俳句添削道場(投句と批評)

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朝顔と和歌に読まれし桔梗かな

作者 たんせき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

歳時記を読んでいて、『そうなんだぁ』
『朝顔は夏、桔梗は秋の季語なのに不思議だなぁ』という率直な気持ちを詠んだだけの句です。ありでしょうか?季語が二つにカウントされますか?

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「朝顔と和歌に読まれし桔梗かな」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。たんせきさま、いつもお世話になってます。

御句、そうだったのですね!私は浅学にして知りませんでした。勉強になりました。

御句、作者ご自身であるたんせきさんが、本を読んで知り得た情報を「率直に詠んだだけの句」になってしまっていますね。
ですので、読み手である私も、前述のような驚きはありましたが、その先に進めませんでした。
これはこれでいいですね。私もそういう句があります。
次の句、楽しみにしています!

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「朝顔と和歌に読まれし桔梗かな」の批評

回答者 幸福来々

句の評価:
★★★★★

『秋刀魚』の句のコメントありがとうございます!

アドバイスですかー。
詩歌を書く場合に一番大事なのはちゃんと伝えたいこと・読者に思ってもらいたいことがあるかどうかが重要だと個人的に思います。
なので、たんせきさんの感情・感覚を大事にして、言葉にする努力をするという感じになるかと思います。
「全然共感できないよ!」は「お前変わってるな(笑)」になるし、なんでもいいので自分の感情・感覚を言葉にするということをやっていくべきだと思います。
いいものである必要はないけど、伝えたいもの・思ってほしいことがないものがないなら人に見せるなと思います。

これが基本で、俳句特有のアドバイスでいうと、ざっくりいうと伝えたいことは一つにすべきです。
17音しかないので^^;
沢山俳句を読んでますが、「こんな風にこう感じた」風景を切り取るのが基本です。

「発想と技術は車の両輪だ」となっちゃん先生はよくいいますし、そのとおりだとは思いますが、私は発想>技術だと思います。
発想がなければ、技術は使いようがないですからね。
これは愚痴になりますが、技術に溺れている人の言葉は、作品を味わうつもりがない言葉しか伝わってこないので私は嫌いです。

本句ですが、「昔朝顔と詠まれた桔梗が咲いている」とだけなので、読む側はたんせきさんが思ったように「へぇー」と思うしかないですね^^;
知識を仕入れるということは素晴らしいと思いますが、俳句は読んだ人に何かを思わせたり感じさせてほしいです!

技術的なことをいうと、『読まれ』を「詠まれ」に変えると、『和歌』という言葉は不要になるかと思います。
「詠む」は詩歌にしか使われないからです。

点数: 3

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「朝顔と和歌に読まれし桔梗かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、たしかに不思議ですよねー、万葉集では「あさかお」とよばれていたのは桔梗なんですね。でも朝顔も桔梗も初秋の季語なので、違和感はないですけどね。

さて、まず上五「と」が並立の「と」に見えたことを解消したいですね。朝顔と桔梗かなみたいな感じ。

憶良らの朝顔と詠む桔梗かな
憶良らの朝顔と詠む桔梗咲く

どちらにしても目の前は桔梗だけで、上五中七が桔梗の説明になってしまいました。不思議だったという分にはいいですが、俳句として描写して、「桔梗」に季語としての力を発揮してもらおうというには難しいかもしれないというのが感想です(^▽^)/

点数: 0

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「朝顔と和歌に読まれし桔梗かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

意図としては「朝顔」は文字だけで実態がないので、季重なりとは言えないと思います。
ですが、コメント通り「朝顔」は文字だけと思ってもらえるかどうかは、また別の話で・・・(誤読の例はげばげば様のコメントにあります)

知識の話ばかりで映像が伴っていないのも難点で・・・結局桔梗の名前の説明なので、このままではちょっと難しいですね。

・桔梗やむかし朝顔と呼ばれて

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