

投稿者 神崎菊 返信数 : 8

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語彙力等心配です。非現実的なこのお話が伝わってほしいです。 続きを読む >>

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元記事:夢の剣

初めてなので手厳しくお願いします。
内容はホラーのつもりです。

上記の回答(夢の剣の批評)

投稿者 ヘキサ : 1 投稿日時:

「初めてなのでお手柔らかに」かと思いきや「手厳しく」と来たので笑わせてもらいましたw

「胡蝶の夢」を彷彿とさせる悪夢の連なりが感じられました。
ただ、最後が夢なのか現実なのか本当に解らないところが何とも言えないですね……
自分も、「あ、これは夢だな」と解っているのに起床できない・覚醒していてもその状況が続く理不尽さを感じることがあって、もどかしい思いをしたことがあります。

この作品を読んで思い出したのは、映画「マトリックス」で、主人公が「今までの世界は全部夢」と言われた時に「でもその強制的に夢を見させられている状態も、現実とは言い切ることができないよね」と創作仲間で語り合ったことでした。それを言い出すとどこからどこまでが現実で夢なのかわかんないや、と永遠ループになってしまって。

なので、もし最後が現実だと思わせたいのであれば、剣ではなく包丁にして、例えば「照明のスイッチに繋がる紐に括りつけられている」などと詳細に表現すると、その部分は現実っぽいな、と思わせることができるのではないでしょうか(もちろん、そこまでやっても夢だと疑うことは可能ですが)。

もし蛇鷲さんに「ここは夢で、ここは現実」とはっきりさせたい意図があったとしたらもう少し練り込む必要があると思うのですが、胡蝶の夢の永遠ループを表現したいのであればこれはこれでありかも、と思います。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ranove.sakura.ne.jp/3story_system/public_story/13609.shtml

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 夢の剣

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元記事:日本と異世界の平和を守る『藍崎企画』の提供でお送りします。

以前ここで批評依頼をしたものです。
『まだ短い』『タイトルが紛らわしい』などの意見を頂きタイトルを変え、ついでに内容も頭から書き換え、二日一更新を地道に続けて分量増えたんで誰か叩いてください。
旧題:『帰還勇者は静かに暮らせない』です。
ですが、正直キャラの名前と設定以外は結構変わりました。
悪質な広告になってしまっていたらごめんなさい。

上記の回答(日本と異世界の平和を守る『藍崎企画』の提供でお送りします。の批評)

投稿者 ヘキサ : 0 投稿日時:

はい、来ましたよー

えーと、本音は私の好みのジャンルからややずれてる感じがしたので遠慮しようかと思っていたんですが「行き当たりばったりでネタが尽きた」「最初のほう書き直した」などと読み手をハラハラさせながらもとりあえずの完結までもっていった気力に敬意を表して、全部読ませていただきました(いやほんと、この状態になってエタる人が多いからやっぱりそのパターンになるかなと思ってたのにやり切ったのはすごいと思ってますよ……)。

冒頭に関してですが、時間軸の入れ替えは本来混乱を招きやすいのでできればやってほしくなかったのですが、この話に限っては藍崎企画の方向性を示す、という点でそこまで悪くなかったとは思っています。これのようなお仕事もので変に情報が錯綜しないタイプはありかなとも思います。ただ、冒頭の呪文群が意味がわかりやすいものではなかったため、カタカナの羅列の多さでちょっと引きました。ブラバしかけました。

次、文章全体ですが、登場人物のセリフや主人公の心の声から状況を遡って想像させる、というような状況が多く、行動そのものの描写が少なくやや読みづらい気がしています。流れるようには読めず、「ん、これどういう意味だ→(少し止まって考える)→そういうことね」という手順。まったくだめだとは思っていませんが、五割以上こういう書き方をされるとちょっと疲れます。短編などはこうやって一文一文技巧を凝らす人も多いのですが、長編って基本的に読み返さない前提で書いたほうがいいんじゃないのか、という派ですので。

あと、設定が凝っているのは面白そうだと思ったのですが、それの読解に加え笑いのネタもほぼ一文、二文ごとくらいに込められているので、ちょっとこれは文章の内容配分的に技巧を凝らしすぎな感じもしました。笑いをとるシーンって、連打で来られるとけっこうリズムが合わなくてきついってことがあるんですよ。笑いのシーンは詰め込みすぎが原因でスベるということもあるので、ちょっと緩急をつけてほしい感じ。そして、さっきも言ったように行動の描写をもうちょっと増してほしい。

内容全体に関してですが、完結させてあるから全容がつかめたのですが、ユノの身の上を中心に話が構成されているので、笑えるバトルシーンはあっていいんですけれど他はもう少しそこに集中して話をまとめてほしかった感じ。特に最初のころのゴディタニナの接待でなんかもぞもぞと停滞していたような。あと、それに関連してユノやユノ父の心情描写にもうちょっと流れをつくってほしかったのですが、「ユノがドライな性格だから」という前提があるにしても、いまいち描写していて面白くない感じ……あと、ゴディタニナに関してですが、ユノを預かったことに彼なりの思惑があるようならもうちょっと最後にフォローが欲しかったような。最初のダメ主神のイメージだけが強すぎて他に何が書いてあるのか忘れた(汗

ですが、こう言えるのもユノのエピソードにひと区切りつけられたからこそです。文章の配分は慣れだと思いますので、今は無理に直そうとせず、次話からできる範囲で気にしてみてもらえれば、と思っています。とりあえずお疲れ様でした。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 日本と異世界の平和を守る『藍崎企画』の提供でお送りします。

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元記事:ラ・ピュセル〜オルレアンの乙女〜

今現在第5話まで投稿済みですが、まるでポイントが伸びません。そこまで気にしてはいないのですが、さすがに5話まで書いてブクマが1だとよほどつまらないのか?とちょっと心が折れそうですε-(´∀`; )
そこで長所欠点含め、なにかしら感想及び指摘をいただけたらと思います。
よろしくお願いします。

上記の回答(ラ・ピュセル〜オルレアンの乙女〜の批評)

投稿者 えんがわ : 0 投稿日時:

世界や舞台の説明と、エピソードの乖離。

についてもう少し踏み込んでみます。こちらが自分の言いたいことだったりします。

「人口よりも牛が多い」という冗談が囁かれるほどの田舎で

と解説にあります。でも読んでいて、その冗談は余り楽しくありません。何でかと言うと、読んでいる自分に、それに対する興味関心が生まれていないからです。

このような部分を楽しみながら伝えるには。
情景描写、風景描写で閑散な、或いは広々と自然の広がった村の雰囲気などを描いて。
牛などが戯れている描写、或いは牛飼いなど、牛と登場人物を絡めても良いし、そういうのを続け、出来れば牛が多いなという印象を描写から伝え、そこで「あの冗談」を語る。そうしてエピソードに溶け込ませて、はじめてなるほどと実感されると思います。田舎だなと。
ぶっちゃけると、そういう冗談や説明自体、無粋だと思うんです。
描写で、自然だったり村だったり家屋だったり、のどかな雰囲気でも良い、フランス特有の気候から来る湿度の空気でも良い、牛のふんの匂いでも良い。
そういうのが伝わって、「田舎」と言う言葉を伝わなくても、伝わるほどに描写してこそ、読者は作者と共にそのフランスと言う舞台に立った実感を受けるはずです。
幾らデータで地名でその土地を伝えても、体験として読者にその土地に立たせなければ、生きた表現になりません。そしてそれはそこに立つ登場人物の存在感の大小にかかわると思います。

牛で随分と行を費やしてしまいました。脇道でした。すいません。

1話の本道は、ジャンヌの出生シーンですよね。
そこでは、当時の出産の危険、死産の可能性を強調して、緊張を生んでいます。

そこまでは〇だと思います。

その意図は、やはりジャンヌの出産の成否によるハラハラ感。緊張感。なのですが、これは成功するのは誰でも予想できますよね。
それ以上の意図として、ジャンヌというまだ見ぬ赤子への期待、愛情、それを持つ父母の素朴な人柄の、家庭の温かさだと思います。

データとして出産の危機を煽る説明の箇所はあります。
出来れば、それを描写で表現してほしかった。
家で出産するというのが素描されます。
だけどこの家と言うのををより詳しく描写すれば、当時の家庭の貧しさ、家の中で助産婦的な隣のおばさんの手を借りて、出産しなければいけない事情を伝えられる筈です。
そうすれば自然、病院で医者によるという現代との差異が明確になり、当時の環境、ひいてはジャンヌという命が、より伝わる気がします。

やはり、これは1話の根幹に関わるのですけど、出産そのもののシーンを、外出の父をスポットに当てることによって書かなかった。母にスポットを当てなかった。というのが勿体なく思うんです。当時の環境で、設備で、人たちで、どのように出産が行われ、(想像するに自然分娩に近いものかなと思うのですけど)、どんなに危険に満ちた行為だったか(説明で繰り返された出生率などデータそのものよりも、ここで描写に溶かして描いてこそ、現代の読み手によりリアルに伝わるはずです)など、母の生みの苦しみを描いてこそ、赤子の命のありがたさ、愛情が伝わると思うんです。

勿論、ここを伝えるには、作者の丹念な、つまりより高難度のデータの収集が必要になるし、それこそ想像力が作為が問われる、シーンです。命を扱うだけに、表現にも丹念な丁寧さが必要です。出産シーンって。だから避けたくなるのもわかります。

しかしです。このように当時のフランス文化、社会、ひいてはジャンヌに対する関心と下調べがあって、そこに乗せる作者のイマジネーションがあって、そこではじめて「あなたが書いたものである意味」が出ると思うんです。他にはないもの。
何か、漫画チックに仮想恋愛だー、ジャンヌをこう派手に―とか、オリジナルの人物の絡みが―。
とか、そういうのじゃない、そういうのは他の人でもできる。
あなたの創造性を期待します。

上のと二つに分けました。
前に語った部分は自分の感想でも些末な言いがかりだけど、これから変えたり影響されたりしても、本作を続けられると思う。

だけど、感想の後半のこの部分、これを実現しようとすると、正直、めっちゃくっちゃスキルが要るし、根気が要るし、ジャンヌ好きというのも問われてしまうと思う。こっちの意見に下手に影響されると、作品を描くのが辛くなったり、根幹の大幅な工事が必要になったり、今は別の作品を。とか、エターナッテしまいそうなんで、まー、戯言だと思って聞き逃して。でも、自分が一番思ったことはこっちです。

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要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ラ・ピュセル〜オルレアンの乙女〜

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