「放らるる都会の雪やマンホール」の批評
回答者 虚俊
添削した俳句: 放らるる都会の雪やマンホール
「放らるる都会」の必要性をあまり感じません修正前の句も拝見致しましたが何を言いたいのか不充分なまま投稿してしまったのかなと
マンホールの上には雪は積もらないということであれば都会に限らず地方でもマンホールの上は滅多に積もりません
都会と言わずに自分や周りの光景に充てるべきかと
点数: 1
回答者 虚俊
添削した俳句: 放らるる都会の雪やマンホール
「放らるる都会」の必要性をあまり感じません修正前の句も拝見致しましたが何を言いたいのか不充分なまま投稿してしまったのかなと
マンホールの上には雪は積もらないということであれば都会に限らず地方でもマンホールの上は滅多に積もりません
都会と言わずに自分や周りの光景に充てるべきかと
点数: 1
回答者 虚俊
添削した俳句: 折れ目つく母のノートの玉子酒
季語から俳句が作れないタイプなので少し羨ましいです。
この句は取り合わせにすれば「母のノート」がもっと味のあるものになるかと。
「よれた」で年季の入ったノートが思い浮かぶでしょうか。玉子酒を飲みながら、母の経験と知恵が詰まったノートを見る。母への感謝がより深くなるのではないでしょうか。
「お袋」とすれば「まさかこの歳になって世話になるとは…」というのも表現できますかね。
点数: 3
回答者 虚俊
添削した俳句: はなびらの点字なぞれば桜かな
「点字」とあれば「なぞる」が要らない。点字が花びらでできていると解釈されてもおかしくない。この二点でしょうか。
実際の桜を想像できるのは前に見たことがあるから。事故などで盲目になったと読み手に想像させるために、字余りではありますが「やっと読めた」と置きました。
さらに、花びらから桜を想像したよりも、桜を思い出して花吹雪に包まれている方が迫力もあっていいかと思いました。
となれば点字で「はなびら」よりも「さくら」の方がしっくりきますかね。音数もぴったり。
やっと読めた点字の「さくら」花吹雪
手直しした俳句の欄に「」を使うと不備があるという扱いになるらしく、こちらの方が最終的なものにいたします。
なかなか面白い句でした。
点数: 2
回答者 虚俊
添削した俳句: 禁断の蜜の滴る良夜かな
禁断の密の味を知るのはいつになるやら。今日も創造力を膨らませて頑張ります。
読者に想像を丸投げする句は好きです。虚子の「闇汁の杓子を逃げしものや何」など。想像するのが楽しいです。
さて、腹胃壮さんの句ですが「禁断の密」がオリジナリティーに欠けるのではないかと思います。じゃあどうしろと言われると、口を結ぶ他ないのですが…もっと細かいワンシーンを切り取ってみるとかですかね?それか「蜜月や」と上五に置いて匂わせるか…小僧にはもうかわらんです。
エロスを前面に押し出す句も好きです。「蜜月」と持ってきて、ダイレクトな言葉を並べるとくどくなるかもしれませんが。エロスを詠い、しかもかっこいい句に出会うのが夢です。終止自分語りだったような気もしますが、腹胃壮さんへの初コメントといたします。
点数: 1
回答者 虚俊
添削した俳句: 古団地錆びたブランコ風に鳴く
まわりは春に染まっていくが、その古団地だけは置いていかれたようでブランコが悲しげに鳴いている。といった情景でしょうか。
「錆びた」が説明的で「古団地」とイメージも重なるので添削すべき点はそこでしょうか。
点数: 1
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