「燃えさしで石に字を書く芋煮会」の批評
回答者 辻 基倫子
添削した俳句: 燃えさしで石に字を書く芋煮会
鈴蘭様
お久しぶりですね。
御句、「石に字を書く」というところがとても興味深いと思いました。
「地面に字を書く」だとありふれていますものね。
何を書いたのか、どんな石に書いたのか、もうすこし情報があるとさらに読み手の想像を促す句になると思います。
また、私の「撫牛」の句へのコメントもありがとうございました。
「まどろみを覚ます」が作り事めいていることや、「まどろみ」を読者に想像させるべきだ、という点がとても深く心を打ちました。
そこで、むしろ、「受験生」はなしにして、以下のように推敲してみました。
「撫牛の背に春眠のぬくみかな」
いかがでしょうか。
点数: 1