「不知火やショッポの煙湿りゆく」の批評
回答者 幸福来々
添削した俳句: 不知火やショッポの煙湿りゆく
『秋刀魚』の句のコメントありがとうございます!
す。。。すげぇ。。。と思ったのは、最初は卓鐘さんが提案してくれた『秋刀魚の肝を噛み締める』にしてました。
酒と取り合わせてしまうので、酒盗とかに間違われたくない。
苦味を中心に連想してほしいを優先して、中八となってしまいました。
本句ですが、熊本出身なのでまさか『不知火』がでてくるとは。。。って感じです。
ごめんなさい。正直『不知火』が季語だって知らなかったです。
なので、ちょっと読みが雑ですが、私は、この句を「深夜、海辺に住むおじいさんがショートホープの火を消した瞬間」だと読みました。
この消した煙草も不知火の一部になってしまったのではないかと『不知火』の不思議に迷い込んだ気がした。って感じですかね?
あと、熊本には不知火町という地域があるくらいです。
なので、すごく海を感じました。
情景描写がやはり丁寧です。
「逃げ水」とかもそうですが、『煙』など動画として提供すべきものに「〜ゆく」という複合動詞の組み合わせは最高だなぁ。と改めて思いました。
『ショッポ』と『不知火』の位置もすごくいいと思います。
ショートホープは、もともと商売人の煙草と言われています。
なぜかというと、短いのでお客さんが来てもすぐ消して、対応できるからです。
なので、知ってる人間からするとショートホープは意味的にいうと、消す方に軸足が言ってる煙草なので、すごくマッチした銘柄だと思いました。
ちなみにハイライトは私が初めて買って吸った煙草です。
点数: 1