俳句添削道場(投句と批評)

みつかづさんの添削最新の投稿順の18ページ目

「堤防を進む車窓にさくら桜」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 堤防を進む車窓にさくら桜

拙句へのコメントありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/24792

やはり、私が「これは自分でもどうかなと思うけど」という所を率直なご意見くださるのは、流石です。しかも要点に。「来て」は安直だなという印象でした。

ただ、「地上の乗り物に例えた措辞」ではなく、実際に私が四輪車を運転していて何度も急停止した事は事実でして、それを詠んだものです。
情報量が多過ぎたので、どの様に削れば「作者は紋黄蝶を守ろうとしたのか」と読者に思わせられるかをかなり悩みました。

そこで、こま爺さんの添削をお借りして「紋貴蝶急ブレーキを幾度も」と仮にやってみましたが、これも何か「を」が引っ掛かるかな、説明臭いかなという印象なのですが、お知恵を拝借できれば幸いです。

点数: 1

「蜆汁食みつ啜りつ話しつつ」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 蜆汁食みつ啜りつ話しつつ

初めまして。こんばんは。添削、いつも拝見させていただき、とても勉強になります。
貴句、拝読しました。

動詞3つですが、それぞれの動作が読者の味覚(噛む、啜る)と聴覚(話し声)を良い意味で刺激しておられますし、音読した時にリズミカルな印象を受けました。明るい食卓、きっと夕食のイメージでしょうね。

ただ、完了の助動詞「つ」の終止形で切れが上五を含めて3連続しているのが1点惜しいなと思いました。

又、味覚を1つに減らしてもう1つ五感を刺激なさるか、もしくは1句を1つの連続している物語に仕上げると、よりいっそう面白くなりそうな気も致しました。
物語の方ですと、例えば以下の様に。

・蜆汁食みて話して書き留めて

蜆汁を食べて会話していた事も含めて、最後は日記に書き残す様な感じになります。
一方、五感への刺激なら、例えば以下の様に。

・蜆汁作りて食みて片付けて

台所→食卓→台所という視点の流れの中で、作っている時の台所での香り(嗅覚)や蒸気の熱さ(触覚)→食卓での味覚→台所で後片付けする際の食器洗いの音(聴覚)や水の冷たさ(触覚)と、五感のうちの4つへ働きかける感じになります。

ただ、原句も好きです。

点数: 1

「手の甲に手の甲と書く春夜かな」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 手の甲に手の甲と書く春夜かな

拙句「紋黄蝶来て何度目の急停車」へのコメントありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/24792

あなたの意図と考察には理解を示しますし、感謝を申し上げます。

ただ1点。「紋黄蝶轢かぬやう」。
私は、短縮できるとしてもこれはやりたくありません。

と申しますのは、地面に止まっている紋黄蝶に車輪を当てて押しのけるのをしない様にするのであれば「轢かぬやう」で全く問題ありませんが、それですと「舞っている紋黄蝶の描写」にならないからです。
四輪車の前面のガラスに当たるのを防ぐ為に急ブレーキ掛けたのですから、同じ10音であれば「紋黄蝶撥ねぬやう」(弾き飛ばさない様に)と書きたいと私は思います。

点数: 1

「手の甲に手の甲と書く春夜かな」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 手の甲に手の甲と書く春夜かな

何度も失礼致します。

げばげばさんは、よく「因果」という言葉をお使いです。
「原因と結果の関係」を意味する単語。使う事自体に問題があるとは申しません。
ですが、句歴が短い人間に「因果」を使うのであれば、単語と単語の因果関係(フレーズAが理由、フレーズBが結果)を相手にちゃんと伝えないと、相手に伝わらないのではないかと思います。

お相手のレベルをご覧になって判断なさっておいでかとは思いますが、初級者レベルのお相手なら、「因果」という単語だけでは通じないと私は思います。

俳句自体は説明を嫌う」。存じておりますとも。詩なのですから。
ですが、解説は論理的に行わないと、相手に正確に伝わりません。

相手のレベルによって、分かり易い表現を用いて「こうだからこうなっておりますよ」と解説なさる。
これは必要であると私は思う訳です。あなたは大先輩なのですから。
そこはご理解

点数: 1

「花散るや鳥の羽ばたく川の上」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 花散るや鳥の羽ばたく川の上

こんにちは。貴句、拝読しました。
キレイな光景ですよね。

私からは2点。
中七に「鳥の羽ばたく」、下五の頭に「川」がありますので、「の上」と書かなくても殆どの読者は「川の中(水中)を鳥が羽ばたいている」とは読みません(鳥が具体的に「カイツブリ」等と書かれてあれば別です)ので、「の上」の代わりに何等かの描写なさるとなお良いと私は思います。

又、「鳥は飛んだり羽ばたくものでしょう? 羽ばたかない鳥がいるなら持ってきてください」と反論されるかもしれませんので、「飛び去る」等と表現をお代えになるのも一案です。

添削例は他の方がお挙げになると思います。

点数: 1

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