俳句添削道場(投句と批評)

幸福来々さんの添削最新の投稿順の24ページ目

「税務署の調査を終へてぽてち買ふ」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 税務署の調査を終へてぽてち買ふ

『秋の蚊』の句のコメントありがとうございます!

私も卓鐘さんの意見にものすごく同意です。
詩歌に感謝するところはまさにそれだと思います。

本句ですが、私には季感は感じ取れませんでしたが、面白いと思いました!
ギャップいいですね!
作者の人差し指と親指のギャップで「こいつ仕事のプライベートのギャップえげつないタイプだなw」と笑いましたw
あと、やっと汚せるというハンターハンターのヒソカの破壊衝動に似たものも感じました。

点数: 1

「義母逝くも懐ぬくし扇置く」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 義母逝くも懐ぬくし扇置く

コメント失礼します。

ご愁傷さまです。
愛情が感じられる良い句だと思います。
私も祖父が亡くなった時、いくつか俳句に残しました。

技術的なことですが、『も』が散文チックなのと『扇』という季語の必然性が気になりましたが、げばげばさんの指摘となおじいさんの読みがすごかった!

『扇置く』でもいいと思いますが、私は「秋扇」に変えるともっといい句になると思います。
季語『秋扇』には、残暑を凌ぐという意味と使わなくなって忘れ去られたという意味があります。
忘れ去られたという意味の裏には、再度発見・思い出すという行為が隠されているため、悼む句に結構利用されています。

点数: 1

「初テント覆いかぶさる天の川」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 初テント覆いかぶさる天の川

『天の川』の句のコメントありがとうございます!

倒置法の句で、「天の川が流れる。自転の速さで。」となります。
「流るる」だと連体形といって、体言(名詞)にくっつくようになっちゃうので、「流る」と終止形にする必要がありますー。

本句ですが、『初テントが覆いかぶさる』とも読めるし、『覆いかぶさる天の川』とも読めてしまうのは、この句に関しては損かもしれないなと思いました。

テント以外で、キャンプ感だせたらこの問題は解決するかな?
一番安易なので行くと『初キャンプ覆いかぶさる天の川』ですかね。
でも、物で表現したほうがやっぱりかっこいいなぁ。

『天の川』は季語の中に多少ダイナミックさが入っているので、なおダイナミックさを表現するのは難しいと思います。
『天の川』に他のダイナミックなものを取り合わせて、「天の川もダイナミックだもんね」と思わせるのが一番簡単かもしれません。
私の『自転』の句も、この取り合わせ方の類になりますかね。

点数: 1

「配達のカブを停めたり天の川」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 配達のカブを停めたり天の川

『天の川』の句のコメントありがとうございます。

狙った読みをしてる人がいて嬉しかったですw
0.004度は初めて知りました。
地球の円周が4万kmなんで、最大約秒速4kmで回ってるってことなんですね。

本句ですが、『配達のカブ』の言葉の経済効率がめちゃめちゃいいですね。
時間帯・なんの仕事か・場所がわかりますね。

私はこの人は、新聞配達という常習性のある仕事に『天の川』を取り合わせているので『天の川』を見慣れてる人だと読みました。
また、現代を読んでいることを前提とすると田舎の新聞配達員さんと読みました。
ですので、『天の川』にも気にもとめれないほどあくせく働いてると読んでしまったので、『天の川』で忙しい感じを出せるんだなぁーと思ってしまいました。

天の川に見惚れると表現するなら、助詞「に」が必要だと思います(天の川に配達のカブを停めたり)。
もしくは、擬人化になっちゃいますけど、『停めたり』を「停めたる」に変える(天の川に配達のカブを停めたり)。
でもこうした瞬間に個人的には類想感とチープになっちゃう気がします^^;

メッセージ性は別として、結果『配達のカブを停めた』ことと『天の川』を取り合わせると、直接書かれていない情報を推測できるという意味で、かなりの相乗効果があると思いました。

点数: 1

「初テント覆いかぶさる天の川」の批評

回答者 幸福来々

添削した俳句: 初テント覆いかぶさる天の川

ただの指摘だけでいいなぁと思えた点を全然書けてなかったので、私も再度コメント失礼します(汗
すみませんでした。

何を表現したいかを伝えようとする熱が伝わってくるので、なおじいさんは私の好きな俳人のおひとりです。
本句もそれが伝わってます。
この人は多分初めて『天の川』をみたんだろうなぁーというのは、『初』の字で読みを誘導されましたし、『覆いかぶさる』の複合動詞でダイナミックさを演出しようとしていることも伝わりました。

あと、『天の川』でなおダイナミックさを出すのは難しいと申し上げましたが、これは「無理」という意味ではなく多分かなり工夫が必要だ(私も全然思いつかない^^;)ということが言いたかったです。

既にダイナミックさを持っている季語(滝など)をなおダイナミックにする工夫思いついたら、共有させてください!

点数: 1

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