小説のプロット相談掲示板

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元記事:ビックリーダー!

二つのプロットを溶接してみた。
20文字って、拷問? むっちゃ疲れた…
腹減った!

てか、リレー向きだったかも…

上記の返信(ビックリーダー!の返信)

投稿者 りぴー : 0 投稿日時:

こんにちは!りぴーです!
プロット内容拝見しました!

世界観はとてもいいと思います!
人が完全に神(半獣人)に支配され、少年は護送中に逃げ出し、少女を救うために奔走する物語。神聖な感じと狂気な感じが入り乱れる感じが取れました!

ただ、個人的に欲しい部分があったのでいくつか指摘させて頂きます。。。
・時代背景(過去なのか未来なのか、パラドクスにしても大体の時代背景がないと、どんな文明があるのか分かりにくいと思います。。)
・超能力の内容(神の対抗手段である超能力には、どんな能力があるのか、その能力の背景はどうなのかなど、より重みずけがあると物語にもっと重厚感がでると思います!!)
・筋道(「プロット」というからには時系列も明らかにして行くと良いと思います!)(個人的にあとのせサクサクでも可)

長所。良かった点

導入部分の文章。特にイジメなどの不条理さを言語化できるのは、すごい才能だと思いました!
あと、個人的な言葉になってしまいますが、「自然的」(wild)な感じもいいと思いました!意味は人に触られてない事です。「人工」の逆ともいえますね!貴方の「ビックリーダー」には自然的な面がよく伝わりました!
これからも頑張って下さい!!

良かった要素

設定 オリジナリティ

スレッド: ビックリーダー!

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元記事:エーデルワイスは征野に咲く。

 はじめまして、秋月散華と申します。
 学生時代の頃などに何度か執筆に挑戦し、こちらの掲示板にもお世話になりました。

 最近になってまた書きたくなり、ずっとあっためていたネタをプロットにしました。
 機兵というかっこいいロボット兵器と、それを支援するオペレータの女の子が曇る展開が書きたかっただけで妄想していた内容ですが、だんだん膨らんできてこのような形になりました。
 プロットを書く上で設定した主題は
「戦争の中での命との向き合いと、自分を許すと言うことの難しさ」
です。

 主にプロットへのご指摘、キャラクターをより魅力的にする案、またこのジャンルの作品を書く上での注意点をご教授頂ければと思います。
 本文を書こうとすると、専門用語と読みやすさのバランスに凄く悩みました。
 雰囲気を守るために、専門用語モリモリでも大丈夫なのか、読みやすさが絶対優先の方が良いのか……。

 コメント頂けたら嬉しいです。
 何卒よろしくお願いします。

上記の返信(エーデルワイスは征野に咲く。の返信)

投稿者 モモヤ : 0 投稿日時:

初めまして。目に留まったのでコメントいたします。
用語類を見た時点ではエイティシックスに対するような期待を抱いたのですが、最終的に「わかりにくい」という感想に至りました。

雰囲気のため用語は維持して良いと思いますが、何より中身と構造がわからない印象です。
特に気になった点を以下に挙げます。

・機兵通信士《ベンディガー》とは「どこから」「どのように」「何のため」指示を出す存在なのか?
 …指示を出せるということは高所から戦場を観測している?
  →見通しが悪い戦場では機能しないのでは?
 …秒単位の指示が有用なのであれば、通信のラグはほぼないのか?
 …指示のおかげで部下がエースになっているのに部下の死を揶揄されているのはなぜ?
  →指示分のバフで部下が分不相応な戦場に送られているなら改善すべきでは?
  →味方が無能、のパターンはストレスを生みやすい

・(ロボットものにつきものな設定として)わざわざ機兵に乗り込む理由は?
 …全体的に技術の水準が不明瞭、汽車があるということは蒸気機関が主?
  →機兵もまた蒸気機関で動いているのであれば色々制約が生じるのでは?
 …「技術レベルは60~70年代」と「ロボット技術が現代よりも上」を繋ぎ合わせる設定が見えてこない
  →現代以上のロボット技術があるなら他分野にも応用されるはずでは?

・「命の向き合い」「自分を許す」というテーマを描くにあたって、「戦場に直接は出陣しない主人公」を設定するのは正しいのか?
 …誰の命と向き合っているのか?
 …部下の死は本当に主人公だけの責任と言えるのか?
  →ミスで部下を死なせた、とはっきりさせた方が良いのでは?

その他、やはり説明不足の部分が多い印象です。伝えようとする調整が不足しているように感じられました。「デリンネビュラ」が何であるかの説明が後出しになっている部分などです。ドクトリン、も若い読者には通じるかどうか怪しい気がします。

また、プロローグに主人公の属性(性別、年齢、価値観など)の説明がなく、キャラクター欄を読んだ上でも背景設定は不明瞭だったため、興味を抱くことがやや難しかったです。生真面目・冷徹な性格であることの経緯や理由について説明がほしいと感じました。
真面目であるという属性一つを取っても、「親が厳しかったから」「物語上の英雄に憧れているから」「それが組織にとって最善と判断したから(これはまだ掘れますね)」「すべてきっちりしないと不安に襲われるから」など、経緯によってキャラクター性は大幅に変わるものと思われます。そういった手触りの部分が伝わってきませんでした。

主人公の大目標、物語上のログラインが見えてこない点もあまり良くない気がします。
主人公と操縦士の関係性やライバルのバックストーリーについても希薄で、キャラクターへの評価が困難でした。

総じて、用語や雰囲気は格好いいのですが、歴史書を読んでいるかのようで感情移入はできないと感じました。
戦場と命のやり取りを絡めたキャラクターの立て方については、白兵戦ではない例として『同志少女よ、敵を撃て』が参考になるものと思われます。

長所。良かった点

用語は非常に格好良く、キャラクターのネーミングもスマートな部類と思われます。
メインストーリーの組み立てについても、目標とその達成が明確で物語として立ち上げやすいように感じられました。

以上、長々と失礼いたしました。先々月の投稿のためまだ見られているかわかりませんが、部分的にでも使える部分がありましたら幸いです。

良かった要素

設定

スレッド: エーデルワイスは征野に咲く。

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元記事:エーデルワイスは征野に咲く。の返信

初めまして。目に留まったのでコメントいたします。
用語類を見た時点ではエイティシックスに対するような期待を抱いたのですが、最終的に「わかりにくい」という感想に至りました。

雰囲気のため用語は維持して良いと思いますが、何より中身と構造がわからない印象です。
特に気になった点を以下に挙げます。

・機兵通信士《ベンディガー》とは「どこから」「どのように」「何のため」指示を出す存在なのか?
 …指示を出せるということは高所から戦場を観測している?
  →見通しが悪い戦場では機能しないのでは?
 …秒単位の指示が有用なのであれば、通信のラグはほぼないのか?
 …指示のおかげで部下がエースになっているのに部下の死を揶揄されているのはなぜ?
  →指示分のバフで部下が分不相応な戦場に送られているなら改善すべきでは?
  →味方が無能、のパターンはストレスを生みやすい

・(ロボットものにつきものな設定として)わざわざ機兵に乗り込む理由は?
 …全体的に技術の水準が不明瞭、汽車があるということは蒸気機関が主?
  →機兵もまた蒸気機関で動いているのであれば色々制約が生じるのでは?
 …「技術レベルは60~70年代」と「ロボット技術が現代よりも上」を繋ぎ合わせる設定が見えてこない
  →現代以上のロボット技術があるなら他分野にも応用されるはずでは?

・「命の向き合い」「自分を許す」というテーマを描くにあたって、「戦場に直接は出陣しない主人公」を設定するのは正しいのか?
 …誰の命と向き合っているのか?
 …部下の死は本当に主人公だけの責任と言えるのか?
  →ミスで部下を死なせた、とはっきりさせた方が良いのでは?

その他、やはり説明不足の部分が多い印象です。伝えようとする調整が不足しているように感じられました。「デリンネビュラ」が何であるかの説明が後出しになっている部分などです。ドクトリン、も若い読者には通じるかどうか怪しい気がします。

また、プロローグに主人公の属性(性別、年齢、価値観など)の説明がなく、キャラクター欄を読んだ上でも背景設定は不明瞭だったため、興味を抱くことがやや難しかったです。生真面目・冷徹な性格であることの経緯や理由について説明がほしいと感じました。
真面目であるという属性一つを取っても、「親が厳しかったから」「物語上の英雄に憧れているから」「それが組織にとって最善と判断したから(これはまだ掘れますね)」「すべてきっちりしないと不安に襲われるから」など、経緯によってキャラクター性は大幅に変わるものと思われます。そういった手触りの部分が伝わってきませんでした。

主人公の大目標、物語上のログラインが見えてこない点もあまり良くない気がします。
主人公と操縦士の関係性やライバルのバックストーリーについても希薄で、キャラクターへの評価が困難でした。

総じて、用語や雰囲気は格好いいのですが、歴史書を読んでいるかのようで感情移入はできないと感じました。
戦場と命のやり取りを絡めたキャラクターの立て方については、白兵戦ではない例として『同志少女よ、敵を撃て』が参考になるものと思われます。

上記の返信(モモヤ様への返信①)

スレ主 秋月散華 : 1 投稿日時:

モモヤ 様

 ご回答、誠にありがとうございます。ふた月くらいはしばしば返信が来ていないかチェックしていたのですが、半ば諦めていたところでしたので、飛び上がるほど嬉しかったです。

 本題に移ります。
 配布されていたプロット用のフォーマットに沿って作成したものを用いて作ったものですので、説明不足や指定の文字数に収まらない所を沢山削ってしまいました。
 自分用のプロットシートそのままで投稿してしまったのがそもそもの間違いだったと思います、申し訳ありません。
 ひとつひとつ、解説しつつ補足していけたらと思います。

○プロット
プロローグ
《最強の軍事国家、ベナレート連邦共和国の精鋭、第一機動艦隊。北方大洋で の追撃戦にて予想外の敵に遭遇した艦隊は、歴史的な大損害を被る。 
 機兵通信士《ベンディガー》の少尉、ヘルカ・メクィチは、その日9人目の部下を失う。 自分の心を守るために戦争を「仕事」と割り切り、冷徹を装うことに徹して いたヘルカだったが、いよいよその重圧に綻びが生じ始めることになる》

・戦後にヘルカが書いたというていで独白として描きます。
・機兵や機兵母艦、ベンディガーやヘッツァーという概念も、名前で出てきます。
・ここでの敗北は、追撃戦の途中に、潜伏していた敵のエースが含まれる大艦隊を見落としたことが原因です。
・こちらがヘリのようにローターで飛んでいるところを、敵のエース機はジェットエンジンで飛んできます。突然、味方と敵で技術の差が開くことになります。

起:メインのエピソード 
《部下の死を遺族に直接伝えたのち、母艦の修理の間休暇に入るヘルカ。親代わりとして彼女を見守ってきた艦長、ランブラン大佐に呼び出され、隠してきた心のうちを打ち明けたヘルカに大佐が用意していたのは、海軍の機兵戦力を大幅に再編する計画の草案だった》

・重要な役回りでは無いので登場人物には含みませんでしたが、一応ヘルカを気にかけている同僚などとのやり取りがあります。
・ベンディガーがどういう仕事なのか、ここまでの間に会話の中で分かるように描きます。
・ランブランとの関係性も、ここまでの間にハッキリとさせます。ランブランは、海軍戦力の強化の必要性と、ヘルカの心身を心配しての措置としてこの判断を取ります。
・ランブランはヘルカの才覚を見抜いており、人々を導く存在になれると確信しています。それを本人にも伝えます。

《計画の手始めとして、デリンネビュラの艦載機隊を再編を任されたヘルカは、研修のために陸の激戦地、南方戦線へと飛ぶ。
『いい声だね。君が僕の機兵通信士かい?』 
大佐が外部顧問として用意したのは、陸軍随一のエース、機兵操縦士《ヘッツァー》のスノウマンだった》

・ここでの実地研修で、ヘルカは海軍と陸軍での機兵の扱いの違いを学んでいきます。
・スノウマンはヘルカとは対称的なようで、よく似た性格の人物です。スノウマンからの積極的なコミュニケーションを通じて、お互いを深く知っていきます。ここから、書面だけでは構築できない人間関係をヘルカは学びます。
・声を褒められるのは、結末へと通じる一本の柱になります。

※尚、現在書き上げた本文はここまでです。

《彼との出会いをきっかけに、彼女 は自分が戦う理由、自分の価値と向き合うこととなる。 スノウマンとヘルカの共同作業でドクトリンを構築していく中、その絆は 徐々に強固なものになっていく》

・陸軍における勝利を祝う宴会において、ヘルカは嫌々ながらも幼い頃に歌った歌を歌わされ、周りを驚かせることになります(非常に重要ですね、書くべきでした)
・この時歌う楽曲は、現実にも存在する『エーデルワイス』という民謡。
・この経験から、ヘルカは軍人としての価値以外の自分の存在意義を考えるようになります。
・実力があると分かれば温かく迎えられる文化は海軍には無いもので、ヘルカは『戦友』という概念を知ります。
・ここまでの間に、ヘルカはスノウマンに心を開いていきます。自覚していない恋愛感情。

転1:物語の真相など
《新たなドクトリンは完成間近。実地での試験運用を重ね精度を上げていく 中、敵の義勇連合所属の精鋭部隊が現れる。
 不気味なエース、ナヴィクとの 死闘の末、盟友連合は近々大規模な攻勢を目論んでいること知る》

・初めての強敵との戦いです。ここで、プロローグでの海戦で負けた原因が見えてきます。ステルス技術や垂直離着陸の技術を有した新月艦隊の存在が仄めかされます。
・ナヴィクは小物です。相手から無線を繋げてきて、彼が泣き喚きながら戦う様子を描きます。彼が所属するナジア教主国という存在も、これ以降ほとんど出てきません。

《ドクトリンの完成を急ぐため、スノウマンとともにデリンネビュラへと戻るヘルカ。最終実戦試験の戦場として、制海権の奪取を目的とした、巨大な沿 岸砲台陣地の攻略戦が選ばれる。
リュドミラら敵のエースによる想定以上の抵抗に見舞われるものの、新たな戦術は確かな効果を発揮。異例の戦果を認められ、海軍を挙げての計画へと昇華される》

・新しい戦術というのは、大まかに言えば適材適所として機兵を陸戦兵力としての運用に限定すること。ようは海兵隊や陸戦隊のようなもの。
・ヘルカとスノウマンの信頼関係はここまでの間に完璧に近くしたいです。恋愛感情……もお互い持っていてもいいと思います。
・リュドミラもやはり、ナヴィクのようにあっちから無線を繋げてくるタイプの人物として描きたいです。大義など無く、ただ戦いを楽しむ無法者まで引っ張り出すという、盟友連合のなりふり構わなさを描きたいです。

《汽車で昇任伝達式に向かったヘルカとスノウマン。しかし、遅れて向かうつ もりで軍港での残務に当たっていたランブランは、軍港へのフランキア海軍の精鋭、新月艦隊の奇襲に遭い戦死。なんとか機兵部隊による迎撃は成功す るが、デリンネビュラも大破着底する》

・柄にもなく心底浮かれていたこと、今までの部下の死とランブランの死で、その重さに差を感じたことに、ヘルカは深く後悔と自己嫌悪の念を抱きます。
・ここでも、ヘルカを精神的に支えるスノウマンを描けたらと思います。彼女が拠り所にするものが、スノウマンへと移り変わります。彼女は根本的に、父性を求めている人物であることが分かるように描きたいです。
・本格的に、タウンゼントやフュンクが所属する新月艦隊がライバルとして存在感を増していくように描きます。
・後述しますが、この国では鉄道インフラは軍用の一部を除き未だに汽車が使われています。日本最後のSLが引退したのが1975年と、ジェット機やミサイル、ディーゼルエンジンなども実用化された時代らしいので、まだ大丈夫かなと思います。

転2:事件をどう解決するか
《盟友連合の一大攻勢はいよいよ現実味を帯び、数年以内に実行されることは 確実だった。
危機感を持った軍務は、特例として大佐のヘルカに将官級の大 きな権限を与える。ヘルカは、敵の攻勢に抗うための陸海空の垣根を超えた大軍団「エーデルワイス連合軍」の創設に大きく寄与。新しい機兵母艦、戦闘管制艦ノイ・デリンネビュラの艦長として前線に立ちながら、スノウマン をはじめとする部下たちとともにとともに決戦に挑む》

・悲しみにくれるヘルカを待たず、状況は刻一刻と変わる緊迫感を描きたいです。ここで立ち直らせるのは、スノウマンの役目かと思います。
・ヘルカとスノウマンの明確な恋愛感情を描くとしたら、ここらへんで描きたいです。
・艦長及び総司令官として戦場に赴くため、初めて彼女はスノウマンのベンディガーを降りることになり、彼の動向を知る手段は無くなります。この時彼を任せるのは、最序盤に登場した同僚です。
・皮肉にも、ヘルカの能力はここで一番輝きます。ベンディガーの経験は、そのまま艦隊及び軍を指揮に活かします。結局のところ彼女はベンディガーの役割に甘んじる器ではないというランブランの思いがここで回収されます。

《戦いは厳しいが、全軍に向けた放送でヘルカは歌を歌い、鼓舞された兵たちは敵を押し返し始めた。 激戦の末、戦いは終わりを迎える。しかし失ったものは大きく、スノウマン の乗機も人知れず沈黙していたことを後日知らされる》

・歌うのは『エーデルワイス』です。
・ヘルカが歌う段階ではスノウマンはまだ生きています。ヘルカも、彼に届いたかどうかを気にする描写を入れたいと思います。
・今更少し迷っているところではありますが、楽曲『エーデルワイス』は名作ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』では平和的な抵抗として用いられています。それをこのように使うのはナンセンスだったか、と思うのですが、気にしすぎでしょうか……。

結:エピローグ
《戦力を使い果たした盟友連合との戦争は終わりを迎え、中央大陸はベナレー トによる安定した統治による統一の時代を迎える。 
 救国の英雄、ヘルカは戦後に退役。歌手として第二の人生を歩み始める》

・物語の〆かたとしては、ラジオにてインタビューを受ける形で歌手になったその後を描く形にしたいと思います。
・ヘルカは自身を英雄だなんて思っておらず、スノウマンから与えられた価値を無駄にしないように生きる一人の人物として生きる、としたいです。

スレッド: エーデルワイスは征野に咲く。

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元記事:モモヤ様への返信①

モモヤ 様

 ご回答、誠にありがとうございます。ふた月くらいはしばしば返信が来ていないかチェックしていたのですが、半ば諦めていたところでしたので、飛び上がるほど嬉しかったです。

 本題に移ります。
 配布されていたプロット用のフォーマットに沿って作成したものを用いて作ったものですので、説明不足や指定の文字数に収まらない所を沢山削ってしまいました。
 自分用のプロットシートそのままで投稿してしまったのがそもそもの間違いだったと思います、申し訳ありません。
 ひとつひとつ、解説しつつ補足していけたらと思います。

○プロット
プロローグ
《最強の軍事国家、ベナレート連邦共和国の精鋭、第一機動艦隊。北方大洋で の追撃戦にて予想外の敵に遭遇した艦隊は、歴史的な大損害を被る。 
 機兵通信士《ベンディガー》の少尉、ヘルカ・メクィチは、その日9人目の部下を失う。 自分の心を守るために戦争を「仕事」と割り切り、冷徹を装うことに徹して いたヘルカだったが、いよいよその重圧に綻びが生じ始めることになる》

・戦後にヘルカが書いたというていで独白として描きます。
・機兵や機兵母艦、ベンディガーやヘッツァーという概念も、名前で出てきます。
・ここでの敗北は、追撃戦の途中に、潜伏していた敵のエースが含まれる大艦隊を見落としたことが原因です。
・こちらがヘリのようにローターで飛んでいるところを、敵のエース機はジェットエンジンで飛んできます。突然、味方と敵で技術の差が開くことになります。

起:メインのエピソード 
《部下の死を遺族に直接伝えたのち、母艦の修理の間休暇に入るヘルカ。親代わりとして彼女を見守ってきた艦長、ランブラン大佐に呼び出され、隠してきた心のうちを打ち明けたヘルカに大佐が用意していたのは、海軍の機兵戦力を大幅に再編する計画の草案だった》

・重要な役回りでは無いので登場人物には含みませんでしたが、一応ヘルカを気にかけている同僚などとのやり取りがあります。
・ベンディガーがどういう仕事なのか、ここまでの間に会話の中で分かるように描きます。
・ランブランとの関係性も、ここまでの間にハッキリとさせます。ランブランは、海軍戦力の強化の必要性と、ヘルカの心身を心配しての措置としてこの判断を取ります。
・ランブランはヘルカの才覚を見抜いており、人々を導く存在になれると確信しています。それを本人にも伝えます。

《計画の手始めとして、デリンネビュラの艦載機隊を再編を任されたヘルカは、研修のために陸の激戦地、南方戦線へと飛ぶ。
『いい声だね。君が僕の機兵通信士かい?』 
大佐が外部顧問として用意したのは、陸軍随一のエース、機兵操縦士《ヘッツァー》のスノウマンだった》

・ここでの実地研修で、ヘルカは海軍と陸軍での機兵の扱いの違いを学んでいきます。
・スノウマンはヘルカとは対称的なようで、よく似た性格の人物です。スノウマンからの積極的なコミュニケーションを通じて、お互いを深く知っていきます。ここから、書面だけでは構築できない人間関係をヘルカは学びます。
・声を褒められるのは、結末へと通じる一本の柱になります。

※尚、現在書き上げた本文はここまでです。

《彼との出会いをきっかけに、彼女 は自分が戦う理由、自分の価値と向き合うこととなる。 スノウマンとヘルカの共同作業でドクトリンを構築していく中、その絆は 徐々に強固なものになっていく》

・陸軍における勝利を祝う宴会において、ヘルカは嫌々ながらも幼い頃に歌った歌を歌わされ、周りを驚かせることになります(非常に重要ですね、書くべきでした)
・この時歌う楽曲は、現実にも存在する『エーデルワイス』という民謡。
・この経験から、ヘルカは軍人としての価値以外の自分の存在意義を考えるようになります。
・実力があると分かれば温かく迎えられる文化は海軍には無いもので、ヘルカは『戦友』という概念を知ります。
・ここまでの間に、ヘルカはスノウマンに心を開いていきます。自覚していない恋愛感情。

転1:物語の真相など
《新たなドクトリンは完成間近。実地での試験運用を重ね精度を上げていく 中、敵の義勇連合所属の精鋭部隊が現れる。
 不気味なエース、ナヴィクとの 死闘の末、盟友連合は近々大規模な攻勢を目論んでいること知る》

・初めての強敵との戦いです。ここで、プロローグでの海戦で負けた原因が見えてきます。ステルス技術や垂直離着陸の技術を有した新月艦隊の存在が仄めかされます。
・ナヴィクは小物です。相手から無線を繋げてきて、彼が泣き喚きながら戦う様子を描きます。彼が所属するナジア教主国という存在も、これ以降ほとんど出てきません。

《ドクトリンの完成を急ぐため、スノウマンとともにデリンネビュラへと戻るヘルカ。最終実戦試験の戦場として、制海権の奪取を目的とした、巨大な沿 岸砲台陣地の攻略戦が選ばれる。
リュドミラら敵のエースによる想定以上の抵抗に見舞われるものの、新たな戦術は確かな効果を発揮。異例の戦果を認められ、海軍を挙げての計画へと昇華される》

・新しい戦術というのは、大まかに言えば適材適所として機兵を陸戦兵力としての運用に限定すること。ようは海兵隊や陸戦隊のようなもの。
・ヘルカとスノウマンの信頼関係はここまでの間に完璧に近くしたいです。恋愛感情……もお互い持っていてもいいと思います。
・リュドミラもやはり、ナヴィクのようにあっちから無線を繋げてくるタイプの人物として描きたいです。大義など無く、ただ戦いを楽しむ無法者まで引っ張り出すという、盟友連合のなりふり構わなさを描きたいです。

《汽車で昇任伝達式に向かったヘルカとスノウマン。しかし、遅れて向かうつ もりで軍港での残務に当たっていたランブランは、軍港へのフランキア海軍の精鋭、新月艦隊の奇襲に遭い戦死。なんとか機兵部隊による迎撃は成功す るが、デリンネビュラも大破着底する》

・柄にもなく心底浮かれていたこと、今までの部下の死とランブランの死で、その重さに差を感じたことに、ヘルカは深く後悔と自己嫌悪の念を抱きます。
・ここでも、ヘルカを精神的に支えるスノウマンを描けたらと思います。彼女が拠り所にするものが、スノウマンへと移り変わります。彼女は根本的に、父性を求めている人物であることが分かるように描きたいです。
・本格的に、タウンゼントやフュンクが所属する新月艦隊がライバルとして存在感を増していくように描きます。
・後述しますが、この国では鉄道インフラは軍用の一部を除き未だに汽車が使われています。日本最後のSLが引退したのが1975年と、ジェット機やミサイル、ディーゼルエンジンなども実用化された時代らしいので、まだ大丈夫かなと思います。

転2:事件をどう解決するか
《盟友連合の一大攻勢はいよいよ現実味を帯び、数年以内に実行されることは 確実だった。
危機感を持った軍務は、特例として大佐のヘルカに将官級の大 きな権限を与える。ヘルカは、敵の攻勢に抗うための陸海空の垣根を超えた大軍団「エーデルワイス連合軍」の創設に大きく寄与。新しい機兵母艦、戦闘管制艦ノイ・デリンネビュラの艦長として前線に立ちながら、スノウマン をはじめとする部下たちとともにとともに決戦に挑む》

・悲しみにくれるヘルカを待たず、状況は刻一刻と変わる緊迫感を描きたいです。ここで立ち直らせるのは、スノウマンの役目かと思います。
・ヘルカとスノウマンの明確な恋愛感情を描くとしたら、ここらへんで描きたいです。
・艦長及び総司令官として戦場に赴くため、初めて彼女はスノウマンのベンディガーを降りることになり、彼の動向を知る手段は無くなります。この時彼を任せるのは、最序盤に登場した同僚です。
・皮肉にも、ヘルカの能力はここで一番輝きます。ベンディガーの経験は、そのまま艦隊及び軍を指揮に活かします。結局のところ彼女はベンディガーの役割に甘んじる器ではないというランブランの思いがここで回収されます。

《戦いは厳しいが、全軍に向けた放送でヘルカは歌を歌い、鼓舞された兵たちは敵を押し返し始めた。 激戦の末、戦いは終わりを迎える。しかし失ったものは大きく、スノウマン の乗機も人知れず沈黙していたことを後日知らされる》

・歌うのは『エーデルワイス』です。
・ヘルカが歌う段階ではスノウマンはまだ生きています。ヘルカも、彼に届いたかどうかを気にする描写を入れたいと思います。
・今更少し迷っているところではありますが、楽曲『エーデルワイス』は名作ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』では平和的な抵抗として用いられています。それをこのように使うのはナンセンスだったか、と思うのですが、気にしすぎでしょうか……。

結:エピローグ
《戦力を使い果たした盟友連合との戦争は終わりを迎え、中央大陸はベナレー トによる安定した統治による統一の時代を迎える。 
 救国の英雄、ヘルカは戦後に退役。歌手として第二の人生を歩み始める》

・物語の〆かたとしては、ラジオにてインタビューを受ける形で歌手になったその後を描く形にしたいと思います。
・ヘルカは自身を英雄だなんて思っておらず、スノウマンから与えられた価値を無駄にしないように生きる一人の人物として生きる、としたいです。

上記の返信(モモヤ様への返信②)

スレ主 秋月散華 : 0 投稿日時:

①《ベンディガー》の概要
 まず、主人公が所属する国家において、ベンディガーは海軍にのみ存在する兵科です。

○どこから:機械化猟兵(以降、便宜上《機兵》と呼称します)の運用専用の母艦から。
○どのように:管制機(航空機)と機兵自体にに搭載されているカメラの映像、母艦に搭載されているレーダーの映像を観測しながら、無線通信を用いて。
○なんのために:機兵操縦士の支援のため。

 機体に搭乗しないだけでコパイロットのような存在です。人的資源を可能な限り保全しなければならない国家の都合と、機体の小型軽量化によって母艦に搭載できる数を増やすなどの理由からそうしました。
 仰る通り、通信技術が発展途上だったかつては管制機に搭乗して上空から管制していましたが、そうすると管制機に搭乗できるベンディガーの数に制限ができてしまいます。それに、管制機が撃墜されるなどのリスクがあるので、このように発展していきました。

○細かなご指摘について
・通信のラグについて
 もちろんあります。その通信ラグまで想定した上で秒単位の指示ができるため、主人公ヘルカの能力は地味ながら驚異的なものとして演出できます。
・死を揶揄われる矛先について
 部下がエースになったのはヘルカの指示だけではなく、彼女による教育によって操縦士自身の能力が向上している面が多大です。
 ヘルカはそれらを自身の手柄として認識していないので、公表することもありません。一部の上司や死んでいった操縦士自身だけが認識しており、それを知らない者たちの目には「優秀な担当パイロットを次々死なせているベンディガー」として映っています。

○わざわざロボット兵器を使う理由
 まず、例として《スノウマン》が初期に搭乗する機体の諸元を提示します。
・IV号機兵 F型(フィーネ・フルクァート)
全高:7.8m
空虚重量:30t
動力:2,160馬力ディーゼルエレクトリック
最高速力:120km/h
加速:0-100km/hを5.6秒で達成
ジャンプ能力:6m
活動時間
通常運用:約3.0時間
巡航運用:4.2時間
高機動戦闘:1.8時間
最大航続距離:360km
装甲:30mm砲弾の複数直撃に耐えられる程度
飛行ユニット:二重反転ロータ
武装
・40mm機関砲
・散弾銃
・撃発式杭打機(パイルハンマー)
・ミサイル等追加のペイロードを搭載可能
・12.7mm機銃(固定)

 設定上、過去の戦争で威圧の為だけに試作した人型兵器がたまたま大きな戦果を挙げ、周辺諸国や敵国も真似して対抗し始めたので引くに引けなくなって発展していったとい経緯があります。
 初期の機兵は全高15m級の複座式で、戦車の硬芯徹甲弾にも耐えられる重装甲でした。機動力は皆無で、複数機で敵の部隊を囲い込む役割を負います。その運用思想から《狩りにおける勢子(ヘッツァー)》と命名され、現在でもその名残が残っています。
 最終的には全高8mの小型軽量機が主流になり、車両やヘリを凌ぐ立体的な機動力を持つ兵器として運用されます。

 と、長ったらしく説明するのはまずいと思いますので、断片的に開示していけたらと思います。あまり重視しないようにしようと思ったのですが、やはりまずいでしょうか……。
 そもそもプロローグでの海戦までは、技術的に他国を圧倒的に上回っていた主人公の国は、威容の為だけに海戦でプロペラをつけた人型兵器を運用していました。正直ヘリで十分です。
 もちろん、装備や運用面での柔軟性、脚があることで敵艦に乗り込んだりもできるくらいで、ようはほぼビビらせる為だけに存在する戦車やヘリコプターの補助兵器として運用されてきたのが機兵という存在、というところから話は始まります。
 しかし陸軍での研修を経て、特定の状況下では戦力として強力だと見出し、新編成では上陸作戦における陸戦隊に限定して運用するようになります。

○技術水準について
 この世界に存在する国家ひとつひとつに微妙な差異があります。
 百年以上の戦争が継続して続いている世界で、主人公の国はほぼ単一の国家で大陸ほぼ全ての国家と戦っているので、抑え込むことはできていてもあまり余裕はありません。国家が持ちうる技術的、資源的なリソースをほぼ全て軍事に注いでおり、それを国民が受け入れている状態です。
 しかし、何らかの形で応用されているべきというご指摘はごもっともですし、面白くなりそうなので取り入れ、何か描写を考えてみようと思います。

 主人公が乗る汽車は、唯一の同盟国の鉄道で、ふたつの国の領土を縦断する長距離路線です。様々な地形に対応でき、どんな環境でもあらゆる燃料を用いて運用できる蒸気機関車が妥当かと考えました(この同盟国との間にかつて二重帝国を結成していた頃の名残。一時戦争に負けそうになった時、同盟国側が犠牲になる形で主人公の国を生かした。未だに仲が良い)。

○テーマについて
 オペレータの女の子を曇らせる、というところが出発点で書き始めたお話なので、そう言われてしまうと耳が痛いです。

 しかし個人的には「比較的安全な場所から部下を見守ることしか出来ない、否応なしに無力感を感じるポジション」の主人公ならこのテーマが最適かと考えました。
 限定的な情報しか無い中で、間接的に戦わざるを得ない精神的なストレスや恐怖感を演出できる点もオペレータ視点で描く理由になるかと思います。

スレッド: エーデルワイスは征野に咲く。

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元記事:モモヤ様への返信②

①《ベンディガー》の概要
 まず、主人公が所属する国家において、ベンディガーは海軍にのみ存在する兵科です。

○どこから:機械化猟兵(以降、便宜上《機兵》と呼称します)の運用専用の母艦から。
○どのように:管制機(航空機)と機兵自体にに搭載されているカメラの映像、母艦に搭載されているレーダーの映像を観測しながら、無線通信を用いて。
○なんのために:機兵操縦士の支援のため。

 機体に搭乗しないだけでコパイロットのような存在です。人的資源を可能な限り保全しなければならない国家の都合と、機体の小型軽量化によって母艦に搭載できる数を増やすなどの理由からそうしました。
 仰る通り、通信技術が発展途上だったかつては管制機に搭乗して上空から管制していましたが、そうすると管制機に搭乗できるベンディガーの数に制限ができてしまいます。それに、管制機が撃墜されるなどのリスクがあるので、このように発展していきました。

○細かなご指摘について
・通信のラグについて
 もちろんあります。その通信ラグまで想定した上で秒単位の指示ができるため、主人公ヘルカの能力は地味ながら驚異的なものとして演出できます。
・死を揶揄われる矛先について
 部下がエースになったのはヘルカの指示だけではなく、彼女による教育によって操縦士自身の能力が向上している面が多大です。
 ヘルカはそれらを自身の手柄として認識していないので、公表することもありません。一部の上司や死んでいった操縦士自身だけが認識しており、それを知らない者たちの目には「優秀な担当パイロットを次々死なせているベンディガー」として映っています。

○わざわざロボット兵器を使う理由
 まず、例として《スノウマン》が初期に搭乗する機体の諸元を提示します。
・IV号機兵 F型(フィーネ・フルクァート)
全高:7.8m
空虚重量:30t
動力:2,160馬力ディーゼルエレクトリック
最高速力:120km/h
加速:0-100km/hを5.6秒で達成
ジャンプ能力:6m
活動時間
通常運用:約3.0時間
巡航運用:4.2時間
高機動戦闘:1.8時間
最大航続距離:360km
装甲:30mm砲弾の複数直撃に耐えられる程度
飛行ユニット:二重反転ロータ
武装
・40mm機関砲
・散弾銃
・撃発式杭打機(パイルハンマー)
・ミサイル等追加のペイロードを搭載可能
・12.7mm機銃(固定)

 設定上、過去の戦争で威圧の為だけに試作した人型兵器がたまたま大きな戦果を挙げ、周辺諸国や敵国も真似して対抗し始めたので引くに引けなくなって発展していったとい経緯があります。
 初期の機兵は全高15m級の複座式で、戦車の硬芯徹甲弾にも耐えられる重装甲でした。機動力は皆無で、複数機で敵の部隊を囲い込む役割を負います。その運用思想から《狩りにおける勢子(ヘッツァー)》と命名され、現在でもその名残が残っています。
 最終的には全高8mの小型軽量機が主流になり、車両やヘリを凌ぐ立体的な機動力を持つ兵器として運用されます。

 と、長ったらしく説明するのはまずいと思いますので、断片的に開示していけたらと思います。あまり重視しないようにしようと思ったのですが、やはりまずいでしょうか……。
 そもそもプロローグでの海戦までは、技術的に他国を圧倒的に上回っていた主人公の国は、威容の為だけに海戦でプロペラをつけた人型兵器を運用していました。正直ヘリで十分です。
 もちろん、装備や運用面での柔軟性、脚があることで敵艦に乗り込んだりもできるくらいで、ようはほぼビビらせる為だけに存在する戦車やヘリコプターの補助兵器として運用されてきたのが機兵という存在、というところから話は始まります。
 しかし陸軍での研修を経て、特定の状況下では戦力として強力だと見出し、新編成では上陸作戦における陸戦隊に限定して運用するようになります。

○技術水準について
 この世界に存在する国家ひとつひとつに微妙な差異があります。
 百年以上の戦争が継続して続いている世界で、主人公の国はほぼ単一の国家で大陸ほぼ全ての国家と戦っているので、抑え込むことはできていてもあまり余裕はありません。国家が持ちうる技術的、資源的なリソースをほぼ全て軍事に注いでおり、それを国民が受け入れている状態です。
 しかし、何らかの形で応用されているべきというご指摘はごもっともですし、面白くなりそうなので取り入れ、何か描写を考えてみようと思います。

 主人公が乗る汽車は、唯一の同盟国の鉄道で、ふたつの国の領土を縦断する長距離路線です。様々な地形に対応でき、どんな環境でもあらゆる燃料を用いて運用できる蒸気機関車が妥当かと考えました(この同盟国との間にかつて二重帝国を結成していた頃の名残。一時戦争に負けそうになった時、同盟国側が犠牲になる形で主人公の国を生かした。未だに仲が良い)。

○テーマについて
 オペレータの女の子を曇らせる、というところが出発点で書き始めたお話なので、そう言われてしまうと耳が痛いです。

 しかし個人的には「比較的安全な場所から部下を見守ることしか出来ない、否応なしに無力感を感じるポジション」の主人公ならこのテーマが最適かと考えました。
 限定的な情報しか無い中で、間接的に戦わざるを得ない精神的なストレスや恐怖感を演出できる点もオペレータ視点で描く理由になるかと思います。

上記の返信(モモヤ様への返信③)

スレ主 秋月散華 : 0 投稿日時:

キャラクターについて
 こちらもプロット同様、コンパクトにまとめなければならなかったので説明不足になってしまいました。追記しつつ、解説していきます。

・主人公 ヘルカ・メクィチ
性別:女性
年齢:26歳
MBTI:INTJ(建築家)
階級:少尉
家族構成:軍人家系で、3兄妹の末っ子。兄は戦死している。機兵嫌いの父との諍いにより、ほぼ絶縁状態にある。
見た目:身長181cmと高身長。痩せ型。黒髪の直毛をおかっぱにしており、眼鏡をかけている。

 艦上機兵部隊を支援する機兵通信士《ベンディガー》。
 多くの部下を死なせ、周囲から『死神』『永遠の未亡人』等とあだ名される。 彼女の明確なミスで死なせたことは無いが、部下の慢心による独断専行、信頼関係の問題、やむを得ない決死の作戦等が要因。それらにも個人的には大きな責任と後悔を持っている。
 それなりの軍人家系の生まれで、幼少から学問から音楽や芸術、武術の英才教育を受けていた。歌が上手いのはこの経験から。
 それ故に生真面目で責任感が非常に強く、部下の命を背負うプレッシャーから心を守るために、無関心を徹底し冷徹な態度をとる事で心を守っている。
 しかし、生まれつきの性格は素直で温か。だからこそ、死や損失には人一倍敏感である。
 新しい部下を持つ時は、徹夜してでも新人のプロファイルを読み漁り、深く理解しようとする。
 彼女の行動原理は部下を死なせたくないというその一点にある。少なくとも、軍人向きの正確では無い。HSPのきらいがある。
 また、非常に正確な時間感覚と計算力も持ちあわせ、通信支援中に秒刻みでの指示をする。
 指導者としての才覚もあり、的確な状況判断、解析能力から、優秀な部下を多数育てあげた。権威や昇進には全く興味が無いので、それらを自慢に思うこともなければ報告することも無い。
 ぶっちゃけ、かなりめんどくさい性格。

・スノウマン (メルヴェル・アイザック)
性別:男性
年齢:28歳
MBTI:INFJ(提唱者)
階級:少佐
家族構成:戦災孤児。死亡した母親から未熟児として生まれた。
見た目:身長161cm(機兵に搭乗できるギリギリの身長)。ウェーブのある、薄い茶髪の猫毛。常に眠たげな顔をしており、柔和な印象。

 陸軍第七山岳師団の機兵操縦士《ヘッツァー》 。スノウマンはパイロットとしてのTACネーム。由来は、着任初日に上官を待ちきれず雪だるまを作っていたことエピソードから。また、エーデルワイス(高貴な白)の暗示。
 非凡な操縦技術を持ち、若くして少佐にまで昇進。陸軍で五本の指に入るエースパイロットとして名を馳せたが、腕を買われて任された精鋭部隊を三度も全滅させてしまった過去がある。
 腕は確かだが、他の兵士から怖がられすぎて避けられているため無謀な作戦に単騎で投入されたりと不遇な扱いを受けた。しかし、機体を損傷したり、怪我を負うことはあれど大きな戦果を挙げることは多く、敵味方双方から「シュベルの死神」とあだ名され畏怖されるようになる(シュベルは南方戦線の激戦区の地名から取られた)。
 部下の死は致し方無いもので、絶望的な土壇場でついてこられなかった部下が死んだという結果である。ヘルカと同様に『シュベルの死神』と二つ名を付けられる。しかしこれは敵味方双方からのもの。嘲笑混じりで言われるヘルカとは異なり、畏怖を含めたニュアンス。
 デリンネビュラ機兵部隊の再編にあたり、外部顧問としてヘルカの下で戦うことになる。
 機兵に乗ることがなによりも好きで、幼い頃から機兵に乗ることが夢だった。日々修練に励む彼の姿は周囲から極端にストイックだと思われている。
 人懐っこく人たらしで、お人好し。あっけらかんとしており、細かいことを考えていない軽薄な振る舞いをしているが、それは部下の遺族から恨まれたり、ぞんざいに扱われることに対する防衛機制である。
 実際は思慮深く、とても冷静。失った部下の顔や、細かな失敗を忘れることはない。

○シャルロ・ランブラン
性別:男性
年齢:49歳
MBTI:ENTJ(指揮官)
階級:大佐
家族構成:結婚しているが、身体的な問題で子どもはいない。
見た目:身長177cm。恰幅のいい紳士で、清潔感のあるナイスグレー。

 デリンネビュラの艦長。重症を負い退役したヘルカの父とは同期だった。
 娘と絶縁した彼女の父に代わり、親代わりとしておせっかいを焼いている。
 面倒見がよく、気さく。冗談もよく言うし、プライベートの時はだらしなさもある。完璧な人間なぞいないというポリシーがあり、そんな自分も受け入れている。
 仕事の時は毅然としており、威厳のある軍人に変貌する職業軍人。部下からの信頼も厚く、多くの修羅場をくぐってきた経歴から上司である参謀陣からも一目置かれている存在。

○敵キャラクターについて
 これが良い手段かどうかは分かりませんが、敵キャラクターの描写は本当に最低限に抑えたいと思っています。
 単純に実力だけで強キャラ感を演出したく、描いたとしても無線で僅かなセリフがある程度。なのであまり練り込んでおりません…
 
・マクシミリアン・タウンゼント
男性 56歳
 敵。盟友連合加盟国の大フランキア王国、その王立海軍に所属する提督。新技術を採用した新鋭艦で構成された精鋭、新月艦隊を指揮し、ヘルカたちを苦しめる。
 部下にはとても信頼されており、立場が違うだけでランブランと瓜二つの中身。

・リュドミラ・ローセンダール
 孤児院の出のうら若き女性パイロット。その実力から若干21歳で少佐相当官の地位に上り詰めた。
 教本をまるで無視した機兵の扱いは粗暴で、整備員泣かせで有名。
 機兵に乗ることが何よりも好きで、雑魚は纏めて蹴散らし、強敵と出会うと一騎打ちを挑むなど、純粋に戦いを楽しんでいる節がある。二つ名は「パトリクの山猫」

・ヴァルター・フュンク
男性 49歳
 メフィリアが内戦により暫定政府に置き換わる前から存在する精鋭部隊、黒衛団のエース。生粋の職業軍人で、個人的な恨みなどは一切持たずに淡々と戦う。義勇兵として志願したのも上司からの指示。フランキアの新月艦隊に乗艦し、ヘルカ一向を苦しめる。
 プロローグでヘルカの部下を殺したのも彼である。

・ナヴィク・ウリヤノフ
 カルト教団から勃興した国家、ナジア教主国の近衛騎士団に所属する騎士。本来臆病な性格だが、神の為に戦えば救われるという教えを信じ、恐怖に震えながらも鬼神のような戦いをする。
 近衛騎士団特有の巨大な実体剣をふた振り携え、自衛用に搭載された機銃を除き銃火器は扱わない。二つ名は「泣き虫」
 聖ナジア記念工廠が製造し、近衛騎士団が運用する特注機兵、SNp.IIIR カロリス・イ・バルダは、最も成功した重機兵と評される高性能高機動機である。

 概ね、これでご指摘についてはお答え出来たと思います。
 世界地図まで作っており、一国一国も細かく練り込んではあるのですが、文量が多くなるのと本筋からは離れるので割愛します。

 以上です。長々と申し訳ありません。
 ご意見がいただけただけで、喜びのあまり熱が入って散文になってしまったと思いますし、ところどころ言い訳がましく感じられる部分もあるかも知れません。
 しかしお伝えしたかったことは全て書ききれたと思います。
 また気が向きましたら、改めてご意見頂けたら嬉しいです。
 何卒よろしくお願いします。

スレッド: エーデルワイスは征野に咲く。

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元記事:5人の透明人間

まだ、話は固まってはいませんが、よろしくお願いします。一緒にかいてください。

上記の回答(5人の透明人間の返信)

投稿者 うっぴー : 1 投稿日時:

「透明になる能力をつかえば、つかうほど、周りの人の記憶から、消えます」
この設定は良いと思います。

「透明になる能力以外は、すべて、現実っぽくしたいです」
これも嘘は1つにすべき、とうフィクションの基本を押さえています。

No.2高校教師(女)
 自分の好きな人に好きになってもらうために透明人間になる。

このあらすじですが、これもイイですね。
自分の好きな人に好きになってもらうために、透明人間になるのが、そのことで、好きな人から忘れられるという展開でしょうか?
ただ、ストーリーの説明が簡素すぎるので、もう少し具体的に詰めてもらればと思います。

透明人間になる能力をどうやってこの女性は手に入れたのか?
その能力をどのように活かして、恋を成就させようとするのか?
恋の相手はどんな人?

この3つを書いていただければと思います。

私の案ですが、片思いの男性が抱える問題を、透明人間の能力を使って解決してあげる。
男性は喜ぶが、次に会ったら、男性の記憶から自分の存在が消えかかっていることがわかる。
初めて能力のリスクを知る。
男性が大きな事件に巻き込まれ、助けるために透明人間になって解決するが、すべての人の記憶から自分の存在が消えてしまう。
男性と街ですれ違って、「君の名は?」と呼ばれて終わり。

すみません。ラストはもろパクリなので、アレンジする必要があると思いますが、こういう展開はどうでしょうか?

スレッド: 5人の透明人間

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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元記事:超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

ごぶさたしています。新作が形になって来ました。良い点や悪い点、改善案を教えていただけると幸いです。

上記の回答(超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出るの返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは、良かった点についてですが。
「しかし貴族の少年は敵に殺されかつ敵軍に目を付けられてしまう。」
本当に死ぬ必要があるかは考える余地があるのですが、全体の流れからして一番盛り上がるであろう場面で、敵に殺される展開が用意されている。
ここはとても良かったです。

悪かった点としては、あらすじの最後の行に書いてありますが。
「――、力を溜めながら旅を続けやがて勇者の記憶を封印した悪人や敵国軍と戦い倒す。」とあるのですが、このあらすじを最後まで読んで勇者悪人記憶の話だと思う人がどれくらいいるか……。
実際このあらすじを読んでも主人公が孤児だったのが屋敷で働きだして、追い出されて、女神から万能アンカーを貰って、洞窟に行って色々あった……ですよね。
それの何が悪いのかというと、
読んでも勇者悪人記憶のことについて何かしらの進展がないので、物語に関係ないなら読み飛ばしてもいいよねって思われてしまうところです。

改善案としては、とりあえずいろんなところに勇者とつけてみたらいいのでは、真面目な話ですけど。

・勇者屋敷の使用人として働いていた。
・勇者万能アンカーという武器をくれる。
・3人で勇者洞窟に行く。

こうすると嫌でも勇者について語らないといけなくなりますね。読者は想像するわけです、予想と期待で、「勇者について新しい情報がでてくるぞ、物語が面白くなるぞ」と。
それでは勇者屋敷の使用人として働いていた。として。
作者としては考えるわけです、勇者屋敷って何……? 
そこにどんな展開が起きてくるかは腕の見せ所ですね。

このあらすじが「――、力を溜めながら旅を続けやがて勇者の記憶を封印した悪人や敵国軍と戦い倒す。」で終わって次に行くなら。
勇者や記憶や悪人がどういうもので、それが分かるように書いてある必要があります。べつに勇者でなくても例えば。
・記憶屋敷の使用人として働いていた。
・記憶万能アンカーという武器をくれる。
・3人で記憶洞窟に行く。
でもいいのでもうちょっとそこらへんで特徴と呼べる何かがあれば、もっと面白くなると思います。何かの参考になれば幸いです。

スレッド: 超貧乏使用人少年、万能武器を貰い平和と平等の為の冒険に出る

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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元記事:幻想砂漠(仮題)

細かい部分の説明は省きつつ、ざっと流れを書きました。
SFアクションとロードムービーが半々といった感じでしょうか。
とりあえず、
1)プロットに過不足がないか(あるとしたらどこをどうすればいいか)
2)キャラクターの動きに不自然なところはないか
について、ご意見をお聞かせ願いたいです。
もちろんその他のアドバイスもお待ちしております。
(それとプロローグ掲示板の同題No.7に冒頭を載せているので、よろしければそちらのほうにもご意見を頂けるとありがたいです)

上記の回答(幻想砂漠(仮題)の返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは
アリスが〇〇だったと分かりそれを何とかするまで書かれていて、アリスを使った話のまとめかたが良かったです。
そしてここからは課題になります。

あらすじをネットプリントでもいいのですしコピーしてきて、作中の現実世界で起こっている文章にマーカーペンで赤色を塗り、仮想現実で起こっている文章に青色の線を引いてみてください。
序盤以降、
だいたいが青色(仮想現実)となっておりそれ自体は問題ではないのですが。
後半に、『現実の人間にリベレを感染させるというもの。』とあります。

ここでてくる現実の人間というワードですが。
この物語における現実についてほとんど書かれていないので、現実が何か、分かりません。
もしかしたらこの言葉だけでは何のことか分からないかもしれません。

例えばSAOではデスゲームが始まります。
プレイヤーは口々に現実に帰ったら何をするだったり、元いた現実とSAOの違いをよく喋っています。フィクションなんだからその世界の住人がどうなろうとどうでもいいと思って読み始めるのが読者です。
SAOは1度ゲーム内に入ると現実世界(外側)にでることはありません。
この物語でも外側に出ないでもいいですし。
レーヴの開発部を追放されてしまった主人公がだいたいが仮想世界で、たまに現実に戻って外を歩く、現実と仮想世界を行き来する。SAOとは違うスタイルの作品もたくさんあります。
現実の人間にリベレを感染させる、とするなら現実と仮想現実について書かれているか? 全体のバランスを意識されるのがいいのが1点と。

長編として書くなら内容の重さ(現実の人間にリベレを感染させるというもの。)に対して展開の数が不足しているのと。装甲車で数時間移動するだけで、爆弾プログラムまで分かるのはだいぶ力技(文章力)が必要だと思われます。
もし2~3万字くらいを想定されているなら。
『数時間前にもアリスの受け答えに対して覚えた違和感を思い出す。とあるテストを試し、目的地の街に向かうのがアリス自身の意思ではないこと、アリスは目的地に到着する。
目的地の街。海を望むホテルの一室。アリスは開発部への復帰という餌でクラウを騙していたことを謝るが、クラウはいまさらどうでもいいと笑い、エルにすら話したことのなかった自分の夢を語る。』
これくらいで終わらせてから、また次の話で爆弾などをいちから作っていく。
つまり、長編とするなら展開が足りておらず。
2~3万字なら内容を削って次に回すかしないと、内容が重たいため、手がまわっていないが2点目でした。

ーー ーー
2)キャーラクターの動きに不自然なところはないか
『荒野に突入してすぐ、巨大な異形の怪物に追いかけ回される。「B級映画じゃねえんだぞ」と毒づきながら運転するクラウを尻目に、エルとアリスは呑気にお茶会を続けている。たまらず文句を言うと、エルはしぶしぶ仕事に戻る。クラウは焦り過ぎて気づかなかったが、怪物は実体のない映像に過ぎず、エルが作業を開始してから数分で消える。「なんで早く言わないんだ」と憤るクラウに、エルは一言。「あなたからはお金もらってないから」』

「なんで早く言わないんだ」と憤るクラウ。
クラウは開発部にいたほど優秀でたいていのことなら知っているはずが、エルが作業を開始してから数分で消えるについて、なぜ気づかなかったのでしょうか。
巨大な異形の怪物に追いかけ回される。
シチュエーションとしては面白いのですが。

巨大な異形の怪物に追いかけ回されるで繰り広げられる、ハラハラドキドキがエルの気まぐれで終わってしまうオチでした、となると、今のところよく分からない後出しじゃんけんで前半がギャグに思えてしまい。
読んでがっかりしてしまった、物語から冷めたという読者がでてきます。

怪物は実体のない映像に過ぎないことを見抜いたクラウ。
ひたすら逃げているのを見かねたエルが助ける。
これはあくまでもヒントですが、クラウは主人公なので主人公を絡めつつ活躍させるとよくなります。

ーー ーー
キャラクターについての2点目ですが。
VR空間、人工知能、名前がアリス……。
さすがに有名作品を連想してしまう読者もいるので、変えれるなら名前をアリス以外にされた方が無難です。

ーー ーー
3)それとプロローグ掲示板の同題No.7に冒頭を載せているので、よろしければそちらのほうにもご意見を頂けるとありがたいです。
ーー ーー

書き慣れていない第一印象でしたが、視点が固定されており、クラウ視点で書かれているところは良かったです。文章は一度手癖がついてしまうとそこで書き手として終わってしまうことも少なくありません。
プロアマどちらでもいいのでたくさんの文章に触れて、自分なりに読みやすや面白さを分析することは必要になってきますが。文章を真似する時はプロのものだけにしておくのがベターです。
視点が固定されていないものは読んだ時に内容を理解できますが、視点が固定されて書かれているものと比べると没入感だったり、記憶の残りやすさに雲泥の差がでてきます。最初は視点を固定して書きながら練習を重ねてから、やりたければ視点を変えながら書くのがいいと思います。
一応、私は三人称を否定しているわけではありません。
一人称は数週間か数カ月でそれなりに読めるようなものが書けますが、三人称は数年かかると思うので、修練について言っています。

話がそれてしまいましたが。
これからの文章力向上を考えるとクラウの視点はいいです。
ですが、クラウと少女とエルが話に噛み合っていませんでした。
専門用語を散らしながらそこに読者の興味を惹こうとするのではなく、ドラマについて考えてみてください。

アリスが腕の良い運び屋を探しているのは手段であって、目的ではありません。
クラウが裏稼業をやっているのは手段であって、目的ではないはずです。
何のためにクラウは裏稼業をやっていますか。
動機はなんですか。
ヒントのために少し書いておきます。
開発部を追放されたクラウは真相が知りたい。
裏稼業は情報を集めるためにやっていた。
欲しい情報を持った依頼人(アリス)がやってきた。
つまり専門用語は専門用語で必要ですが、まずはドラマを書くことを意識してみてください。読者はまずドラマが読みたいものです。

次にプロローグの長さです。
クラウの仕事場にアリスがやってきました。
→「セイクルスまで。期限は明後日の12時」
ここまでがプロローグの内容として、これを2000字か3000字に膨らませて書いてみるのがいいと思います。
まず舞台は下地です、これをちゃんと書きましょう。
今の本文は読んでもVR内か現実世界か分かりません……。
その後で主人公クラウに自己紹介をさせてください。
これをしないまま話を進めても、読者は、「クラウ……誰それ?」となります。

長くなりましたが以上になります。

スレッド: 幻想砂漠(仮題)

カテゴリー: SF

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