俳句添削道場(投句と批評)

辻 基倫子さんの添削最新の投稿順の20ページ目

「白菜や胸三寸の置きどころ」の批評

回答者 辻 基倫子

添削した俳句: 白菜や胸三寸の置きどころ

ヒッチ俳句
 御句、大きな白菜をしっかりと抱えている感じがでていて、とてもいいですね。とれたての白菜を大事に抱えている図のようでもあり、楽しい句だと思いました。
 拙句の「初氷」の句にコメントをありがとうございました。
おっしゃるとおり、「今日」というところに確かに感動があり、口からふいに出てきた言葉のリズムを生かしたくてあえて話し言葉のように作ってみたのですが、
季語の理解や、土星そのものへの理解がなくて、いい句になりませんでした。
もっと調べたり、初めて見た土星の感動を何度も反芻したりして作りなおしてみようと思っています。

点数: 1

「掌をまんじりと見る霜夜かな」の批評

回答者 辻 基倫子

添削した俳句: 掌をまんじりと見る霜夜かな

めい様
 御句、深く共感しました!寒い夜、自分の来し方行く末がなんとなく気になり、じっと掌を見てしまう、そんな気持ちが表現されているように感じました。とても味わい深い句ですね!ちなみに、私は生命線に終わりがない!のです。手の甲にまで、ぐるっとまわっているので、それを見ると、「きっと色々うまくいく!」と根拠のない自信が生まれます。あまり、情緒がないですね。
 ところで、私の「土星」の句にコメントをありがとうございました。「初氷」と「土星」はつきすぎでしょうか。そうかもしれません。ですが、なぜか、私は宇宙と氷の組み合わせがとても好きで、なんとかそれをモノにしてみたいと思っています。
 そんなわけで、また、土星と氷の句を作ってみました。

点数: 1

「冬の朝襖の鳥が飛び立ちぬ」の批評

回答者 辻 基倫子

添削した俳句: 冬の朝襖の鳥が飛び立ちぬ

あらちゃん様
 御句、「襖の鳥」という措辞がいろいろな想像を生んで面白いですね。家の奥をしきる襖、ですが、心の奥底に立て切っていた仕切りのようにも捉えられ、「冬の朝」のきりっと寒い中に、さっと心を開くような思い切りの良い響きが感じれらました。すばらしい句だと思います。
 一点、気になるのは「が」です。文語ならば、「襖の鳥の」の方が用例も多いですし、この場合も下5の「飛び立ちぬ」を強く言えるような気がするので、
 冬の朝襖の鳥の飛び立ちぬ
としたらいかがでしょうか。
 また、拙句にご提案句をありがとうございました。「衛星」という言葉を入れることも何度か考えたのですが、うまくいかなかったのです。でもご提案句のようにするとうまくいきますね!ありがとうございました。

点数: 1

「白菜や胸三寸の置きどころ」の批評

回答者 辻 基倫子

添削した俳句: 白菜や胸三寸の置きどころ

ヒッチ俳句
 拙句にコメントをありがとうございました。
「氷結期」は季語として成り立たないのですね。どうもありがとうございました。
心情としてキーンと凍った中にポロリと衛星が落ちた、というイメージを表現したかったのですが、なかなかうまくいかないです。ご提案、参考にさせていただきます。

点数: 1

「手のひらで測る丸みの焚き火かな」の批評

回答者 辻 基倫子

添削した俳句: 手のひらで測る丸みの焚き火かな

こま爺様
 御句、不思議なイメージの句で面白いですね。手のひらで計るものは、「焚き火の薪」ではなく、メラメラ燃える「火」なのですね!そしてその「丸み」を「測る」ということは、今目のまえにある焚火以外にも、比較したい焚き火があって、その丸みを比べあっているのでしょうか。手をまあるくかざす様が見えるようで面白いです!
 また、拙句にも適切なアドバイスをありがとうございました。ご提案句の初めの句がいいな、と私も思いました。ありがとうございました。

点数: 1

辻 基倫子さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

うりずんや島々囲む波一重

回答数 : 5

投稿日時:

風を追ふ風に羽根あり梨の花

回答数 : 2

投稿日時:

地下道をめぐる響きや蝶の昼

回答数 : 1

投稿日時:

桃開くたそがれ時の羽化として

回答数 : 1

投稿日時:

蔦若葉ランプの奥に司令室

回答数 : 4

投稿日時:

辻 基倫子さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

太閤の産湯の井戸に梅の空

作者名 久田しげき 回答数 : 2

投稿日時:

赤いリボンの花束の都忘れ

作者名 森 教安 回答数 : 6

投稿日時:

湯上りのワインほっこり布団かな

作者名 笙染 回答数 : 1

投稿日時:

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