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ARIAは、個人的にちょっとな部分があるんですよねー。絵は綺麗なんですけど。
テレビアニメ版は見てないです。不見識―。
「日常系」って括られちゃうと、どうかなとか思っていて。
古くは北村薫の日常のミステリから、漫画ではヨコハマ買い出し紀行をはじめとして……とか意識しすぎると疲れちちゃい。ちゃいちゃい。
恋愛と日常では、通読した漫画ものでは小池田マヤさんの「バーバーハーバー」は、床屋さんの毎日が続くんですけど、主題にOLとの恋愛を置いて、それがどうなるか、というところで関心を引っ張っていて、確かにそういうコイバナがあると続きが気になる感がありますよね。そーゆーことでしょうか。
あの、具体的な恋愛は違うかなって気がするんです。ご察しのように。主人公の年齢というかそゆのも、男の子と実際にいちゃいちゃいして、というのとも違うだろうし、個人的に恋愛を主軸に置いたものは苦手なのは確かです。
でも、恋愛とは少し違っても、たとえばレギュラーの街の住人とか相方みたいなのを出して、軸のようなものを置くというのは確かに効果的だと発見し、それは自分でも足りない部分だし、書きたくても書けない部分のように思う。恋愛をスパイスにした作品は強いし、読者に求められている。残念ながら、それを提供する力も趣味も自分にはない。ずしんとしました。
はっきりした後味、みたいなのを望まれているのはなんとなく察しました。だから単純にhexaさんとの好みがずれているのも、なんとなく合う合わないがあって、だから他の方へのアプローチもすすめてるのかなとか。
思うのですが、hexaさんの志向の方が広く明るい方を向いているように思います。
自分の好みとか文章に込めるものとか、あいまいに伏せている部分とか、そういうのはマニアックでマイナーで、ズバッと言えば独り善がりなんでしょう。常に自覚していこうと思います。
あの、ほんとに、申し訳ないのですが。
感想を貰えば、喜んで感想返しをするのですけど。
自分から感想を書いて、相手に感想を貰う。というのは、何かイイ人に感謝を押し売りして、無理矢理読ませてしまって、それで無理矢理感想を書かせてしまう。ような。
気にし過ぎなんですけど、そゆお返事とか貰ったり、透けて見えるコメントを貰うと立ち直れないくらいに凹むし。自分から相手に直接感想を書くと、なんてえらそうなんだって、何様のつもりなんだって、これまた数日凹み続け。感想貰うのは大好きだし、コメントをいただくのを切望してるし、感想返しも自分なら嬉々としてするし、だからこゆところに投稿してるのにねー。とわかっていつつも、自分からは書けないのよ、微妙な乙女心ならぬおっさん心が自分でも憎い。と言い訳を長々と見苦しいね。ほんと好意からオススメしていただいているのに、それにこたえられず、ごめんなさいです。
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投稿者 ヘキサ 投稿日時: : 0
ちょっと厳しく言っちゃって悪いけど「型にはめられるのを嫌がる人ほど、一歩も型から出ていない」
えんがわさんの作品は本当に「日常系」としか言いようがない。
他の作品はミステリとか、紀行ものとか、「○○系+ちょっと○○系」とか、「○○系」をベースにしたうえでのオリジナリティがあったりするんだけど。プロの作品ほど、ベースが何かわかったうえでの独創性がある。
小池田マヤはもともとが「OL恋愛もの」がメインの人だよ。あの人の作風を日常系と言うのはむしろ違う。
で、「日常系」ってつまり「普通に生きていくこと」が目的になるわけで、そのジャンルが最後にどこに辿り着くかというと「仕事を極める」「結婚相手を見つける」のどっちかになることが多いわけ。
で、恋愛ものはちょっと……という人が「仕事系」に行くわけで、それでARIAは「ウンディーネになる」になってるわけですよ。
それとは別に「この世界が好き、ここで暮らしていたい」というその世界観に捧げる愛が強い人でないと、細部の描写はできないわけだけど、物語の主軸ってのは「宿題」みたいなもので、だいたいの人は好きで入れてるわけじゃない。お話に必要だから入れてるんですよ。残りの細部が「趣味」「遊び」「好み」だったりするので、私としては「遊びは宿題を終えてから」と言い聞かせながらやってます。
だから趣味で書いている人に強制する気はないけれど、そこが趣味どまりの人とプロとの差だよってことです。
(いや、私も趣味どまりの人だけど、それでもその部分を気にはしている)
キャラクターに「目標」がないってのはつまり「未来を見ていない」ってことになるので、逃避だったりモラトリアム中だったりってことになる。そういう書き方を否定はしない(尊敬するプロの人がそう仰ってるので)。でも、その書き方はいつかきっと限界なり行き止まりに突き当たったりする。えんがわさんにとっては書き終わった今がまさにその状態なんじゃないかと思っている。なので、次回作ではそこも含めて考えたほうがいいんじゃないかという話です。
もちろん、まだ逃避のネタが尽きないのであればそれを続けてもいいと思う。「書きたいと思う衝動に任せて書く」のはそれはそれで大事な理由だから。
あと、感想の件はここの「評価を貰えるコツ」に書いてあるのと、一種のマナーみたいなもんで強制ではないから。他にもほのぼの系書いてる人いた気がするんだけどなー。星がたくさんついている人のがそのマナーを守る人の目安みたいなものです。ただまあ確かにえんがわさんの傾向だと凹むしかないと思うので、やはり無理にとは言いません。書きたいものが尽きた時、ふっと他の人のを読んでみて元気がもらえることがあります。そんなお礼の一言を言いたいだけ、でもいいんですよ。
そういうわけで、素敵な街の雰囲気を伝えてくれて、ありがとうございました。
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