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元記事:境界の護り人

人物設定に力を入れました。世界観も、不備あったりこうしたほうがいいのではないか、と言うような意見が来るとありがたいです。

上記の返信(境界の護り人の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

拝見させていただきました。
読んでみて思ったのですが、これは「誰が何をする物語」なのでしょうか? 「日本における侵食をなくす」というのはわかりましたが、その結果、どういうことが起こるのでしょうか? なぜ彼らがそれをやり遂げなければならなかったのでしょうか? 中学生でもできるようなことなら大人の方々がとっくにやっているのではないでしょうか?
という疑問を抱きました。「物語が終わった」=「主人公とヒロインがやり遂げた」という感じがしないのです。てっきりテロ行為を働いた黒幕が絡んでくるのかと思いきや特に何事もなく終わってしまうようなので、いささか拍子抜けでした。

良かった要素

オリジナリティ

スレッド: 境界の護り人

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元記事:境界の護り人の返信の返信

えっと、まず、境界の護り人は『魂の還る場所のような、聖なる神域を別種の魔界から侵入してくる侵犯者から守る』ことを目的としています。

そして境界の護り人は、そもそもその神域に類するものと一度接触して縁ができていなければなることができません。
大人はもう存在が確立しているので、子供のような存在があやふやな、伝承で語られるような神隠しに遭うような年齢でないと神域と接触が不可能なのです。
その縁にしても今大人になっている人間がかつて跳んだ程度だと、もう薄れて神域の接触が不可能になり、それこそ中学生程度の年齢でないと接触が不可能なのです。

それに、大人がどうにもできない理由ですが、簡単に言えば『大人でなくともどんな術者であろうと神域の力を借りずして、高位存在の侵犯者を殺すことは不可能』であるからです。
ニライカナイ、常世のような魂が還る理想郷は、現実世界よりも高位のテクスチャによって維持されています。それは魔界も同じで、あくまでも現実世界の法則を歪める魔術や呪術では妥当が不可能なのです。触れた瞬間無効化され、物理でも菖蒲のように縁がない限り効きません。その菖蒲にしたって雑魚しか撚れませんし、物理でも不可能。

奏や菖蒲は、神域に接触した=神隠しに遭った子供たちの中でも、一際強い縁(奏であればニライカナイに精神が直に接触し、菖蒲であれば幼児の時から常世に触れさせられていた)を持っており、そして縁がギリギリ薄れていない中学生という年齢であったので、神域の意思を宿した遺物が縁を通して高位次元の力が流し込み、侵犯者と同質の存在に変化させました。

また縁だけでなく、力を流し込んでも破裂しない器=才能が必要であり、膨大な力に溺れない精神の強さが必要です。
そしてそんな条件を満たす奏や菖蒲のような子供はほぼおらず、日本の神域に類する異界伝承は数あれど、護り人になれる素養を持っているのが奏と菖蒲しかいなかったのです。

外国でも彼らのような存在が数少ないですが存在し、彼らもアヴァロンやエデンの園などの力を借りて戦っています。

それで、最後の結論ですが、それはこの時代に適合するという概念からです。
今の時代、かつてのような穏やかな理想郷は保つことはできない。で、あるならばそもそも侵犯をなくせばいい、という考えで、現代のあやふやな異界伝承を利用してニライカナイや常世、そして他の神域や魔界を全て融合させ、神域同士が繋がって魔界と両立、一つの『異界』というカテゴリの中で『神域』と『魔界』に分かれることで、侵犯をなくすというものです。

侵犯者も自らの異界が侵される恐怖から侵犯しているので、それがなくなれば侵犯も消え、したがって護り人という役割も消滅し、二人は日常に戻れる、という結末です。

上記の返信(境界の護り人の返信の返信の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。読ませていただきましたが、少々わからない部分がありましたので質問よろしいでしょうか。
「なぜ人間の持つ概念が異界やら神域やらに影響を与えるのか(逆に悪魔側の概念が地上に影響を与えることはないのでしょうか?)」
「なぜ聖なる神域を人間が守らないといけないのか」
「なぜ存在の確立した大人だと神域と接触できないのか(そもそも「存在の確立」とは具体的にどういうものを指しているのでしょうか?)」
「なぜ悪魔は神域や人間の世界に出て来れるのか(悪魔側の力が物凄くて縁の必要はないのでしょう?)」
「なぜ人間の力が通じないはずの侵犯者が人間から侵犯を恐れて攻撃してくるのか(この設定なら人間よりも神域の方を狙うのでは? 神域が無くなれば人間は悪魔に手も足も出ませんし)」
「なぜ奏と菖蒲に膨大な力を御する才能と力に溺れない精神力があるのか(単なる偶然でも構いませんが、この辺りを過去設定と絡めるとドラマ性が強まるかと思います)」
「『かつてのような穏やかな理想郷』とは何のことでしょうか?」
「現代のあやふやな異界伝承を利用してニライカナイや常世、そして他の神域や魔界を全て融合とありますが、具体的にはどのような手段で行うのでしょうか?」

スレッド: 境界の護り人

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元記事:境界の護り人

人物設定に力を入れました。世界観も、不備あったりこうしたほうがいいのではないか、と言うような意見が来るとありがたいです。

上記の返信(境界の護り人の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

誤字脱字があったので訂正です。
>>「なぜ悪魔は神域や人間の世界に出て来れるのか(悪魔側の力が物凄くて縁の必要はないのでしょう?)」→(悪魔側の力が物凄くて縁の必要はないのでしょうか?)

良かった要素

ストーリー

スレッド: 境界の護り人

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元記事:境界の護り人の返信の返信の返信の返信

そもそも、異界伝承は、人間が作ったものです。
人間のこうあってほしいという願いが形になって、ニライカナイのような神域や魔界が生まれました。
願いが礎となる性質上、異界は人間の持つ総体的な認識に左右されることになります。

そして願いが現実世界に影響を与えることはありません。と、いうか魂が安らげる神域や死後落ちる地獄などが現実世界に影響を及ぼしたら本末転倒でしょう。

確立というのは、自意識の確立です。子供はまだ精神と肉体が完全に定着していない(そのために奏は魂の奔流に巻き込まれて精神及び魂だけがニライカナイに転移した)からです。
そして異界には、肉体は行くことができません。それ故神域との接触は不可能です。
チェンジリングという現象がありまして、そこから取りました。

人間つまり魂の悪性を体現することを目的とする魔界の侵犯者(特に悪魔など)は、現実世界及び神域に影響を及ぼすことはできるのです。

人間の力を恐れてはいません。神域に自分の異界が侵食されることを恐れているのです。なので神域を攻撃していますが、神域と縁のある人間を襲うこともあります。

奏と菖蒲がそのような素養があるのかについては、完全な偶然です。一応奏は良いところの子供で、源流を遡れば平安時代の陰陽師に行き着きますが、それとこれとはほとんど関係ありません。

かつてのようなryとは、奏が見たような魂が渦巻く静寂の海のこと。侵犯が少なかった時以前のことです。

それは物語の山場なので言えません。

上記の返信(境界の護り人の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
>>人間のこうあってほしいという願いが形になって、ニライカナイのような神域や魔界が生まれました。
とてもよくわかりました。なんでそんなものが存在しているのかと思ったら人の想いが具現化したものだったのですね。

>>確立というのは、自意識の確立です。子供はまだ精神と肉体が完全に定着していない(そのために奏は魂の奔流に巻き込まれて精神及び魂だけがニライカナイに転移した)からです。
自意識の確立と、精神と肉体の定着の関係性がよくわかりません。この二つに特に関連性はない気がします。単に子供は、魂と肉体の定着が不完全だったからでもいいような気がします。

>>人間の力を恐れてはいません。神域に自分の異界が侵食されることを恐れているのです。
神域が悪魔たちの世界を侵食するというのはどのようなものでしょうか? 天使みたいのがいて悪魔たちを攻撃するという感じですか? それとも悪魔たちの世界を飲み込んで神域が拡大するという感じでしょうか?

大まかな設定などは解説していただいたおかげでなんとなくわかりました。それで最初の質問に戻るのですが、これは「誰が何をする物語」なのでしょうか?
世界を守るために不遇な人生を送っていた少年少女が戦うというコンセプトはわかるのですが、この物語を通して読者に何を訴えたいのかが伝わってこないのです。
映画を見ていると「このアクションすげーー主人公カッケー!」「このシーン感動した!」「やばいめっちゃウケるwwwwww」「こんなラストなんて切ないよぉ……」みたいな、そういう感情や感想が出ることがあると思います。あらすじ部分を見てもこういったものを、ドラマ性を感じなかったのです。

スレッド: 境界の護り人

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元記事:境界の護り人の返信の返信の返信の返信の返信の返信

神域も異界なので魔界を侵食することもあります。
悪魔にとっては今の魔界が住みやすい場所なので、神域の侵食によって魔界が変革するのを恐れています。
神域と魔界はお互い喰い合う世界です。なので悪魔は魔界が侵食されるのを恐れて神域を先に攻撃しています。

……一々作品のテーマは考えないのですが、ある程度は決まっているものを言いたいと思います。
「愛的孤独からの脱却」と、「移りゆく世界の表現」です。
奏は菖蒲という愛し愛されるパートナーを得て「愛情の孤独から脱却し」、二人で「停滞する世界の打破」を行います。

それで、できれば何か建設的な意見をお願いします。
今までのはただの疑問で、作品に直接利になる意見がなかったように思えるので……。どうかよろしくお願いします。

上記の返信(境界の護り人の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 ドラ猫 : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
設定がどうしてもよくわからなかったので、まずはその疑問を解決してから意見をと思っていました。
どうもソラナキさんは詩的な文章を書こうとする傾向があるようなので、それでいまいち言いたいことがわからないでいました。「停滞する世界の打破」と言われても「なんじゃそら?」です。
疑問が出るということは読者に上手く説明ができていないということだと思ってください。物語を理解できないまま建設的な意見は言えません。それにストーリーに関する情報も少な過ぎます。主人公とヒロインが恋愛関係になるとは想像もできませんでした。
たとえば、
>>その男の子はキジムナーのワラビと言い、ホテルにまで着いてきて深夜に彼に巻き貝、ニライカナイゴウナの首飾りを授ける。
この男の子の正体や目的が不明なままで話が進んでいますし、「キジムナーのワラビ」と聞いても「なにそれ妖怪?」としか思えませんでした。正体が「溺死した子供たちの魂の集合体(上司の子供の記憶もある)」とかでしたらドラマ性がぐっと出てきます。

スレッド: 境界の護り人

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元記事:課外活動:世界征服

長編の第一幕といった位置づけです。
今回相談にかけた内容を500字ほどにまとめたいと考えています。
問題点等あれば遠慮なくお願いします。
とりわけタイトルやジャンル、キャッチコピーに自信がありません。

上記の回答(課外活動:世界征服の返信)

投稿者 読むせん : 0 投稿日時:

ストーリーがよく分かんない!!( ゚Д゚)どぱーん

えっと・・・・・・

主人公の橙くんは、やる時はやるが、基本無気力であり、しかもやる気を出すときは【あぶない科学実験】系列ばかりで、メカニカル系テロリスト寸止め系ダラダラ男子という困ったスペックを持つ17歳。

橙君はテロリスト予備軍らしく、今日もスクラップ部品を回収すべく工業団地に侵入してウロウロする。(のか?)

そんな時、団地内を異様な速度で爆走するトラック・トレーラー?に遭遇。運転者は大型車両の運転免許を持っていなさそうな若者(だれ?女博士なの?)だった。

運転者と橙の眼が合い、互いに予想外の闖入者に絶句しているのが分かる。
橙も運転手も、とっさに回避行動をとることに成功するが、運転者はやはり免許を持たない素人(しろうと)だったらしい。
 急なハンドルさばきによって、牽引されたトレーラー部分に奇妙な遠心力がかかり橙を襲う。トレーラーと壁に挟まれて自分の頭蓋骨がひしゃげるような音を最後に、橙の意識は闇に沈んでしまう。

(トラック挟みは勝手に挿入。急カーブとかで後輪に引っかけられて・・・とか、よく聞く)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
橙君は、泣きそうな顔をした家族に囲まれながら、病院で目を覚ました。

なんでも橙君は、工業地帯に努めるパートのおばちゃんのママチャリ(笑)に撥ねられ、すっ転んだ拍子に、足元のそこそこ大きな石に頭をぶつけ一週間も意識が不明だったらしい。

橙はスクラップ泥棒の際、身バレないよう個人情報が分かるものを持ち歩かないようにしていたため、身元が分からず5日ほど身元不明な【謎の人物】扱いを受けていたそうな(※報告不能な期間を利用して、改造しただろうから、こんなもんだろ?と推察)

そして家にも学校にも帰らなくなった橙に不安を抱き、失踪届を出した(出せるのかな?)両親に連絡が行き、その顔写真か何かから橙君だと判明。家族がやっと駆け付けたときに、タイムリーにも目覚めたらしい。

泣きじゃくりながら土下座するおばちゃん(むしろこっちが被害者ww)と和解しながら、橙は奇妙な不安を抱いていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 一週間も寝たきりで、尿道にカテーテルぶっこまれていたにも関わらず、体調はむしろ以前より好調なくらいで、橙は翌日には復学するも生活に違和感を抱く。

体力の異常な向上(リンゴぐしゃあ、とか)朝起きると服に土が付いているとか、

あとは・・・嗜好の変化で甘い物がやたら美味しく感じたり、バッタが美味そうに見えたり?とか??

幼なじみの少女「奏」に相談するも、奏自身が武道系おおざっぱ娘(クルミをぐしゃ―できる握力、イノシシと格闘して狩ってきた経験あり)なので、あまり大事と認識してもらえない(笑)

そうこうしながらも、日々を過ごしていたある晩、橙は気がついたら実験室にとおぼしきところにいた。

 混乱する橙だったが、部屋の主と思しき女の用意した怪しげな機械に、反抗することなく素直に囚われる自分の体にも、さらに混乱する。

{(全体的に画面暗めの部屋でのやり取り)信号が切れた→捜索隊を出す}

って感じ?

スレッド: 課外活動:世界征服

カテゴリー: SF

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元記事:死を呼ぶ可憐な花

●等級

冒険者の等級でランクが高いほど難易度の高い任務を受注できるようになる。
段階としては金剛・白金・金・銀・鋼・青銅となる。
勇者パーティーは脱退した主人公を除いた全員が最高級の金剛である。
魔女の玉座攻略作戦参加前の主人公は鋼で、いわゆる二階級特進で金に昇格した。

●魔女の玉座攻略作戦

後に主人公と勇者が引き合うきっかけとなる、本編開始前に行われていた作戦。
魔女の玉座と呼ばれる山に住み着いた邪龍を討伐するためにギルドが立案した。
周辺の魔物が邪龍の下に合流することを阻止するために主人公をはじめとした多くの冒険者が投入された

設定の参考になったのはモンスターハンターダブルクロスの集会場ラスボスとの戦い。
ラスボスの下にモンスターが合流してしまうことを防ぐために近隣地域に複数パーティーを派遣し狩猟環境を人為的に安定させなければならなかったという背景ストーリーが参考になった。

なお完全に余談だが冒頭で銀等級のパーティーが言うセリフである「自分よりランクが上なのに弱い」というのは実際に私がこのゲームをやっている時パーティーメンバーに言われた暴言が元である。

上記の回答(死を呼ぶ可憐な花の返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

物語の目的(その物語で語りたい事)がはっきりしていてシンプルなので、それを楽しむ物語として面白いだろうと思います。
主人公が立ち直る物語を追放系のテンプレに合わせて整形したという印象。

よくある追放系では、だいたいこの場合「勇者パーティー」を悪役にするもので、追放された主人公は新しく得た仲間と上手くやって、勇者一行は失敗続きで実は主人公が縁の下で頑張ってたおかげで成功してただけと知って主人公に逆恨みする、という感じだと思うけど、
御作では「勇者パーティー」は「勇者」として据え置いて、悪役に専用の「銀等級」を用意しているので、従来の追放系テンプレをやりながらヘイトが「勇者」に向かないというところがちょっと良かった。
序盤は「勇者」が嫌な奴に見えるけど、終盤では実はそれは主人公の早合点で誤解だった、やっぱ勇者はいいヤツだった(?)、となるので……、
うーん。
これは、どうなんだろ。「やっぱ勇者はいいヤツだった」は、そこまで書かれてはいないし、私の深読みしすぎかな? 作者的にそんなつもりはないんかな。
まあ、そういう変化の一つを演出していると仮定して回答すると、
勇者は結局のとこいいヤツっぽいけど「スキルの性質が自分らと合わないから合うとこ見繕ったぞ」って勝手なことしてるだけなので、もうちょい 主人公のことを想って という人情がほしいかなと思った。
例えば勇者パーティーから追放される直前の戦闘で、主人公があと一歩で死んでいたって感じの目にあって怪我は軽傷で済んだけど、勇者は心配になった、とか。
でもそれは前述した演出を考えると序盤でこういう勇者の優しさは書けないから、構成やらが難しいね。

うーん……
>銀等級のパーティー
>彼らが主人公をクビにするのが物語の冒頭であり
とあるから、やっぱ勇者の印象の変化は予定してない感じか。銀等級が主人公をクビにする冒頭から始めるとテンプレ通り最初から銀等級にヘイトが向かう構成になるし。

そうすると、「勇者パーティーをクビになって、編入先の銀等級をもクビになった」という状況説明が若干複雑になってしまうんじゃないかなーと思う。
冒頭だから、「銀等級をクビ」になった時点で読者は「勇者パーティーをクビになった過去」ってことを知らないし、それは地の文やセリフ会話で説明されるものと思うけど、説明できるだけがせいぜいだから、銀等級をクビになったあとすぐに回想か偶然かで勇者パーティーを出さないと状況の描写がしにくい。
けど、銀等級を出したあとすぐに勇者パーティーを出してしまうと、キャラを一気に出しすぎで読者が付いてこれないような気もする。
冒険者の等級の説明もしなきゃらならんし、魔女の玉座の戦闘も説明せにゃならんし、序盤にかなり詰め込んでしまうと思うかな。

個人的にはあまり色気出さず時系列順に頭からやったほうがいい気がする。
少なくとも あらすじ に書いてある順番での展開はわかりやすかった。
ただ、おそらくスレ主さんも同じ懸念を持つだろうけど、時系列でやると「銀等級をクビになる」っていう物語のスタートがえらい遅れてしまうって問題も確かにあるよね。

あと気になったのは、駆け出しの冒険者と臨時パーティーを組むところ。
というか、正確には主人公がスキルを顕現させて無双したというだけで自信を取り戻してるところ。
結局強さが主人公の自信に繋がるなら、雑魚専門とはいえ魔女の玉座で雑魚を一手に引き受けてる実績があるのだから、スキルの有無や強さに自信が直結するのは変かなと感じた。
勇者パーティーにしろ銀等級パーティーにしろ、仲間に見捨てられたという事が自信を喪失させているのだから、
この主人公の自信喪失に対して、熱意だけで技術も経験もない駆け出し冒険者はかなり重要なポジションだと思う。
「仲間ってこういうものだろ」と、現実を知らず理想だけの綺麗事だけど、そういうのが主人公のすさんだ気持ちを洗ってくれるんじゃないかな、と。
2つの有名パーティーをクビになったって事実を知ってる駆け出し冒険者が主人公をディスったりして反目してるんだけど、そんなヤツが主人公を庇って重症を負ったりして、「彼は現実を知らないんじゃない、私が理想を忘れてたんだ」と気がついたりしてさ。
スキルが顕現したことで強さを手に入れて自信を取り戻すって展開だと、これって結局強さを求めて強敵と戦うことで自信を持ってる勇者と、同じとは言わんけど似通ってないかな。強敵と雑魚専とで方向性が違うと強弁できるけど、結局「強さ」か、って話じゃん?
スキルが開花して無双して強さを手に入れたってのは、自信を取り戻したついでの活躍でいいんじゃないかな。
なので、臨時パーティーのとこのエピソードはもうちょい作り込んだほうが良いと思う。

スレッド: 死を呼ぶ可憐な花

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

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元記事:屍使いのままならない日々

10万文字くらいの長編を書きたいと思い昔考えた設定を見返していたら見つけたものです。
読んでみたいと思える設定になっているか不安なので教えていただけると嬉しいです。
あまり重たくない作品にしたいのですが、ちょっと設定が暗めなのが気になっています。

上記の回答(屍使いのままならない日々の返信)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは
今は屍使いや蟲続といった設定が活かされているとは言い辛いですが。屍使いと蟲族の設定は面白いです。読んでみたいと思える設定になっているかは、屍使いや蟲族について書かれた文字数から分かるように、設定があるだけになっていました。

ストーリーは結末まで書いてあります、やりたいことがはっきりしているのは良かったです。ただ、やりたいことが前面に出過ぎてしまっているせいで、辻褄があわず説明不足で、不自然な展開が多くあります。

1章は、主人公が幻想都市リュシオルに置いてかれるようになっていく結末は面白いですが、終始、ザザがルシエラを護衛しなければならない理由が不足しています。
2章は、ザザがルシエラと街に居続ける理由が不足しています。
3章は、ガイルの登場で分かりやすくなりますが。ザザがそのような精神状態になってしまう、それについて、ガイル以外の要素が足りていないように思いました。

ルシエラ、ザザで話を完成させようとせず。蟲族なら蟲族のマイナス要素もありますよね。そういった部分もストーリーに反映していくことで、物語の伸びしろが見えてくるはずです。何かの参考になれば幸いです。
応援しています。

スレッド: 屍使いのままならない日々

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

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