俳句添削道場(投句と批評)

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君知るや守宮のケケケと鳴くことを

作者 なおじい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

三句目です。私はヤモリが鳴くとは知りませんでした。

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「君知るや守宮のケケケと鳴くことを」の批評

回答者 幸福来々

『秋刀魚』の句のコメントありがとうございます!

なおじいさんのコメントはいつも癒されます(*´ω`*)
なので、コメントついてると「おっ!」っという気持ちにいつもなってます。

さて、本句ですが、私は以下のとおりに読みました。

夜『ケケケ』とどっかから聞こえると、子もしくはお孫さんのような幼い子が「あ!守宮だ!」と『守宮』が張り付く窓に駆け寄る。
この音が『守宮』だと知らなかったのに、その子は知っていることに、驚き・成長を感じた。

てな感じです。
この読みは、『君知るや』の『や』には、「君が知っていることに対する尊敬・感動」が感じられるからです。
私は、なおじいさんらしい優しい句でいいなぁと思いました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「君知るや守宮のケケケと鳴くことを」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます。

3作目ヤモリ。
これも同じイメージです。
守宮が夏の季語であり、夜行性の守宮が夜に自分の前に現れる、または、守宮の声が聞こえるということを、自分の状況や何か別のものと取り合わせて読む方がいいような気がします。
今のままでは、そうなんやー守宮って「けけけ」って泣くんやーと教えてもらえる句であることを超えた感慨はわいてこない状態です。
「守宮鳴く〇〇〇・・・」「〇〇・・・守宮鳴く」みたいな感じで、光景などと合わせていくことがいいような気がします(^▽^)/

点数: 1

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「君知るや守宮のケケケと鳴くことを」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

三句目。
そうそう、この三句では、初心者さん向けの意見はなおじい様にお任せして省略しております。私の意見だけぶつけても、初心者さんには???かもしれませんので、お手数ですがよろしくお願いします。

この句も守宮の説明になっています。
ですが、一句目と異なり「ケケケと鳴く」という具体性を持っています(一句目は「蚊は暗殺者」という比喩)。
そこを「君知るや」と(言い方が悪いですが)知識自慢するのではなく、さらりと表現できたら、この句材でそれなりの俳句になるのではないかと思います。

・守宮いて吾の顔見るやケケケケケ

点数: 1

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「君知るや守宮のケケケと鳴くことを」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

3句目は、ケケケというオノマトペが主眼でしょう。
「君知るや~ことを」というトリビアの披瀝みたいな言葉を外し、「鳴く」という動詞は必要ではない、として、これを別の言葉に代えることは必要と思いますが、具体的にどんな鳴き声なのか知らないので…。

もし、これが笑っているように聞こえるものだというなら、

 我を見てケケケと笑ふ守宮かな

といった感じに。
逆に、哀しげわびしげに聞こえるものなら、

 ケケケケと守宮に不憫がられけり

といったので、どうでしょう。

以上、あくまで滑稽句と開き直ったうえでの参考句でした。

今後とも、よろしくお願いします。

点数: 1

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キャキャキャと泣いてケケケと笑う守宮かな

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

「君知るや」の意味が悩ましいですね「や」が詠嘆と疑問の意味がありますが、「君」って詩歌では恋愛の対象のことを指すので、「そこの君」ってことではないので、疑問で読むと、恋人に知ってるか?と聞く場面をいきなり持ってこられて、なんだろ?と思いました。君は知っているのだろうか?という意味だと君と知るの間に助詞一つ入れたくなるし。詠嘆だとすると(まぁそこの君って言いたかったんだと思うけど)、今君が知った。守宮のケケケと鳴くことを。となるので、守宮の鳴くことが何かの隠喩なのか?と思えてくる。

守宮が鳴くことは知らなかったのでyoutubeで鳴き声聞いてみました。これは「ケケケ」か?「キュ〜キュッ」「キィヤー」「キキャッ」みたいな鳴き声で、サイト調べてみるといろんな鳴き声があるらしい。「ケケケ」がどんな感じかきになるなぁ^^ と思っても一回調べたら「ケッケッケッ」みたいな声もあった。
面白かったです!

点数: 1

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「君知るや守宮のケケケと鳴くことを」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

再登場失礼します。

夏の月、たまに浮上してきて少し気恥ずかしくなりますね。
いまからだいぶ前の句ですもんね。
あのときはまだまだ暑くて暑くて、でも夜は涼しいんですよねー。で、例によってオードリーさんのオールナイトニッポン聞きながら散歩してて、で、神社前のボラードみたいなところで腰かけてて、で、月を見てたんですけど、なんか、空が暗い黒っていうより、夜なのに青い紺?の空で、月がくっきりしていて、涼しそうな月だったんですよね。すぐにでも手を伸ばしたら届きそうな。そして、手を伸ばしたら、確かにひんやりと涼しい月に触れられたっていう句でした。実際は触ってないし、触り心地なんてないやんってことも当然だし、でも、月って独特な何かが出てるのかなーって思ったりして神秘的ですよね。神社の神域に入ったら何かを感じるかのように。

当時は俳句とは、季語の力・描写とかもまったく意識がなく、流行ソングの歌詞みたいなものを17音で書いてもいいの?みたいな頭があったのでしょうね、すぐにクサイ・酔ってると捕まりましたし、まだまだ駆け出しなげばですが、今の私ですら、きっとそれって描写っていうより、きれいな言葉並べただけちゃう?って言っちゃうと思いますしね(*'▽')

ただ、月にしても何にしても触ってみたくなったり、つまんでみたくなったりするっていう衝動は詩的だとは思います(*'▽')その表現の仕方が甘かったということもよくわかるんですよねー、今となってみれば(*'▽')

点数: 0

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「君知るや守宮のケケケと鳴くことを」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

再登場失礼します!

左遷の句コメントありがとうございます。
取り合わせの挑戦ではあったんですが、義兄のデリーは本当の話で秋刀魚をその日に焼いていたのは想像です。
秋刀魚を焼くということにどういう連想の力があるのかなー、「やったー」もあれば「とほほ」もあるだろうなー、義兄の左遷と合わせてみたら、秋刀魚を焼いている姿がどのように響くだろう、、と思ったりして合わせてみました。
ただ、みなさんおっしゃる通り、それなら「秋刀魚」の力に預けて、左遷と書かずに、異動辞令として、義兄がどう感じているかは読み手の感慨でという風にすべきだったなあと省みています(*'▽')

そして、義兄も実は4年前にデリーに行ったので、実はもうすでにカレーとかバラナシの僧の踊りとか結構詳しいみたいで。左遷だと言ってましたが、それなりにインドを楽しんでいるようです(*'▽')

コメントありがとうございます!

点数: 0

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「君知るや守宮のケケケと鳴くことを」の批評

回答者 卯筒

句の評価:
★★★★★

稲の波の句の添削ありがとうございます。

ささらさとにしたのは不規則に吹く秋の風を表現したくさらさらとではなくささらさとにしました。
寂しく笑うは秋のもの悲しさを擬人で表現したかったのでこの表現にしました。

点数: 0

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